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公開番号
2025108476
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2025061274,2023570264
出願日
2025-04-02,2022-09-28
発明の名称
パウチフィルム積層体及び二次電池
出願人
エルジー エナジー ソリューション リミテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
50/131 20210101AFI20250715BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】パウチのシール強度(Seal Strength)を向上させるパウチフィルム積層体及びそれを成形して製造された二次電池に関する。
【解決手段】本発明によるパウチフィルム積層体は、基材層、ガスバリア層及びシーラント層が順次積層されたものであって、シーラント層は、ガスバリア層に隣接して配置される第1シーラント層、及び第1シーラント層上に積層される第2シーラント層を含み、下記式1によるΔYは、66%~120%である。
[数1]
ΔY={(第2シーラント層の降伏強度-第1シーラント層の降伏強度)/第1シーラント層の降伏強度}×100
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材層、ガスバリア層及びシーラント層が順次積層されたパウチフィルム積層体において、
前記シーラント層は、
前記ガスバリア層に隣接して配置される第1シーラント層;及び
前記第1シーラント層上に積層される第2シーラント層
を含み、
前記第1シーラント層の降伏強度は、前記第2シーラント層の降伏強度より小さく、
前記第1シーラント層の降伏強度と前記第2シーラント層の降伏強度の差は、8N/15mm以下である、パウチフィルム積層体。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記第1シーラント層の降伏強度は、7N/15mm~15N/15mmである、請求項1に記載のパウチフィルム積層体。
【請求項3】
前記第2シーラント層の降伏強度は、10N/15mm~30N/15mmである、請求項1に記載のパウチフィルム積層体。
【請求項4】
前記第1シーラント層と前記第2シーラント層の厚さの比は、1:0.3~1:3である、請求項1に記載のパウチフィルム積層体。
【請求項5】
前記第1シーラント層の厚さは、10μm~60μmである、請求項1に記載のパウチフィルム積層体。
【請求項6】
前記第2シーラント層の厚さは、20μm~70μmである、請求項1に記載のパウチフィルム積層体。
【請求項7】
前記第1シーラント層及び前記第2シーラント層は、ポリプロピレンを含む、請求項1に記載のパウチフィルム積層体。
【請求項8】
前記第1シーラント層及び/又は前記第2シーラント層は、炭素繊維(Carbon fiber)、ガラス繊維(Glass fiber)及びアラミド繊維(Aramid fiber)の少なくともいずれか1つをさらに含む、請求項7に記載のパウチフィルム積層体。
【請求項9】
前記ガスバリア層は、アルミニウムを含む、請求項1に記載のパウチフィルム積層体。
【請求項10】
前記ガスバリア層と前記第1シーラント層間の剥離強度は、23N/15mmを超える、請求項1に記載のパウチフィルム積層体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年10月1日付け韓国特許出願第10-2021-0131121号に基づく優先権の利益を主張し、当該韓国特許出願に開示された全ての内容が本明細書の一部として組み込まれる。
続きを表示(約 1,500 文字)
【0002】
本発明は、パウチフィルム積層体及びそれを成形して製造された二次電池に関し、より詳細には、パウチのシール強度(Seal Strength)を向上させるパウチフィルム積層体及びそれを成形して製造された二次電池に関する。
【背景技術】
【0003】
一般に、二次電池の種類には、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、リチウムイオンポリマー電池などがある。このような二次電池は、デジタルカメラ、P-DVD、MP3P、携帯電話、PDA、Portable Game Device、Power Tool、E-bikeなどの小型製品だけでなく、電気自動車やハイブリッド自動車などの高出力が要求される大型製品、並びに余剰発電電力や新再生可能エネルギーを貯蔵する電力貯蔵装置及びバックアップ用電力貯蔵装置にも適用されて用いられている。
【0004】
このような二次電池を製造するために、まず、電極活物質スラリーを正極集電体及び負極集電体に塗布して正極及び負極を製造し、それを分離膜(Separator)の両側に積層することにより、所定形状の電極組立体(Electrode Assembly)を形成する。そして、電池ケースに電極組立体を収納して電解質を注入した後にシールする。
【0005】
二次電池は、電極組立体を収容するケースの材質によって、パウチ型(Pouch Type)や缶型(Can Type)などに分類される。パウチ型(Pouch Type)は、柔軟なポリマー材質で製造されたパウチに電極組立体を収容する。缶型(Can Type)は、金属やプラスチックなどの材質で製造されたケースに電極組立体を収容する。
【0006】
パウチ型二次電池のケースであるパウチは、柔軟性を有するパウチフィルム積層体にプレス加工を行ってカップ部を形成することにより製造される。カップ部が形成されると、カップ部の内側収容空間に電極組立体を収納してシール部をシールして二次電池を製造することができる。
【0007】
一般に、パウチフィルム積層体は、金属製のガスバリア層の一面にポリエチレンテレフタレートなどの高分子フィルムが積層され、他面にシーラント層が積層された複数の層に形成される。しかし、このような従来のパウチフィルム積層体の場合、パウチ型二次電池が苛酷な環境条件にさらされるとパウチのシール部が開封(vent)されることがある。これにより、パウチの内部に収容された電極組立体に汚染や機能障害が生じるという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、シーラント層の降伏強度(Yield strength)を最適化してパウチのシール強度が改善されたパウチフィルム積層体を提供する。
【0009】
本発明の課題は上記で言及されている課題に限定されるものではなく、言及されていない他の課題は以下の記載から当業者に明確に理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態によるパウチフィルム積層体は、基材層、ガスバリア層及びシーラント層が順次積層され、前記シーラント層は、前記ガスバリア層に隣接して配置される第1シーラント層、及び前記第1シーラント層上に積層される第2シーラント層を含み、下記式1によるΔYは、66%~120%である。
(【0011】以降は省略されています)
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