TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025107129
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024088563
出願日2024-05-31
発明の名称二次電池モジュール
出願人三星エスディアイ株式会社,SAMSUNG SDI Co., LTD.
代理人個人,個人
主分類H01M 50/204 20210101AFI20250710BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示は、二次電池モジュールに関し、解決しようとする技術的課題は、外部からの水分流入などを遮断させることで、二次電池セルの腐食を防止できる二次電池モジュールを提供することである。
【解決手段】本発明の一実施例に係る二次電池モジュールにおいて、複数の円筒型セルと、複数の円筒型セルを支持するセルホルダーと、複数の円筒型セル及びセルホルダーを収容し、一面が開放された第1のケースと、を含み、複数の円筒型セル及びセルホルダーを封止するように、複数の円筒型セルの上面及びセルホルダーの少なくとも一部の表面にポッティング(potting)部材が塗布される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
二次電池モジュールにおいて、
複数の円筒型セルと、
前記複数の円筒型セルを支持するセルホルダーと、
前記複数の円筒型セル及び前記セルホルダーを収容し、一面が開放された第1のケースと、
を含み、
前記複数の円筒型セル及び前記セルホルダーを封止するように、前記複数の円筒型セルの上面及び前記セルホルダーの少なくとも一部の表面にポッティング部材が塗布される、二次電池モジュール。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記セルホルダーには、前記第1のケースに収容された前記複数の円筒型セルの上面の少なくとも一部が露出されるように複数の開口部が形成され、
前記ポッティング部材は、前記複数の開口部に塗布されることで、前記複数の円筒型セル及び前記セルホルダー間のギャップを封止する、請求項1に記載の二次電池モジュール。
【請求項3】
前記ポッティング部材は、前記第1のケース及び前記セルホルダー間のギャップを封止する、請求項1に記載の二次電池モジュール。
【請求項4】
前記ポッティング部材は、断熱材からなる、請求項1に記載の二次電池モジュール。
【請求項5】
前記複数の円筒型セルの上面は、前記第1のケースの側面の高さよりも低く位置する、請求項1に記載の二次電池モジュール。
【請求項6】
前記第1のケースの側面に第1の凹凸部が形成され、
前記第1のケースの側面と接触する前記セルホルダーの部分に第2の凹凸部が形成され、
前記第1のケース及び前記セルホルダーは、前記第1のケースの前記第1の凹凸部及び前記セルホルダーの前記第2の凹凸部により結合される、請求項1に記載の二次電池モジュール。
【請求項7】
前記第1の凹凸部は、第1の凹部及び前記第1の凹部から延設された第1の突出部を含み、
前記第2の凹凸部は、第2の凹部及び前記第2の凹部から延設された第2の突出部を含み、
前記第1の凹部及び前記第2の突出部が嵌合され、前記第1の突出部及び前記第2の凹部が嵌合される、請求項6に記載の二次電池モジュール。
【請求項8】
前記第1の突出部は、前記第1のケースの側面と平行に対向するように形成され、
前記第2の突出部は、前記第1の突出部と平行な方向に前記第1の凹部と嵌合される、請求項7に記載の二次電池モジュール。
【請求項9】
前記二次電池モジュールは、バッテリ管理システムをさらに含み、
前記バッテリ管理システム及び前記複数の円筒型セルは、ワイヤーボンディングにより連結される、請求項1に記載の二次電池モジュール。
【請求項10】
前記ワイヤーボンディングの少なくとも一部は、前記塗布されたポッティング部材の内部に位置する、請求項9に記載の二次電池モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、二次電池モジュールに関し、具体的には、複数の円筒型セル及びセルホルダーを封止するように、ポッティング(potting)部材が塗布される二次電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
二次電池は、充電が不可能な一次電池とは異なり、充電及び放電が可能な電池である。低容量の二次電池は、スマートフォン、フィーチャーフォン、ラップトップコンピュータ、デジタルカメラ及びキャムコーダのように携帯可能な小型電子機器に使用され、大容量の二次電池は、ハイブリッド自動車や電気自動車などのモータ駆動用電源及び電力貯蔵用電池などとして広く使用されている。こうした二次電池は、正極及び負極からなる電極組立体、これを収容するケース、及び電極組立体に連結される電極端子などを含む。
【0003】
二次電池を使用する際に、長期間使用、高温/高湿の環境露出、温度変化、結露現象などの要因により、二次電池セルに腐食を発生させる恐れがある。しかしながら、既存の二次電池モジュールの場合、外部ケースからの水分流入を完全に遮断させない構造となっていることにより、二次電池セルの腐食を防止し難いため、長期的な信頼性を低下させるという問題点がある。したがって、このような問題点を解決するための二次電池モジュールの設計が要求されている。
【0004】
このような発明の背景技術に開示される前述の情報は、本発明の背景に対する理解度を向上させるためのものだけであり、よって、従来技術を構成しない情報を含むこともできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
韓国特許出願公開第10-2010-0063165号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示は、前記問題点を解決するための複数の円筒型セルの上面及びセルホルダーの少なくとも一部の表面に、ポッティング部材が塗布される二次電池モジュールに関するものである。
【0007】
ただし、本発明が解決しようとする技術的課題は、前述した課題に制限されず、言及されないまた他の課題等は、以下に記載された発明の説明から当業者に明確に理解されるべきである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記技術的課題を解決するための本発明の一実施例に係る二次電池モジュールにおいて、複数の円筒型セルと、複数の円筒型セルを支持するセルホルダーと、複数の円筒型セル及びセルホルダーを収容し、一面が開放された第1のケースと、を含み、複数の円筒型セル及びセルホルダーを封止するように、複数の円筒型セルの上面及びセルホルダーの少なくとも一部の表面にポッティング(potting)部材が塗布される。
【0009】
前記技術的課題を解決するための本発明の一実施例に係る二次電池モジュールを含む二次電池パックが提供される。
【0010】
前記技術的課題を解決するための本発明の一実施例に係る二次電池モジュールを含む車両が提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

APB株式会社
二次電池
1か月前
日東精工株式会社
端子部品
1か月前
株式会社潤工社
同軸ケーブル
15日前
レナタ・アーゲー
電池
1か月前
株式会社ExH
電流開閉装置
17日前
個人
鉄心用材料とその製造方法
22日前
株式会社クオルテック
空気電池
29日前
エイブリック株式会社
半導体装置
17日前
個人
マルチバンドコイルアンテナ
2日前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
株式会社メルビル
ステージ
24日前
豊田鉄工株式会社
コイル部品
1か月前
三菱電機株式会社
漏電遮断器
1か月前
三洲電線株式会社
撚線
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
22日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
22日前
オムロン株式会社
電磁継電器
18日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
15日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
22日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
17日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
22日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
22日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
17日前
住友電装株式会社
端子台
16日前
日星電気株式会社
ケーブルアセンブリ
16日前
株式会社ダイヘン
変圧器
8日前
中国電力株式会社
移動用変圧器
1か月前
株式会社村田製作所
電池
1か月前
オムロン株式会社
スイッチ装置
15日前
株式会社高田製作所
電源切替器
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
2日前
株式会社GSユアサ
極板積層装置
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
22日前
住友電装株式会社
コネクタ
22日前
続きを見る