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公開番号2025066322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023175831
出願日2023-10-11
発明の名称寝具再生処理システム及び寝具再生処理方法
出願人フロンティア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B02C 18/00 20060101AFI20250416BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】寝具から良質な再生品を得るのに適した寝具再生処理システム及び寝具再生処理方法を提供する。
【解決手段】
寝具再生処理システム1は、使用済みの寝具を破砕して得られた破砕物を排出する第1破砕装置10と、第1破砕装置10から排出された破砕物をさらに破砕して再生品を得る第2破砕装置20と、第1破砕装置10と第2破砕装置20との間に設けられ、第1破砕装置10から排出された破砕物を第2破砕装置20へ供給する供給管30と、供給管30を介して前記破砕物を第2破砕装置20側へ搬送させるために、供給管30内において第2破砕装置20側へ空気を送る送風機40とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
使用済みの寝具を破砕して再生する寝具再生処理システムにおいて、
前記寝具を破砕して得られた破砕物を排出する第1破砕装置と、
前記第1破砕装置から排出された破砕物をさらに破砕して再生品を得る第2破砕装置と、
前記第1破砕装置と前記第2破砕装置との間に設けられ、前記第1破砕装置から排出された破砕物を前記第2破砕装置へ供給する供給管と、
前記供給管を介して前記破砕物を前記第2破砕装置側へ搬送させるために、前記供給管内において前記第2破砕装置側へ空気を送る送風機と
を備える、寝具再生処理システム。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記供給管は、前記第1破砕装置から排出された前記破砕物を上方へ送り込むための第1流路部と、前記第1流路部内を上方に向かって搬送されてきた前記破砕物を下方へ送り込むための第2流路部と
を具備する、請求項1に記載の寝具再生処理システム。
【請求項3】
前記第2流路部の少なくとも一部の空間において前記破砕物が所定量以上存在しているか否かを判定する判定部と、
前記破砕物が所定量以上存在していると判定された場合、前記第2流路部への前記破砕物の搬送を停止させる停止部と
をさらに備える、請求項2に記載の寝具再生処理システム。
【請求項4】
前記判定部は、前記第2流路部の中途に設けられ、前記破砕物の通過量を検出する第1センサと、前記第2流路部において前記第1センサよりも下流側に設けられ、前記破砕物の通過量を検出する第2センサとを有し、前記第1センサ及び前記第2センサにより検出される前記破砕物の通過量に基づいて、前記破砕物が所定量以上存在しているか否かを判定する、
請求項3に記載の寝具再生処理システム。
【請求項5】
使用済みの寝具を破砕して得られた破砕物を排出する第1破砕装置、及び前記第1破砕装置から排出された破砕物をさらに破砕して再生品を得る第2破砕装置を用いて、寝具を破砕して再生する寝具再生処理方法において、
前記第1破砕装置と前記第2破砕装置との間には、前記第1破砕装置から排出された破砕物を前記第2破砕装置へ供給する供給管が設けられており、
前記供給管内において前記第2破砕装置側へ空気を送り込むことによって、前記供給管内で前記破砕物を前記第2破砕装置側へ搬送させて、前記第2破砕装置へ供給する、
寝具再生処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、使用済みの布団等の寝具を破砕して再生する寝具再生処理システム及び寝具再生処理方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、使用済みの布団等の寝具を開繊して原綿と同様な再生品を再生する開繊機が開示されている。この開繊機は、寝具を送給するコンベア装置と、寝具を押さえる押さえローラと、送給される寝具を滑らないように強固に保持する上下のフィードローラと、このフィードローラにて保持している寝具の先端部分を外周面に設けたメタリックワイヤーにて開繊するシリンダとを備えている。上記のシリンダの高速回転によりメタリックワイヤーが寝具の先端部分を開繊することによって、再生品が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-245552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、より品質の高い再生品を得るために、上述した開繊などの処理を繰り返すことができると便宜である。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、使用済みの寝具を繰り返し破砕することによって良質な再生品を得ることが可能な寝具再生処理システム及び寝具再生処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一の態様の寝具再生処理システムは、使用済みの寝具を破砕して再生する寝具再生処理システムにおいて、前記寝具を破砕して得られた破砕物を排出する第1破砕装置と、前記第1破砕装置から排出された破砕物をさらに破砕して再生品を得る第2破砕装置と、前記第1破砕装置と前記第2破砕装置との間に設けられ、前記第1破砕装置から排出された破砕物を前記第2破砕装置へ供給する供給管と、前記供給管を介して前記破砕物を前記第2破砕装置側へ搬送させるために、前記供給管内において前記第2破砕装置側へ空気を送る送風機とを備える。
【0007】
前記態様において、前記供給管は、前記第1破砕装置から排出された前記破砕物を上方へ送り込むための第1流路部と、前記第1流路部内を上方に向かって搬送されてきた前記破砕物を下方へ送り込むための第2流路部とを具備してもよい。
【0008】
また、前記態様において、前記第2流路部の少なくとも一部の空間において前記破砕物が所定量以上存在しているか否かを判定する判定部と、前記破砕物が所定量以上存在していると判定された場合、前記第2流路部への前記破砕物の搬送を停止させる停止部とをさらに備えてもよい。
【0009】
また、前記態様において、前記判定部は、前記第2流路部の中途に設けられ、前記破砕物の通過量を検出する第1センサと、前記第2流路部において前記第1センサよりも下流側に設けられ、前記破砕物の通過量を検出する第2センサとを有し、前記第1センサ及び前記第2センサにより検出される前記破砕物の通過量に基づいて、前記破砕物が所定量以上存在しているか否かを判定してもよい。
【0010】
本発明の一の態様の寝具再生処理方法は、使用済みの寝具を破砕して得られた破砕物を排出する第1破砕装置、及び前記第1破砕装置から排出された破砕物をさらに破砕して再生品を得る第2破砕装置を用いて、寝具を破砕して再生する寝具再生処理方法において、前記第1破砕装置と前記第2破砕装置との間には、前記第1破砕装置から排出された破砕物を前記第2破砕装置へ供給する供給管が設けられており、前記供給管内において前記第2破砕装置側へ空気を送り込むことによって、前記供給管内で前記破砕物を前記第2破砕装置側へ搬送させて、前記第2破砕装置へ供給する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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