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公開番号2025028683
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-03
出願番号2023133643
出願日2023-08-18
発明の名称プログラム、マッチングサーバ及びマッチングシステム
出願人株式会社バンダイ
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A63F 13/795 20140101AFI20250221BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】興趣性を向上させたマッチングサービスを提供する。
【解決手段】利用者に対応付けられた仮想キャラクターが移動可能に配置された仮想空間を表示させ、ゲームで対戦する複数の利用者をマッチング処理し、マッチング成立を条件として複数の利用者を参加させたゲームの実行をトリガし、利用者間の連絡に関する情報送受信を制御する通信制御処理を実行する。仮想空間は、第1仮想空間と第2仮想空間を含み、マッチングは、対応付けられた仮想キャラクターが第1仮想空間に配置されている利用者を対象として実行され、通信制御処理は、対応付けられた仮想キャラクターが同一の第2仮想空間に配置されている複数の利用者について、当該利用者間のマッチングの予約に関する連絡を可能に制御するものであり、第2仮想空間においてマッチングの予約に関する連絡を行った複数の利用者について、マッチングを成立させるようマッチング処理を制御する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項１】
コンピュータに、
利用者に対応付けられた仮想キャラクターが移動可能に配置された仮想空間を表示させる表示制御処理と、
ゲームで対戦する複数の利用者をマッチングするマッチング処理と、
前記マッチング処理によるマッチングの成立を条件として、当該マッチングに関与する複数の利用者を参加させた前記ゲームの実行をトリガするトリガ処理と、
利用者間の連絡に関する情報送受信を制御する通信制御処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記仮想空間は、第１仮想空間と第２仮想空間を含み、
前記マッチング処理は、対応付けられた仮想キャラクターが前記第１仮想空間に配置されている利用者を対象として実行され、
前記通信制御処理は、対応付けられた仮想キャラクターが同一の前記第２仮想空間に配置されている複数の利用者について、当該利用者間のマッチングの予約に関する連絡を可能に制御するものであり、
前記プログラムは、前記第２仮想空間において前記マッチングの予約に関する連絡を行った複数の利用者について、マッチングを成立させるよう前記マッチング処理を制御する制御処理を前記コンピュータにさらに実行させる、プログラム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記通信制御処理は、前記マッチングの予約に関する連絡として、一部の項目が編集可能に構成された定型文に基づくテキスト情報を送受信するよう制御する請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記通信制御処理は、前記マッチングの予約に関する連絡として、新規に入力されたテキスト情報は送受信しないよう制御する請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
前記通信制御処理は、前記マッチングの予約に関する連絡として、申し込まれたマッチングの予約に対する返答に対応する情報を送受信するよう制御し、
前記プログラムは、前記返答として、前記申し込まれたマッチングの予約に合意するか否かの選択を受け付ける選択処理を前記コンピュータにさらに実行させる請求項２に記載のプログラム。
【請求項５】
前記表示制御処理は、前記返答として合意が選択された場合に、前記マッチングの予約に関する連絡を行った複数の利用者に対応付けられた仮想キャラクターを前記第１仮想空間に配置して表示させる請求項４に記載のプログラム。
【請求項６】
前記一部の項目は、プレイ開始時刻を含み、
前記表示制御処理は、前記返答として合意が選択された場合、前記マッチングの予約に関する連絡で指定された前記プレイ開始時刻になったことを条件として、当該連絡を行った複数の利用者に対応付けられた仮想キャラクターを前記第１仮想空間に配置して表示させる
請求項５に記載のプログラム。
【請求項７】
前記マッチングの予約は、利用者間の新規の前記ゲームの対戦予約及び再戦予約を含む請求項１に記載のプログラム。
【請求項８】
前記通信制御処理は、前記第２仮想空間において複数の仮想キャラクターが近接していることを条件として、当該複数の仮想キャラクターが対応付けられた利用者間にて前記マッチングの予約に関する連絡を可能に制御する請求項１に記載のプログラム。
【請求項９】
前記通信制御処理は、前記第２仮想空間における複数の仮想キャラクターの距離が閾値を下回ったことを条件として、当該複数の仮想キャラクターが対応付けられた利用者間にて前記マッチングの予約に関する連絡を可能に制御する請求項１に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記第２仮想空間は、仮想キャラクターの各々に関連付けられて設けられ、
前記プログラムは、他の仮想キャラクターに関連付けられた前記第２仮想空間への移動指示を受け付ける処理を前記コンピュータにさらに実行させる
請求項１乃至９のいずれか１項に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム、マッチングサーバ及びマッチングシステムに関し、特に仮想空間を利用したゲームのマッチングサービスに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
サーバにより決定された候補ユーザのうちからユーザが選択したユーザを対戦相手として、ゲーム結果を競う対戦ゲームを実行するゲームシステムがある（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－０３７４６２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、特許文献１のようにサーバにより候補ユーザが決定される場合、例えば知人や対戦履歴のある人物等、利用者が所望する人物との対戦ゲームが実現される可能性が低かった。
【０００５】
本発明は、興趣性を向上させたマッチングサービスを提供するプログラム、マッチングサーバ及びマッチングシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様は、コンピュータに、利用者に対応付けられた仮想キャラクターが移動可能に配置された仮想空間を表示させる表示制御処理と、ゲームで対戦する複数の利用者をマッチングするマッチング処理と、マッチング処理によるマッチングの成立を条件として、当該マッチングに関与する複数の利用者を参加させたゲームの実行をトリガするトリガ処理と、利用者間の連絡に関する情報送受信を制御する通信制御処理と、を実行させるプログラムであって、仮想空間は、第１仮想空間と第２仮想空間を含み、マッチング処理は、対応付けられた仮想キャラクターが第１仮想空間に配置されている利用者を対象として実行され、通信制御処理は、対応付けられた仮想キャラクターが同一の第２仮想空間に配置されている複数の利用者について、当該利用者間のマッチングの予約に関する連絡を可能に制御するものであり、プログラムは、第２仮想空間においてマッチングの予約に関する連絡を行った複数の利用者について、マッチングを成立させるようマッチング処理を制御する制御処理をコンピュータにさらに実行させる。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、興趣性を向上させたマッチングサービスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングシステムの構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る利用者端末１００のハードウェア構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ２００のハードウェア構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスで使用されるアバタを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスの対戦ルームを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ルームにおけるマッチング機能を説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームのプレイ画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスに関して管理される各種情報の構成例を示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスのエントランスルームを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るエントランスルームにおけるフレンド関係にあるアバタの表示を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ２００において実行される予約処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態及び変形例に係る利用者端末１００において実行される表示制御処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［実施形態１］
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【００１０】
以下に説明する一実施形態は、マッチングシステムの一例としての、利用者の使用する情報処理装置（利用者端末）からの接続を受け付けるサーバが、外部サービスにおいて提供される２人対戦の対戦ゲームについてのマッチングを仮想空間を介して実現するサービスを提供するシステムに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、複数の利用者が参加するゲームについてのマッチングを仮想空間を介して行い、ゲームの実行をトリガすることが可能な任意の機器構成で実現されるシステムに適用可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

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