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公開番号2025042356
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149315
出願日2023-09-14
発明の名称破砕機
出願人遠藤工業株式会社,極東開発工業株式会社
代理人弁理士法人はなぶさ特許商標事務所,弁理士法人落合特許事務所
主分類B02C 18/14 20060101AFI20250319BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】外周面に複数の回転刃を突設したロータと、ロータが収容される破砕室を有してロータを回転自在に支持する破砕機本体と、破砕機本体に固定具で各々固定されて、ロータの回転に伴い破砕室内の被破砕物を回転刃と協働して破砕可能な複数の固定刃とを備えた破砕機において、破砕処理時に固定刃の一部や固定刃用の固定具の外端部が被破砕物と直接接触することが回避され、その接触に因る固定刃や固定具の摩耗、損傷を効果的に抑制可能とする。
【解決手段】破砕機本体10には、上面を破砕室Xに臨ませるように配置した保護板14が固定されていて、保護板14の、ロータ20側の側縁部141が、ロータ20の外周面との間に第1の隙間CL1を挟んで対向しており、前記側縁部141は、少なくとも1つの固定刃50,50′の一部と、固定刃用の固定具B2の外端部B2aとを覆う少なくとも1つの凸部141tを有している。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
外周面に複数の回転刃(30)を突設したロータ(20)と、そのロータ(20)が収容される破砕室(X)を有して該ロータ(20)を回転自在に支持する破砕機本体(10)と、前記ロータ(20)を回転駆動する回転駆動源(M)と、前記破砕機本体(10)に固定具(B2)で各々固定されて、前記ロータ(20)の回転に伴い前記破砕室(X)内の被破砕物(BM)を前記回転刃(30)と協働して破砕可能な複数の固定刃(50,50′)とを備えた破砕機において、
前記破砕機本体(10)には、上面を前記破砕室(X)に臨ませるように配置した保護板(14)が固定されていて、この保護板(14)の、前記ロータ(20)側の側縁部(141)が、該ロータ(20)の外周面との間に第1の隙間(CL1)を挟んで対向しており、
前記保護板(14)の前記側縁部(141)は、少なくとも1つの前記固定刃(50,50′)の一部と、該少なくとも1つの固定刃(50,50′)を前記破砕機本体(10)に固定する前記固定具(B2)の外端部(B2a)とを覆う少なくとも1つの凸部(141t)を有していることを特徴とする破砕機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数の固定刃(50,50′)は、前記ロータ(20)の軸線に略沿って並ぶ位置で前記破砕機本体(10)に固定され、
前記破砕機本体(10)には、前記ロータ(20)の下半部外周を覆う覆い板(18)が固定されると共に、その覆い板(18)と前記ロータ(20)との対向周面間に、前記協働により破砕された破砕片が流入可能な第2の隙間(CL2)が形成され、
前記覆い板(18)には、所定サイズ以下の破砕片を通過させる複数の貫通孔(18s)が設けられ、
前記保護板(14)の前記側縁部(141)は、少なくとも2つ以上の前記凸部(141t)を有していることを特徴とする、請求項1に記載の破砕機。
【請求項3】
前記少なくとも2つ以上の凸部(141t)のうち相隣なる少なくとも2つの凸部(141t)の相互間に、前記回転刃(30)の一部がその回転方向に通過するのを許容する凹部(141o)が形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の破砕機。
【請求項4】
前記少なくとも2つ以上の凸部(141t)のうち相隣なる少なくとも2つの凸部(141t)の相互間に、前記回転刃(30)の一部がその回転方向に通過するのを許容する凹部(141o)が形成され、
前記保護板(14)の板面と直交する投影面で見て、前記回転刃(30)がこれと対応する前記固定刃(50)と最接近する際の該回転刃(30)の、ロータ径方向で外端を通り且つ前記軸線と平行に延びる第1仮想直線(L1)と、前記固定具(B2)の中心線相互を繋ぐ第2仮想直線(L2)との間に挟まれた領域内に存する基準線(L)を挟んで前記ロータ(20)側に前記凸部(141t)が、また前記ロータ(20)とは反対側に前記凹部(141o)がそれぞれ位置することを特徴とする、請求項2に記載の破砕機。
【請求項5】
前記複数の回転刃(30)は前記ロータ(20)の外周面に、その周方向及び軸方向に相異なる位置で固定されることを特徴とする、請求項2に記載の破砕機。
【請求項6】
