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公開番号
2025105559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2024228980
出願日
2024-12-25
発明の名称
積層型キャパシタ
出願人
サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
代理人
個人
,
個人
主分類
H01G
4/30 20060101AFI20250703BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電極連結性に優れ、かつ電気的特性に優れた積層型キャパシタを提供する。
【解決手段】本発明による積層型キャパシタは、誘電体層;内部電極;および前記誘電体層と前記内部電極との間に配置される酸化金属層を含むキャパシタボディと、前記キャパシタボディの外側に配置される外部電極と、を含み、前記内部電極は、化学式1で表される化合物を含む。化学式1の定義は明細書内に記載した通りである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
誘電体層;内部電極;および前記誘電体層と前記内部電極との間に配置される酸化金属層を含むキャパシタボディと、
前記キャパシタボディの外側に配置される外部電極と、を含み、
前記内部電極は、下記化学式1で表される化合物を含む、積層型キャパシタ:
[化学式1]
M
n+1
AX
n
前記化学式1中、
MはTi、Zr、Hf、Sc、Cr、V、Nb、Ta、Mo、Mn、またはこれらの組み合わせを含み、
AはAl、Ga、In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、Zn、Cd、P、As、S、Cu、Au、またはこれらの組み合わせを含み、
XはC、N、またはこれらの組み合わせを含み、
nは1~4の整数である。
続きを表示(約 3,100 文字)
【請求項2】
前記化学式1で表される化合物は、Ti
2
AlC、V
2
AlC、Cr
2
AlC、Nb
2
AlC、Ta
2
AlC、Zr
2
AlC、Ti
2
AlN、Ti
3
AlC
2
、V
3
AlC
2
、Ta
3
AlC
2
、Zr
3
AlC
2
、Ti
4
AlN
3
、V
4
AlC
3
、Nb
4
AlC
3
、Ta
4
AlC
3
、(Mo,V)
4
AlC
3
、Mo
4
VAlC
4
、Ti
3
SiC
2
、Ti
4
SiC
3
、Ti
2
CdC、Sc
2
InC、Sc
2
SnC、Ti
2
GaC、Ti
2
InC、Ti
2
TlC、V
2
GaC、Cr
2
GaC、Ti
2
GaN、Ti
2
InN、V
2
GaN、Cr
2
GaN、Ti
2
GeC、Ti
2
SnC、Ti
2
PbC、V
2
GeC、Cr
2
GeC、V
2
PC、V
2
【請求項3】
前記化学式1で表される化合物は、下記化学式1Aで表される化合物を含む、請求項1に記載の積層型キャパシタ:
[化学式1A]
M
n+1
A
l
X
n
前記化学式1A中、
MはTi、Zr、Cr、V、Nb、Ta、Mo、Hf、Sc、Mn、またはこれらの組み合わせを含み、
A
1
はAlまたはSiを含み、
XはC、N、またはこれらの組み合わせを含み、
nは1~4の整数である。
【請求項4】
前記化学式1Aで表される化合物は、Ti
2
AlC、V
2
AlC、Cr
2
AlC、Nb
2
AlC、Ta
2
AlC、Zr
2
AlC、Ti
2
AlN、Ti
3
AlC
2
、V
3
AlC
2
、Ta
3
AlC
2
、Zr
3
AlC
2
、Ti
4
AlN
3
、V
4
AlC
3
、Nb
4
AlC
3
、Ta
4
AlC
3
、(Mo,V)
4
AlC
3
、Mo
4
VAlC
4
、Ti
3
SiC
2
、Ti
4
SiC
3
、またはこれらの組み合わせを含む、請求項3に記載の積層型キャパシタ。
【請求項5】
前記化学式1で表される化合物は、下記化学式1Bで表される化合物を含む、請求項1に記載の積層型キャパシタ:
[化学式1B]
M
n+1
AlC
n
前記化学式1B中、
MはTi、Zr、Cr、V、Nb、Ta、Mo、Hf、Sc、Mn、またはこれらの組み合わせを含み、
nは1~4の整数である。
【請求項6】
前記化学式1Bで表される化合物は、Ti
2
AlC、V
2
AlC、Cr
2
AlC、Nb
2
AlC、Ta
2
AlC、Zr
2
AlC、またはこれらの組み合わせを含む、請求項5に記載の積層型キャパシタ。
【請求項7】
前記内部電極は導電性金属をさらに含み、
前記導電性金属はNi、Mg、Al、Zr、Bi、Ru、Ir、Cu、Co、Zn、Ag、Pd、Au、Co、Mn、Cr、Pt、Sn、W、Ti、Pb、これらの合金、またはこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の積層型キャパシタ。
【請求項8】
