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公開番号
2025028755
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-03
出願番号
2024103239,2023133639
出願日
2024-06-26,2023-08-18
発明の名称
プログラム、マッチングサーバ及びマッチングシステム
出願人
株式会社バンダイ
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
A63F
13/53 20140101AFI20250221BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】利便性を向上させたマッチングサービスを提供する。
【解決手段】コンピュータに、利用者に対応付けられた仮想キャラクターが配置された仮想空間を表示させる表示制御処理と、利用者の仮想キャラクターが仮想空間に配置された時期に応じて、利用者に提供するサービスの態様を切り替える制御処理と、を実行させるプログラムであって、制御処理は、第1期間において、第1態様のサービスを利用者に提供し、第2期間において、第2態様のサービスを利用者に提供し、第1態様のサービスでは、仮想空間において、移動指示に応じて利用者の仮想キャラクターを移動可能であるとともに、ゲームの対戦相手を利用者にマッチングすることが可能に制御され、第2態様のサービスでは、仮想空間において、移動指示に応じて利用者の仮想キャラクターを移動可能である一方で、ゲームの対戦相手を利用者にマッチングすることが不可能に制御される。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータに、
利用者に対応付けられた仮想キャラクターが配置された仮想空間を表示させる表示制御処理と、
前記利用者の仮想キャラクターが前記仮想空間に配置された時期に応じて、前記利用者に提供するサービスの態様を切り替える制御処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記制御処理は、第1期間において、第1態様のサービスを前記利用者に提供し、第2期間において、第2態様のサービスを前記利用者に提供し、
前記第1態様のサービスでは、前記仮想空間において、移動指示に応じて前記利用者の仮想キャラクターを移動可能であるとともに、ゲームの対戦相手を前記利用者にマッチングすることが可能に制御され、
前記第2態様のサービスでは、前記仮想空間において、移動指示に応じて前記利用者の仮想キャラクターを移動可能である一方で、前記ゲームの対戦相手を前記利用者にマッチングすることが不可能に制御され、
前記表示制御処理は、前記利用者の仮想キャラクターが配置された前記仮想空間の表示に先立って、現在が前記第1期間と前記第2期間のいずれであるかの通知を表示させるプログラム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
コンピュータに、
利用者に対応付けられた仮想キャラクターが配置された仮想空間を表示させる表示制御処理と、
前記利用者の仮想キャラクターが前記仮想空間に配置された時期に応じて、前記利用者に提供するサービスの態様を切り替える制御処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記制御処理は、第1期間において、第1態様のサービスを前記利用者に提供し、第2期間において、第2態様のサービスを前記利用者に提供し、
前記第1態様のサービスでは、前記仮想空間において、移動指示に応じて前記利用者の仮想キャラクターを移動可能であるとともに、ゲームの対戦相手を前記利用者にマッチングすることが可能に制御され、
前記第2態様のサービスでは、前記仮想空間において、移動指示に応じて前記利用者の仮想キャラクターを移動可能である一方で、前記ゲームの対戦相手を前記利用者にマッチングすることが不可能に制御され、
前記第1期間と前記第2期間は、重複しないよう設定されるプログラム。
【請求項3】
コンピュータに、
利用者に対応付けられた仮想キャラクターが配置された仮想空間を表示させる表示制御処理と、
前記利用者の仮想キャラクターが前記仮想空間に配置された時期に応じて、前記利用者に提供するサービスの態様を切り替える制御処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記制御処理は、第1期間において、第1態様のサービスを前記利用者に提供し、第2期間において、第2態様のサービスを前記利用者に提供し、
前記第1態様のサービスでは、前記仮想空間において、移動指示に応じて前記利用者の仮想キャラクターを移動可能であるとともに、ゲームの対戦相手を前記利用者にマッチングすることが可能に制御され、
前記第2態様のサービスでは、前記仮想空間において、移動指示に応じて前記利用者の仮想キャラクターを移動可能である一方で、前記ゲームの対戦相手を前記利用者にマッチングすることが不可能に制御され、
前記第1期間と前記第2期間は、交互に到来するよう設定されるプログラム。
【請求項4】
コンピュータに、
利用者に対応付けられた仮想キャラクターが配置された仮想空間を表示させる表示制御処理と、
前記利用者の仮想キャラクターが前記仮想空間に配置された時期に応じて、前記利用者に提供するサービスの態様を切り替える制御処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記制御処理は、第1期間において、第1態様のサービスを前記利用者に提供し、第2期間において、第2態様のサービスを前記利用者に提供し、
前記第1態様のサービスでは、前記仮想空間において、移動指示に応じて前記利用者の仮想キャラクターを移動可能であるとともに、ゲームの対戦相手を前記利用者にマッチングすることが可能に制御され、
前記第2態様のサービスでは、前記仮想空間において、移動指示に応じて前記利用者の仮想キャラクターを移動可能である一方で、前記ゲームの対戦相手を前記利用者にマッチングすることが不可能に制御され、
前記制御処理は、前記仮想空間において仮想キャラクターが移動可能な領域を、前記第2態様のサービスよりも前記第1態様のサービスの方が広くなるよう制御するプログラム。
【請求項5】
前記表示制御処理は、前記利用者の仮想キャラクターが配置された前記仮想空間の表示に先立って、前記第1期間の日程の通知を表示させる請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項6】
