意匠ウォッチ

発行日2025-01-09
公報種別意匠公報(S)
登録番号1788500
登録日2024-12-24
意匠に係る物品足場用仮設開閉安全バー
意匠分類L1-13(仮設工事用品)
出願番号2024014527
出願日2024-07-16
意匠権者株式会社国元商会,日建リース工業株式会社,大隅機設株式会社
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本案意匠に係る足場用仮設開閉安全バーは、建設現場に仮設される作業足場の作業者出入り用開口部に、扉体に代えて仮設されるものであって、使用状態を示す参考正面図及び参考拡大平面図に示すように、外側角パイプ材1aと内側角パイプ材1bとから成る伸縮自在な安全バー本体1には、外側角パイプ材1aに対して内側角パイプ材1bを出し入れして長さ調整を行った後に内側角パイプ材1bを外側角パイプ材1aに固定する固定用ボルト1cが設けられ、外側角パイプ材1aの基端部を水平揺動自在に支持する上下縦向きの支持用パイプ材2には、取付け用のパイプクランプ3が装備され、内側角パイプ材1bの先端には当て板4が取り付けられている。建設現場に仮設される作業足場は、使用状態を示す参考正面図に示すように、作業者通路の左右両側(又は外側のみ)に立設される壁相当枠組み構造体5と、その内側の作業者通路の床面部6によって構築されるものであって、壁相当枠組み構造体5は、一定間隔おきに立設された垂直鋼管7と、隣り合う垂直鋼管7どうしを連結する水平鋼管8の組合せによって構築されるが、必要に応じてネットや布体などの保護シート材が張設される。この壁相当枠組み構造体5には、作業者通路の床面部6上に対する作業者の出入り用開口部9が、2本の垂直鋼管7a,7b間に確保される。上記構成の足場用仮設開閉安全バーは、安全バー本体1の架設高さに応じて、パイプクランプ3を出入り用開口部9の両側の垂直鋼管7a,7bの内の何れか一方、例えば外側から見て右側の垂直鋼管7aに把持締結し、安全バー本体1の全長を、先端の当て板4を左側の垂直鋼管7bの内側に隣接させることができる長さに調整して固定用ボルト1cで固定する。勿論、上記とは逆に左側の垂直鋼管7bにパイプクランプ3により支持用パイプ材2を取り付けて、安全バー本体1を内側左方向に押し開くように使用することもできる。上記のように取り付けられた足場用仮設開閉安全バーは、支持用パイプ材2を中心に水平に回転開閉運動が可能であるが、当該支持用パイプ材2内に内蔵された機構によって、安全バー本体1の先端の当て板4が垂直鋼管7bの内側に隣接する閉動限位置に安全バー本体1が自動復帰するように構成されている。従って、作業者が壁相当枠組み構造体5の外側に仮設された梯子などを利用して出入り用開口部9の前まで登った状態で、手や身体を利用して安全バー本体1を押し込むように操作すれば、当該安全バー本体1が作業足場内に向かって開動するので、出入り用開口部9を通じて作業者は作業足場内の作業者通路の床面部6上に入り込むことができる。この後、作業者が安全バー本体1を解放することによって当該安全バー本体1が自動的に閉動して、安全バー本体1が外側には開かない閉動限位置に復帰して出入り用開口部9を閉じることになる。
意匠の説明

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