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公開番号
2025119150
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024013856
出願日
2024-02-01
発明の名称
運航管理装置、運航管理システム、運航管理方法及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G01C
21/34 20060101AFI20250806BHJP(測定;試験)
要約
【課題】エネルギー補給設備の設置場所に縛られずに移動体を長距離運航させることができる運航管理装置、運航管理システム、運航管理方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】本開示の運航管理装置の受付手段は、移動体の目的地までの移動予定経路の情報を受け付ける。判断手段は、移動予定経路の途中で移動体にエネルギー補給が必要か否かを判断する。計画作成手段は、エネルギー補給が必要であると判断された場合、移動予定経路に沿ったエリアにエネルギー補給エリアを設定し、移動体がエネルギー補給エリアを介して目的地まで移動するための移動体の移動計画を作成する。また、計画作成手段は、移動体がエネルギー補給エリアに到着する前にエネルギー補給設備をエネルギー補給エリアに準備するためのエネルギー補給準備計画を作成する。出力手段は、移動体の移動計画とエネルギー補給準備計画とを出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体の目的地までの移動予定経路の情報を受け付ける受付手段と、
前記移動予定経路の途中で前記移動体に対するエネルギー補給が必要か否かを判断する判断手段と、
エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動予定経路に沿ったエリアにエネルギー補給エリアを設定し、前記移動体が前記エネルギー補給エリアを介して前記目的地まで移動するための前記移動体の移動計画を作成すると共に、前記移動体が前記エネルギー補給エリアに到着する前に前記移動体にエネルギーを補給するためのエネルギー補給設備を前記エネルギー補給エリアに準備するためのエネルギー補給準備計画を作成する計画作成手段と、
前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを出力する出力手段と、を備える
運航管理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
エネルギー補給準備計画は、
前記移動体が前記エネルギー補給エリアに到着する前に、前記エネルギー補給設備を有する補給用移動体が前記エネルギー補給エリアに移動するための前記補給用移動体の移動計画を含む
請求項1に記載の運航管理装置。
【請求項3】
前記受付手段は、
前記移動体の移動距離性能情報を受け付け、
前記計画作成手段は、
前記エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動予定経路に沿った前記移動体のエネルギー残量の推移を推定し、前記移動体のエネルギー残量の推移の推定結果に基づいて、前記エネルギー補給エリアを設定し、前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを作成する
請求項1に記載の運航管理装置。
【請求項4】
前記設定されるエネルギー補給エリアは、
前記移動体のエネルギー残量が所定値未満になる地点の前のエリアかつ前記移動予定経路に沿ったエリアである
請求項3に記載の運航管理装置。
【請求項5】
前記移動体の移動後に移動距離性能実績とエネルギー使用量とを移動距離性能実績情報として記憶する記憶手段をさらに備え、
前記計画作成手段は、
前記エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動距離性能実績情報に基づいて、前記移動体のエネルギー蓄積容量の劣化度合いを推定し、前記移動体のエネルギー残量の推移の推定結果と前記移動体のエネルギー蓄積容量の劣化度合いの推定結果に基づいて、前記エネルギー補給エリアを設定し、前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを作成する
請求項3に記載の運航管理装置。
【請求項6】
前記移動体の前記移動予定経路上の気象情報を取得する気象情報取得手段をさらに備え、
前記計画作成手段は、
前記エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記気象情報に基づいて、前記エネルギー補給エリアを設定する
請求項1に記載の運航管理装置。
【請求項7】
前記計画作成手段は、
前記エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記エネルギー補給設備が前記移動体にエネルギーを補給するための前記移動体へのエネルギー補給計画をさらに作成し、
前記移動体へのエネルギー補給計画は、
前記移動体に補給されるエネルギーの量が、前記移動体が前記目的地に到着したときのエネルギー残量が第1閾値以上かつ第2閾値未満となる量に設定されることを含む
請求項1に記載の運航管理装置。
【請求項8】
移動体の目的地までの移動予定経路の情報を受け付ける受付手段と、
前記移動予定経路の途中で前記移動体に対するエネルギー補給が必要か否かを判断する判断手段と、
エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動予定経路に沿ったエリアにエネルギー補給エリアを設定し、前記移動体が前記エネルギー補給エリアを介して前記目的地まで移動するための前記移動体の移動計画を作成すると共に、前記移動体が前記エネルギー補給エリアに到着する前に前記移動体にエネルギーを補給するためのエネルギー補給設備を前記エネルギー補給エリアに準備するためのエネルギー補給準備計画を作成する計画作成手段と、
前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを出力する出力手段と、を備える
運航管理システム。
【請求項9】
コンピュータが、
移動体の目的地までの移動予定経路の情報を受け付け、
前記移動予定経路の途中で前記移動体に対するエネルギー補給が必要か否かを判断し、
エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動予定経路に沿ったエリアにエネルギー補給エリアを設定し、前記移動体が前記エネルギー補給エリアを介して前記目的地まで移動するための前記移動体の移動計画を作成すると共に、前記移動体が前記エネルギー補給エリアに到着する前に前記移動体にエネルギーを補給するためのエネルギー補給設備を前記エネルギー補給エリアに準備するためのエネルギー補給準備計画を作成し、
前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを出力する
運航管理方法。
【請求項10】
移動体の目的地までの移動予定経路の情報を受け付け、
前記移動予定経路の途中で前記移動体に対するエネルギー補給が必要か否かを判断し、
エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動予定経路に沿ったエリアにエネルギー補給エリアを設定し、前記移動体が前記エネルギー補給エリアを介して前記目的地まで移動するための前記移動体の移動計画を作成すると共に、前記移動体が前記エネルギー補給エリアに到着する前に前記移動体にエネルギーを補給するためのエネルギー補給設備を前記エネルギー補給エリアに準備するためのエネルギー補給準備計画を作成し、
前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを出力する処理をコンピュータに実行させる
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運航管理装置、運航管理システム、運航管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
目的地が離島や山奥等にあり、移動経路周辺に給電設備がない場合、移動体(例:ドローン)にエネルギー残量(例:バッテリ容量)以上の長距離運航をさせることができない。
【0003】
特許文献1では、移動体に給電するための既設の給電設備(例:ドローンポート)を経由する移動体の飛行経路を作成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/135271号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に係る技術では、給電設備の設置場所が移動体の移動経路に沿った場所にない場合、給電設備を利用する際に移動体が移動経路から外れた経路を運航しなければならない。そのため、特許文献1では、給電装置(つまり、エネルギー補給設備)の設置場所に縛られずに、移動体を長距離運航させることができないという課題があった。
【0006】
本開示は、そのような課題を鑑みることによって、エネルギー補給設備の設置場所に縛られずに移動体を長距離運航させることができる運航管理装置、運航管理システム、運航管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の運航管理装置は、
移動体の目的地までの移動予定経路の情報を受け付ける受付手段と、
前記移動予定経路の途中で前記移動体に対するエネルギー補給が必要か否かを判断する判断手段と、
エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動予定経路に沿ったエリアにエネルギー補給エリアを設定し、前記移動体が前記エネルギー補給エリアを介して前記目的地まで移動するための前記移動体の移動計画を作成すると共に、前記移動体が前記エネルギー補給エリアに到着する前に前記移動体にエネルギーを補給するためのエネルギー補給設備を前記エネルギー補給エリアに準備するためのエネルギー補給準備計画を作成する計画作成手段と、
前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを出力する出力手段と、を備える。
【0008】
本開示の運航管理システムは、
移動体の目的地までの移動予定経路の情報を受け付ける受付手段と、
前記移動予定経路の途中で前記移動体に対するエネルギー補給が必要か否かを判断する判断手段と、
エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動予定経路に沿ったエリアにエネルギー補給エリアを設定し、前記移動体が前記エネルギー補給エリアを介して前記目的地まで移動するための前記移動体の移動計画を作成すると共に、前記移動体が前記エネルギー補給エリアに到着する前に前記移動体にエネルギーを補給するためのエネルギー補給設備を前記エネルギー補給エリアに準備するためのエネルギー補給準備計画を作成する計画作成手段と、
前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを出力する出力手段と、を備える。
【0009】
本開示の運航管理方法は、
コンピュータが、
移動体の目的地までの移動予定経路の情報を受け付け、
前記移動予定経路の途中で前記移動体に対するエネルギー補給が必要か否かを判断し、
エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動予定経路に沿ったエリアにエネルギー補給エリアを設定し、前記移動体が前記エネルギー補給エリアを介して前記目的地まで移動するための前記移動体の移動計画を作成すると共に、前記移動体が前記エネルギー補給エリアに到着する前に前記移動体にエネルギーを補給するためのエネルギー補給設備を前記エネルギー補給エリアに準備するためのエネルギー補給準備計画を作成し、
前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを出力する。
【0010】
本開示のプログラムは、
移動体の目的地までの移動予定経路の情報を受け付け、
前記移動予定経路の途中で前記移動体に対するエネルギー補給が必要か否かを判断し、
エネルギー補給が必要であると判断された場合、前記移動予定経路に沿ったエリアにエネルギー補給エリアを設定し、前記移動体が前記エネルギー補給エリアを介して前記目的地まで移動するための前記移動体の移動計画を作成すると共に、前記移動体が前記エネルギー補給エリアに到着する前に前記移動体にエネルギーを補給するためのエネルギー補給設備を前記エネルギー補給エリアに準備するためのエネルギー補給準備計画を作成し、
前記移動体の移動計画と前記エネルギー補給準備計画とを出力する処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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