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公開番号
2025121046
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016214
出願日
2024-02-06
発明の名称
電子機器、その制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250812BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 VR空間やAR空間において、ユーザの行動に合わせた形態によって情報を表示することで、ユーザが情報を認識しやすく、読みやすくすることを課題とする。
【解決手段】 本発明の電子機器は、現実空間の映像に仮想のテキストオブジェクトを重ねて画面に表示するよう制御する表示制御部と、前記現実空間におけるユーザの位置を検出する第1検出手段と、前記画面を見る前記ユーザの視線を検出する第2検出手段とを有し、前記表示制御手段は、第1の条件を満たす場合は、第1のフォントで前記テキストオブジェクトを表示するように制御し、前記第1の条件を満たさない場合は、前記第1のフォントとは異なる第2のフォントで前記テキストオブジェクトを表示するよう制御する、ことを特徴とする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
現実空間の映像に仮想のテキストオブジェクトを重ねて画面に表示するよう制御する表示制御手段と、
前記現実空間におけるユーザの位置を検出する第1検出手段と、
前記画面を見る前記ユーザの視線を検出する第2検出手段とを有し、
前記表示制御手段は、前記映像に重ねて表示される前記テキストオブジェクトの位置が前記第1検出手段により検出される前記ユーザの位置に対して相対的に変化しておらず、かつ、前記第2検出手段により検出された前記ユーザの視線の位置が前記テキストオブジェクトの位置である、第1の条件を満たす場合は、第1のフォントで前記テキストオブジェクトを表示するように制御し、前記第1の条件を満たさない場合は、前記第1のフォントとは異なる第2のフォントで前記テキストオブジェクトを表示するよう制御する、
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記表示制御手段は、前記映像に重ねて表示されるテキストオブジェクトの位置が前記第1検出手段により検出される前記ユーザの位置に対して相対的に変化しておらず、かつ、前記第2検出手段により検出された前記ユーザの視線の位置が前記テキストオブジェクトの位置ではない、または、前記映像に重ねて表示されるテキストオブジェクトの位置が前記第1検出手段により検出される前記ユーザの位置に対して相対的に変化している、第2の条件を満たす場合は、前記第2のフォントで前記テキストオブジェクトを表示するよう制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記テキストオブジェクトが前記ユーザの位置の移動に追従して前記映像に重ねて表示される場合または、前記テキストオブジェクトの表示される位置が固定であり、かつ、前記ユーザの位置が移動しない場合に、前記映像に重ねて表示されるテキストオブジェクトの位置が前記第1検出手段により検出される前記ユーザの位置に対して相対的に変化していない、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記テキストオブジェクトが前記映像に重ねて表示される位置および前記ユーザの位置のうちいずれか一方が移動する場合、前記映像に重ねて表示される前記テキストオブジェクトの位置が前記第1検出手段により検出される前記ユーザの位置に対して相対的に変化する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記映像に重ねて表示される前記テキストオブジェクトの位置が前記第1検出手段により検出される前記ユーザの位置に対して相対的に変化しているか否かを判定する判定手段、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示制御手段は、
前記第1のフォントはゴシック体又はサンセリフ体であり、
前記第2のフォントは、明朝体又はセリフ体である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記第1の条件を満たす場合と前記第1の条件を満たさない場合とで変更があるとき、前記テキストオブジェクトを前記第1のフォントと前記第2のフォントとで表示する間に、前記第1のフォントおよび前記第2のフォントとは異なる第3のフォントで表示するよう制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記第1のフォント、前記第2のフォント、及び前記第3のフォントは、バリアブルフォントである、
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
現実空間の映像に仮想のテキストオブジェクトを重ねて画面に表示するように制御する表示制御ステップと、
前記現実空間におけるユーザの位置を検出する第1検出ステップと、
前記画面を見る前記ユーザの視線を検出する第2検出ステップとを有し、
前記表示制御ステップは、前記映像に重ねて表示される前記テキストオブジェクトの位置が前記第1検出ステップにより検出される前記ユーザの位置に対して相対的に変化しておらず、かつ、前記第2検出ステップにより検出された前記ユーザの視線の位置が前記テキストオブジェクトの位置である、第1の条件を満たす場合は、第1のフォントで前記テキストオブジェクトを表示するように制御し、前記第1の条件を満たさない場合は、前記第1のフォントとは異なる第2のフォントで前記テキストオブジェクトを表示するように制御する、
ことを特徴とする電子機器の制御方法。
【請求項10】
コンピュータに請求項9に記載の電子機器の制御方法を実行させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
仮想現実(Virtual Reality、VR)や拡張現実(Augumented Reality、AR)は、現実と仮想の世界を融合して疑似体験を提供する技術である。近年、VRやARに関する技術は、ゲームやエンターテイメントに限らず、教育や医療などの様々な分野で活用されるようになってきている。
【0003】
そのため、VR空間やAR空間では、ユーザに様々な情報を提供する必要がある。その情報提供の一つの方法として、情報をテキストオブジェクトという形で表示することが挙げられる。特許文献1には、VRやARなどのボリュメトリック空間において、複数のユーザが存在する場合に、各ユーザに見えるような位置に、ユーザに合わせて適切に翻訳されたメッセージが表示されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2021/0074070号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の特許文献1では、ボリュメトリック空間において、表示されたメッセージをユーザが立ち止まって見ることしか想定していない。例えば、ボリュメトリック空間内では、表示されたメッセージをユーザが移動しながら見ることも考えられる。そのような場合に、ユーザが立ち止まって見ることを想定して表示されるメッセージでは、ユーザにとって認識しにくかったり、読みにくかったりする可能性がある。
【0006】
そこで、本発明の電子機器は、VR空間やAR空間において、ユーザの行動に合わせた形態によって情報を表示することで、ユーザが情報を認識しやすく、読みやすくなるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、現実空間の映像に仮想のテキストオブジェクトを重ねて画面に表示するよう制御する表示制御手段と、前記現実空間におけるユーザの位置を検出する第1検出手段と、前記画面を見る前記ユーザの視線を検出する第2検出手段とを有し、前記表示制御手段は、前記映像に重ねて表示される前記テキストオブジェクトの位置が前記第1検出手段により検出される前記ユーザの位置に対して相対的に変化しておらず、かつ、前記第2検出手段により検出された前記ユーザの視線の位置が前記テキストオブジェクトの位置である、第1の条件を満たす場合は、第1のフォントで前記テキストオブジェクトを表示するように制御し、前記第1の条件を満たさない場合は、前記第1のフォントとは異なる第2のフォントで前記テキストオブジェクトを表示するよう制御する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、VR空間やAR空間において、ユーザの行動に合わせた形態によって情報を表示することで、ユーザが情報を認識しやすく、読みやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る表示制御装置100の外観図である。
本実施形態に係る表示制御装置100の一例としてのスマートフォン200の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るスマートフォン200を装着可能なVRゴーグルの外観図である。
本実施形態に係るスマートフォン200と通信可能なコントローラ240及び250の外観図である。
本実施形態に係る、スマートフォン200が、現実空間においてユーザの行動に合わせて仮想の情報(オブジェクト)を表示する処理を説明するためのフローチャートである。
本実施形態に係るスマートフォン200のVR空間アプリケーションの画面例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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