意匠ウォッチ

発行日2024-07-05
公報種別意匠公報(S)
登録番号1774700
登録日2024-06-26
意匠に係る物品クランプ金具
意匠分類L1-53(仮設工事用品)
出願番号2023023927
出願日2023-11-20
意匠権者個人
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、単管、杭等を把持するクランプ金具である。「ボルトが螺入される前の状態を示す参考斜視図(1)」及び「ボルトが螺入される前の状態を示す参考斜視図(2)」に示すように、本物品は、クランプ筒本体、締付ナット、締付ブロック、及び締付ボルトを備える。クランプ筒本体は、金属板を円筒状にして形成される。クランプ筒本体は、円周方向の一方の周端面と他方の周端面との間に間隔を隔てて形成される。各周端面側には、位置決め穴が形成される。締付ナットは、六角ナットである。締付ブロックは、金属で六角柱に形成される。締付ブロックは、締付ナットと同一の六角形に形成される一対のブロック端面、及び一対のブロック端面の間に締付ナットと同一の六角形を形成して配置される複数のブロック外側面を有する。締付ブロックは、一方のブロック端面に開口して、一方のブロック端面から穴深さを有して他方のブロック端面側に向けて段々に縮径される円錐台形穴を有する。円錐台形穴は、締付ブロックの中心線に対して30度の角度を有する。締付ブロックは、円錐台形穴に連続するネジ挿通穴を有する。締付ナット及び締付ブロックは、各周端面に形成された位置決め穴に挿入され、固定される。締付ボルトは、頭部、円錐台形部、及びネジ軸を有する。円錐台形部は、一方の頭部端面から円錐台形穴の穴深さより大きい錐高さを有して他方の頭部端面に向けて段々に拡径されて形成される。円錐台形部は、締付ボルトの中心線に対して30度の角度を有する。締付ボルトは、ネジ軸を締付ブロックの円錐台形穴、ネジ挿通穴の順に挿入して、締付ナットのネジ穴に螺着される。本物品は、例えば単管に装着され、単管を把持する。本物品は、クランプ筒本体に単管を取り付けて締付ボルトを一方向に回転させ、ネジ軸を締付ナットのネジ穴に螺入する。本物品は、締付ナットのネジ穴にネジ軸を螺入することに伴い、締付ボルトの円錐台形部を締付ブロックの円錐台形穴に挿入して、円錐台形部の円錐側面を円錐台形穴の円錐穴側面の全面に押し付ける。本物品は、締付ボルトを一方向に回転することで、クランプ筒本体のクランプ穴が縮径して、単管を締め付けて把持する。本物品において、締付ボルトは、円錐台形部の円錐台形穴への押付けによる押付け力によって、締付ブロックに固定され、他方向に回転して緩むことを抑制できる。また本物品は、例えば地中に打ち込まれた杭に装着され、杭を把持する。本物品は、地中から突出する杭をクランプ筒本体内に貫通して、杭に取り付けられる。本物品は、クランプ筒本体に杭を取り付けると、締付ボルトを一方向に回転させ、ネジ軸を締付ナットのネジ穴に螺入する。本物品は、締付ナットのネジ穴にネジ軸を螺入することに伴い、締付ボルトの円錐台形部を締付ブロックの円錐台形穴に挿入して、円錐台形部の円錐側面を円錐台形穴の円錐穴側面の全面に押し付ける。本物品は、締付ボルトを一方向に回転することで、クランプ筒本体のクランプ穴が縮径して、杭を締め付けて把持する。本物品において、締付ボルトは、円錐台形部の円錐台形穴への押付けによる押付け力によって、締付ブロックに固定され、他方向に回転して緩むことを抑制できる。
意匠の説明

関連意匠