前記破砕室(X)内を前記ロータ(20)に向かって前後進可能として前記破砕機本体(10)に設けられて、被破砕物(BM)を前記ロータ(20)側に押込み可能なプッシャ(P)と、前記プッシャ(P)を前後進駆動する前後駆動装置(CY)とを備えることを特徴とする、請求項2に記載の破砕機。
【請求項7】
前記保護板は、上面が前記破砕室(X)の底面の少なくとも一部を形成すべく前記破砕機本体(10)に固定される底壁板(14)であることを特徴とする、請求項1~6の何れか1項に記載の破砕機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、破砕機、特に外周面に複数の回転刃を突設したロータと、そのロータが収容される破砕室を有してロータを回転自在に支持する破砕機本体と、ロータを回転駆動する回転駆動源と、破砕機本体に固定具で各々固定されて、ロータの回転に伴い破砕室内の被破砕物を回転刃と協働して破砕可能な複数の固定刃とを備えた破砕機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
上記破砕機は、例えば特許文献1に開示されるように従来公知であり、この公知のものでは、破砕室に投入された被破砕物を、ロータと共に回転する複数の回転刃が複数の固定刃との間で徐々に圧縮しつつ細かく破砕してロータ下方側の排出空間に押し込むようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5089243号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の破砕機では、固定刃の上方を被覆保護する機能部品が何も設けられておらず、固定刃と、これを破砕機本体に固定する固定具(例えばボルト等)の外端部とが破砕室に直接露出している。そのため、破砕処理中に回転刃で強く押された破砕片が、固定刃の外面や固定具の外端部(即ち固定刃上への露出部)に大きな接触圧で直接当たる等して、固定刃や固定具を損傷、破損させる虞れがある。
【0005】
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、従来構造の問題を解決可能とした破砕機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明は、外周面に複数の回転刃を突設したロータと、そのロータが収容される破砕室を有して該ロータを回転自在に支持する破砕機本体と、前記ロータを回転駆動する回転駆動源と、前記破砕機本体に固定具で各々固定されて、前記ロータの回転に伴い前記破砕室内の被破砕物を前記回転刃と協働して破砕可能な複数の固定刃とを備えた破砕機において、前記破砕機本体には、上面を前記破砕室に臨ませるように配置した保護板が固定されていて、この保護板の、前記ロータ側の側縁部が、該ロータの外周面との間に第1の隙間を挟んで対向しており、前記保護板の前記側縁部は、少なくとも1つの前記固定刃の一部と、該少なくとも1つの固定刃を前記破砕機本体に固定する前記固定具の外端部とを覆う少なくとも1つの凸部を有していることを第1の特徴としている。
【0007】
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記複数の固定刃は、前記ロータの軸線に略沿って並ぶ位置で前記破砕機本体に固定され、前記破砕機本体には、前記ロータの下半部外周を覆う覆い板が固定されると共に、その覆い板と前記ロータとの対向周面間に、前記協働により破砕された破砕片が流入可能な第2の隙間が形成され、前記覆い板には、所定サイズ以下の破砕片を通過させる複数の貫通孔が設けられ、前記保護板の前記側縁部は、少なくとも2つ以上の前記凸部を有していることを第2の特徴とする。
【0008】
また本発明は、第2の特徴に加えて、前記少なくとも2つ以上の凸部のうち相隣なる少なくとも2つの凸部の相互間に、前記回転刃の一部がその回転方向に通過するのを許容する凹部が形成されていることを第3の特徴とする。
【0009】
また本発明は、第2の特徴に加えて、前記少なくとも2つ以上の凸部のうち相隣なる少なくとも2つの凸部の相互間に、前記回転刃の一部がその回転方向に通過するのを許容する凹部が形成され、前記保護板の板面と直交する投影面で見て、前記回転刃がこれと対応する前記固定刃と最接近する際の該回転刃の、ロータ径方向で外端を通り且つ前記軸線と平行に延びる第1仮想直線と、前記固定具の中心線相互を繋ぐ第2仮想直線との間に挟まれた領域内に存する基準線を挟んで前記ロータ側に前記凸部が、また前記ロータとは反対側に前記凹部がそれぞれ位置することを第4の特徴とする。
【0010】
尚、本発明の第4の特徴において、前記基準線は、前記投影面で見て第1仮想直線と前記第2仮想直線との間に挟まれた領域内で在れば何れの位置に設定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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