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公開番号
2025037874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2024194878,2024516395
出願日
2024-11-07,2023-11-22
発明の名称
情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム
出願人
産業振興株式会社
,
日本製鉄株式会社
代理人
個人
主分類
B02C
23/08 20060101AFI20250311BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約
【課題】シュレッダー設備に老廃スクラップを投入する前段階において、個々の老廃スクラップの中からシュレッダー設備を壊す可能性のある破砕不適物を精度良く除去できるようにする。
【解決手段】スクラップを破砕するシュレッダー設備へ前記スクラップを投入する前段階で、前記シュレッダー設備に対して損害を与える可能性のある破砕不適物を除去する破砕不適物除去システムであって、前記スクラップのうち、所定の重量以上の磁性物を除外するドラム型磁選機と、前記ドラム型磁選機によって前記所定の重量以上の磁性物が除外されたスクラップを撮影する撮像装置と、前記撮像装置から撮影画像を取得して解析する情報処理装置と、を有し、前記情報処理装置は、前記破砕不適物を特定する学習モデルを用いて、撮像画像から破砕不適物を特定し、破砕不適物が特定された場合には、前記スクラップに破砕不適物を含む旨を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
スクラップを破砕するシュレッダー設備へ前記スクラップを投入する前段階で、前記シュレッダー設備に対して損害を与える可能性のある破砕不適物を除去する破砕不適物除去システムにおいて、磁性物に対する三次元形状の測定結果を取得する情報処理装置であって、
前記磁性物に対する三次元形状の測定結果として前記磁性物の体積、高さおよび厚みのうちの少なくとも一つの情報を取得する測定結果取得手段と、
前記測定結果取得手段によって取得された情報に基づいて、前記磁性物の中から破砕不適物を特定する特定手段と、
前記特定手段によって破砕不適物が特定された場合には、前記破砕不適物を含む旨を出力する出力手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
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【請求項2】
前記情報処理装置は、
撮像装置から前記磁性物に対する撮影画像を取得する取得手段をさらに備え、
前記特定手段は、前記破砕不適物を特定する学習モデルを用いて、前記取得手段によって取得された撮像画像から破砕不適物を特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得手段は、振動フィーダーによって搬送されている、または、振動フィーダーの下流側のコンベアによって搬送されている、磁性物を撮像した撮影画像を前記撮像装置から取得することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記測定結果取得手段は、前記磁性物の三次元形状の測定結果として、少なくとも前記磁性物の厚みの情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記磁性物は、プレシュレッダーにより粗破砕された磁性物を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
スクラップを破砕するシュレッダー設備へ前記スクラップを投入する前段階で、前記シュレッダー設備に対して損害を与える可能性のある破砕不適物を除去する破砕不適物除去システムにおいて、磁性物に対する三次元形状の測定結果を取得する情報処理装置の制御方法であって、
前記磁性物に対する三次元形状の測定結果として前記磁性物の体積、高さおよび厚みのうちの少なくとも一つの情報を取得する測定結果取得工程と、
前記測定結果取得工程によって取得された情報に基づいて、前記磁性物の中から破砕不適物を特定する特定工程と、
前記特定工程において破砕不適物が特定された場合には、前記破砕不適物を含む旨を出力する出力工程とを備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項7】
スクラップを破砕するシュレッダー設備へ前記スクラップを投入する前段階で、前記シュレッダー設備に対して損害を与える可能性のある破砕不適物を除去する破砕不適物除去システムにおいて、磁性物に対する三次元形状の測定結果を取得する情報処理装置を制御するためのプログラムであって、
前記磁性物に対する三次元形状の測定結果として前記磁性物の体積、高さおよび厚みのうちの少なくとも一つの情報を取得する測定結果取得工程と、
前記測定結果取得工程によって取得された情報に基づいて、前記磁性物の中から破砕不適物を特定する特定工程と、
前記特定工程において破砕不適物が特定された場合には、前記破砕不適物を含む旨を出力する出力工程とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シュレッダー設備を壊してしまう可能性があるスクラップを予め除去するために用いて好適な技術に関する。本願は、2022年11月22日に日本に出願された特願2022-186360号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、地球温暖化を抑制するためにCO