前記第1期間は、前記第2期間よりも時間的長さが短く設定される請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第1期間は、前記ゲームに関するイベントが開催される期間であり、
前記第2期間は、前記ゲームに関するイベントが開催されない期間である
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項8】
前記制御処理は、前記第1態様のサービスとして、マッチングした対戦相手と前記利用者を参加させた前記ゲームを実行する制御を含み、前記第2態様のサービスとして、前記ゲームを実行する制御を含まない請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項9】
前記制御処理は、前記仮想空間において仮想キャラクターが移動可能な領域を、前記第1態様のサービスと前記第2態様のサービスとで同一に制御する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項10】
前記制御処理は、前記第1期間において、前記第1態様のサービスに加えて第3態様のサービスを提供するよう制御する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、マッチングサーバ及びマッチングシステムに関し、特に仮想空間を利用したゲームのマッチングサービスに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
外部サービスで実行される対戦ゲームに係るプレイヤのマッチングを、仮想空間を介して行うマッチングシステムがある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-078744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載のマッチングシステムは、対戦ゲームをプレイするまでに仮想空間においてすべきこと(例えば、所望の行動を行うために仮想空間のいずれの領域にアバタを移動すべきか、どのようにアバタの移動操作を行うべきか)を利用者が理解するまでに時間を要し得る。従って、マッチングシステムのサービス利用を開始してから暫くは、利用者によるマッチングの利用が積極的になされない可能性があった。
【0005】
本発明は、利便性を向上させたマッチングサービスを提供するプログラム、マッチングサーバ及びマッチングシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、コンピュータに、利用者に対応付けられた仮想キャラクターが配置された仮想空間を表示させる表示制御処理と、利用者の仮想キャラクターが仮想空間に配置された時期に応じて、利用者に提供するサービスの態様を切り替える制御処理と、を実行させるプログラムであって、制御処理は、第1期間において、第1態様のサービスを利用者に提供し、第2期間において、第2態様のサービスを利用者に提供し、第1態様のサービスでは、仮想空間において、移動指示に応じて利用者の仮想キャラクターを移動可能であるとともに、ゲームの対戦相手を利用者にマッチングすることが可能に制御され、第2態様のサービスでは、仮想空間において、移動指示に応じて利用者の仮想キャラクターを移動可能である一方で、ゲームの対戦相手を利用者にマッチングすることが不可能に制御される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、利便性を向上させたマッチングサービスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングシステムの構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る利用者端末100のハードウェア構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ200のハードウェア構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスで使用されるアバタを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスの対戦ルームを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ルームにおけるマッチング機能を説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームのプレイ画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスに関して管理される各種情報の構成例を示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスのエントランスルームを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る移行先の対戦ルームの選択に係り表示されるユーザインタフェースを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るエントランスルームにおけるフレンド関係にあるアバタの表示を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスにおけるイベント期間の告知に関する表示を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ200において実行される切替処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ200において実行されるイベント期間処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態1]
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
以下に説明する一実施形態は、マッチングシステムの一例としての、利用者の使用する情報処理装置(利用者端末)からの接続を受け付けるサーバが、外部サービスにおいて提供される2人対戦の対戦ゲームについてのマッチングを仮想空間を介して実現するサービスを提供するシステムに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、複数の利用者が参加するゲームについてのマッチングを仮想空間を介して行い、ゲームの実行をトリガすることが可能な任意の機器構成で実現されるシステムに適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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