前記酸化金属層は、Ni酸化物、Mg酸化物、Al酸化物、Zr酸化物、Bi酸化物、Ru酸化物、Ir酸化物、Cu酸化物、Co酸化物、Zn酸化物、Ag酸化物、Pd酸化物、Au酸化物、Co酸化物、Mn酸化物、Cr酸化物、Pt酸化物、Sn酸化物、W酸化物、Ti酸化物、Pb酸化物、またはこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の積層型キャパシタ。
【請求項9】
前記誘電体層は、チタン酸バリウム系化合物を主成分として含み、
前記チタン酸バリウム系化合物は、Ba
m
TiO
3
(0.995≦m≦1.010)、(Ba
1-x
Ca
x
)
m
(Ti
1-y
Zr
y
)O
3
(0.995≦m≦1.010、0≦x≦0.10、0<y≦0.20)、Ba
m
(Ti
1-x
Zr
x
)O
3
(0.995≦m≦1.010、x≦0.10)、(Ba
1-x
Ca
x
)
m
(Ti
1-y
Sn
y
)O
3
(0.995≦m≦1.010、0≦x≦0.10、0<y≦0.20)、またはこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の積層型キャパシタ。
【請求項10】
誘電体層;導電性金属を含む内部電極;および前記誘電体層と前記内部電極との間に配置される酸化金属層を含むキャパシタボディと、
前記キャパシタボディの外側に配置される外部電極と、を含み、
前記内部電極は、下記化学式1で表される化合物を含む、積層型キャパシタ:
[化学式1]
M
n+1
AX
n
前記化学式1中、
MはTi、Zr、Hf、Sc、Cr、V、Nb、Ta、Mo、Mn、またはこれらの組み合わせを含み、
AはAl、Ga、In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、Zn、Cd、P、As、S、Cu、Au、またはこれらの組み合わせを含み、
XはC、N、またはこれらの組み合わせを含み、
nは1~4の整数である。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層型キャパシタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
最近、電子機器の多機能化および小型化が急速に進むにつれて、電子部品の小型化と性能向上もまた急速に進められている。また、自動車またはネットワーク機器などに使用される電気装置、および産業用に使用するための電子部品の高信頼性に対する要求も大きく増加している。
【0003】
このような市場の要求に応えるために、インダクタ(Inductor)、キャパシタ(Capacitor)、またはレジスタ(Resistor)などの受動部品の技術開発競争が加速化している。特に、受動部品としてその用途と使用量が持続的に増加している積層型キャパシタ(Multilayer Ceramic Capacitor、MLCC)の多様な製品の開発で市場を先取りするための多くの努力が求められている。
【0004】
また、積層型キャパシタは誘電体層と内部電極を積み重ねた形態で製造された蓄電器であって、携帯電話、ノートパソコン、LCD(液晶)テレビなど各種電子機器に使用されている。
【0005】
最近、技術の発展につれて積層型キャパシタは小型化、高容量化が要求されており、このために誘電体層と当接する内部電極の連結性を高めて有効電極面積を大きくするか、または誘電体材料および内部電極材料を微粒化するための技術開発が行われている。
【0006】
現在、誘電体層と内部電極との熱収縮温度差を減らすために、内部電極の製造時にナノサイズのチタン酸バリウム(BaTiO
3
)共材を添加する方式を使用している。
【0007】
しかし、前記チタン酸バリウム共材の含有量が高くなると内部電極の膜密度が減少し、焼成過程で誘電体層に拡散した共材が誘電体層の厚さを増加させてキャパシタの容量が減少する副効果が発生するという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の一実施形態は、電極連結性に優れ、かつ電気的特性に優れた積層型キャパシタを提供する。
【0009】
しかし、実施形態が解決しようとする課題は上述した課題に限定されず、実施形態に含まれている技術的思想の範囲で多様に拡張することができる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態による積層型キャパシタは、誘電体層;内部電極;および前記誘電体層と前記内部電極との間に配置される酸化金属層を含むキャパシタボディと、
前記キャパシタボディの外側に配置される外部電極と、を含み、
前記内部電極は、下記化学式1で表される化合物を含む。
[化学式1]
M
n+1
AX
n
前記化学式1中、
MはTi、Zr、Hf、Sc、Cr、V、Nb、Ta、Mo、Mn、またはこれらの組み合わせを含み、
AはAl、Ga、In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、Zn、Cd、P、As、S、Cu、Au、またはこれらの組み合わせを含み、
XはC、N、またはこれらの組み合わせを含み、
nは1~4の整数である。
(【0011】以降は省略されています)
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