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公開番号
2025112601
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006925
出願日
2024-01-19
発明の名称
回路遮断器
出願人
富士電機機器制御株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01H
73/06 20060101AFI20250725BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】回路遮断器において、アークガスの適切な排出を実現すると共に、閉塞防護片の消耗を抑制する。
【解決手段】回路遮断器11は、遮蔽板24と、閉塞防護片25と、樹脂部材26と、を備えている。遮蔽板24は、アークガスの排出口36が形成されている。閉塞防護片25は、一方側で排出口36を閉塞し、他方側で固定接触子21を覆っている。樹脂部材26は、閉塞防護片25の他方側に取り付けられて閉塞防護片25を覆っている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
アークガスの排出口が形成された遮蔽板と、
一方側で前記排出口を閉塞し、他方側で固定接触子を覆う閉塞防護片と、
前記閉塞防護片の他方側に取り付けられて前記閉塞防護片を覆う樹脂部材と、を備えることを特徴とする回路遮断器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記樹脂部材は、互いに対向する一対のスライド溝が形成され、一対の前記スライド溝を前記閉塞防護片に差し込むことで取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項3】
前記スライド溝は、前記閉塞防護片に圧入されることを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
【請求項4】
前記閉塞防護片には、前記樹脂部材との合わせ面に、凸部及び凹部の一方が形成され、
前記樹脂部材には、前記閉塞防護片との合わせ面に、前記凸部及び前記凹部の一方に嵌まり合う他方が形成され、
前記凸部は、
差し込み方向の手前に向かうほど高くなる傾斜面と、
差し込み方向の手前を向いた端面と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
【請求項5】
前記閉塞防護片には、対向する二辺に、凸部及び凹部の一方が形成され、
前記樹脂部材には、一対の前記スライド溝に、前記凸部及び前記凹部の一方に嵌まり合う他方が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
【請求項6】
前記凸部は、差し込み方向の手前を向いた端面を備え、
前記凹部は、差し込み方向の手前を向いた端面を備えることを特徴とする請求項5に記載の回路遮断器。
【請求項7】
前記閉塞防護片には、前記樹脂部材との合わせ面に、切り込み付きの貫通穴が形成され、
前記樹脂部材には、前記閉塞防護片との合わせ面に、前記貫通穴に嵌まり合うフランジ付きの凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項8】
前記閉塞防護片には、前記樹脂部材との合わせ面に、貫通穴が形成され、
前記樹脂部材には、前記閉塞防護片との合わせ面に、前記貫通穴に嵌まり合う凸部が形成され、
前記閉塞防護片及び前記樹脂部材は、前記貫通穴に嵌め合わせた前記凸部を熱かしめすることで取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項9】
前記閉塞防護片は、前記排出口を閉塞する閉塞部が、アークガスを受けたときに、外方に向かって撓む又は屈曲することで、前記排出口を開放することを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項10】
前記閉塞防護片には、前記閉塞部を屈曲しやすくする切り込みが形成されていることを特徴とする請求項9に記載の回路遮断器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回路遮断器に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示すように、回路遮断器の消弧室には、アークガスの排出口が形成された遮蔽板が設けられている。遮蔽板には、リード弁のように通常時は排出口を閉塞し、アークガスの発生時は排出口を開放する閉塞片が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-185783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
閉塞片を下方に延長させて、消弧室内の固定接触子を覆うことで、固定接触子をアークから保護する閉塞防護片とするものもある。しかしながら、閉塞防護片は、アークガスを受けたときに撓むか屈曲して排出口を開放するという構造ゆえに、厚さを制限しなければならず、熱容量が不足してアークで消耗する可能性があった。
本発明の目的は、回路遮断器において、アークガスの適切な排出を実現すると共に、閉塞防護片の消耗を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る回路遮断器は、遮蔽板と、閉塞防護片と、樹脂部材と、を備えている。遮蔽板は、アークガスの排出口が形成されている。閉塞防護片は、一方側で排出口を閉塞し、他方側で固定接触子を覆っている。樹脂部材は、閉塞防護片の他方側に取り付けられて閉塞防護片を覆っている。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、閉塞防護片の他方側を樹脂部材で覆っているため、閉塞防護片の厚さを制限して、アークガスの適切な排出を実現すると共に、アークによる閉塞防護片の消耗を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
回路遮断器を示す図である。
回路遮断器の断面を示す図である。
固定接触子を示す図である。
遮蔽板を示す図である。
閉塞防護片を示す図である。
樹脂部材を示す図である。
樹脂部材が装着された閉塞防護片を示す図である。
閉塞防護片の設置状況を示す図である。
屈曲した閉塞防護片を示す図である。
比較例を示す図である。
閉塞防護片を示す図である。
樹脂部材を示す図である。
樹脂部材が装着された閉塞防護片を示す図である。
閉塞防護片を示す図である。
樹脂部材を示す図である。
樹脂部材が装着された閉塞防護片を示す図である。
閉塞防護片を示す図である。
樹脂部材を示す図である。
樹脂部材が装着された閉塞防護片を示す図である。
閉塞防護片を示す図である。
熱かしめを行なう前の樹脂部材を示す図である。
熱かしめを行なった後の樹脂部材を示す図である。
樹脂部材が装着された閉塞防護片を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
《第一実施形態》
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、便宜的に、縦方向、幅方向、及び奥行方向とする。
図1は、回路遮断器11を示す図である。
ここでは、回路遮断器11を、縦方向の一方、幅方向の一方、及び奥行方向の手前から見た状態を示している。回路遮断器11は、ノーヒューズブレーカとも呼ばれ、過負荷や短絡によって異常な過電流を検出したときに、自動的に回路を遮断して過電流による損傷から保護するものである。縦方向のうち、一方が電源側となり、他方が負荷側となる。回路遮断器11は、樹脂製の筐体として、ケース12と、ミドルカバー13と、を備えている。
【0010】
図2は、回路遮断器11の断面を示す図である。
ここでは、回路遮断器11の電源側において、幅方向に並んだ三極のうち、幅方向の一方に位置した第一極の中心を通り、縦方向及び奥行方向に沿った断面を、幅方向の一方から見た状態を示している。回路遮断器11は、固定接触子21と、可動接触子22と、消弧装置23と、遮蔽板24と、閉塞防護片25と、樹脂部材26と、を備えている。
固定接触子21は、帯状の導電体であり、縦方向の外側となる端部にアルミ端子板を介して電路が接続され、縦方向の内側となる端部で奥行方向の手前を向いた面に、固定接点31が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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