2
排出量を削減するニーズが高まっており、鉄鋼業においてはCO
2
ガスを排出する高炉法に代わり、電炉法が注目されている。電炉法では、主に廃車や、廃家電、建物、その他使用済み鉄製品である鉄スクラップが主原料として用いられている。一方で、廃車や、廃家電、建物、その他使用済み鉄製品には鉄以外に様々な金属および非金属が使用されており、シュレッダー設備で使用済み鉄製品等の老廃物から生成されたスクラップ(以下、老廃スクラップ)を破砕処理する際に、鉄とその他の金属および非金属とに選別することが一般的に行われている。
【0003】
ここで、老廃スクラップをシュレッダー設備に投入する際に、特に爆発等の危険のあるガスボンベなどの圧力容器やモータや形鋼などの大きな鉄塊といった破砕不適物が投入されると、シュレッダー設備を壊してしまう可能性があるので、シュレッダー設備へ投入する前に予めこれらを除去する必要がある。
【0004】
従来、シュレッダー設備へ投入する前段階で上記のような破砕不適物を除去する場合、作業員が重機を操作し、目視により選別除去が行われていた。しかしながら、作業員による除去作業では、膨大な量の老廃スクラップから選別処理しなければならないため、見逃しや誤選別等、除去効率が低く、シュレッダー設備内部で爆発やトラブルが多発していた。そこで、破砕不適物を除去するために様々な技術が提案されている。
【0005】
特許文献1には、破砕処理に適さない不適物を監視カメラで検知した上で落下させ、破砕システム外に排出するための排出部を破砕機の入側に設ける方法が開示されている。また、特許文献2には、X線透視画像により破砕不適物を自動的に検知し、自動的にごみ投入装置を停止して不適物除去装置により取り除く方法が開示されている。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、監視カメラの映像を監視者が目視し、破砕不適物が映像に含まれていた場合に、破砕不適物を破砕システムの外部に排除する技術であるため、依然として見逃しや誤選別等が起こる可能性がある。また、特許文献2に記載の方法は、X線透視画像で単純に所定以上の濃度の画素が連続して所定の面積以上を占める場合に破砕不適物と判定するシステムであるため、検知の精度が不十分であり、依然として見逃しや誤選別等が起こる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
日本国特開2011-92902号公報
日本国特開平8-309277号公報
日本国特開2005-144390号公報
【非特許文献】
【0008】
Joseph Redmon、他3名、"You Only Look Once: Unified, Real-Time Object Detection"[令和3年5月18日検索]、インターネット〈https://arxiv.org/abs/1506.02640〉
Olaf Ronneberger、他2名、"U-Net:Convolutional Networks for Biomedical Image Segmentation"[令和3年5月18日検索]、インターネット〈URL:https://arxiv.org/abs/1505.04597〉
Samet Akcay、他2名、"GANomaly:Semi-Supervised Anomaly Detection via Adversarial Training"[令和3年5月18日検索]、インターネット〈https://arxiv.org/abs/1805.06725〉
Paul Bergmann、他3名、"Improving Unsupervised Defect Segmentation by Applying Structural Similarity to Autoencoders"、[令和3年5月18日検索]、インターネット〈https://arxiv.org/abs/1807.02011〉
Paolo Napoletano、他2名、"Anomaly Detection in Nanofibrous Materials by CNN-Based Self-Similarity"、[令和3年5月18日検索]、インターネット〈https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5795842/〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は前述の問題点を鑑み、シュレッダー設備に老廃スクラップを投入する前段階において、個々の老廃スクラップの中からシュレッダー設備を壊す可能性のある破砕不適物を精度良く除去できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る情報処理装置は、スクラップを破砕するシュレッダー設備へ前記スクラップを投入する前段階で、前記シュレッダー設備に対して損害を与える可能性のある破砕不適物を除去する破砕不適物除去システムにおいて、磁性物に対する三次元形状の測定結果を取得する情報処理装置であって、前記磁性物に対する三次元形状の測定結果として前記磁性物の体積、高さおよび厚みのうちの少なくとも一つの情報を取得する測定結果取得手段と、前記測定結果取得手段によって取得された情報に基づいて、前記磁性物の中から破砕不適物を特定する特定手段と、前記特定手段によって破砕不適物が特定された場合には、前記破砕不適物を含む旨を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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