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公開番号2024154784
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068841
出願日2023-04-19
発明の名称遊技機
出願人株式会社藤商事
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241024BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】マイクロステップ駆動モードの選択を可能としながら、演出役物の停止保持が適切に行われるようにする。
【解決手段】演出役物の動力源であるモータの駆動態様を指示する信号である駆動制御信号をドライバに対して出力する駆動制御手段、演出役物の動作シナリオを管理するシナリオデータである役物演出シナリオデータに従って駆動制御手段による駆動制御信号の出力に係る制御を行う演出制御手段を備え、ドライバは、モータの駆動モードとして、2相励磁方式で駆動可能な第一駆動モードとマイクロステップ方式で駆動可能な第二駆動モードとの切り替えが可能で、駆動制御手段は、演出制御手段からの指示に基づき、ドライバに対する駆動モードの切り替え指示を行い、演出制御手段は、第二駆動モードにより駆動させた後に停止させる際、駆動モードを第二駆動モードから第一駆動モードに切り替えて1ステップ分回転駆動させる指示を駆動制御手段に対して行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
演出役物の動力源として設けられたモータと、
前記モータを駆動するドライバと、
前記ドライバに対して前記モータの駆動態様を指示する信号である駆動制御信号を出力する駆動制御手段と、
前記演出役物の動作シナリオを管理するシナリオデータである役物演出シナリオデータに従って前記駆動制御手段による前記駆動制御信号の出力に係る制御を行う演出制御手段と、を備え、
前記ドライバは、
前記モータの駆動モードとして、前記モータを2相励磁方式で駆動することが可能な第一駆動モードと、前記モータをマイクロステップ方式で駆動可能な第二駆動モードとの切り替えが可能とされ、
前記駆動制御手段は、
前記演出制御手段からの指示に基づき、前記ドライバに対する前記駆動モードの切り替え指示を行うことが可能とされ、
前記演出制御手段は、
前記モータを前記第二駆動モードにより駆動させた後に停止させる際、前記駆動モードを前記第二駆動モードから前記第一駆動モードに切り替えて1ステップ分回転駆動させる指示を前記駆動制御手段に対して行う
遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は遊技機に係るものであり、特には、演出用の可動役物を備えた遊技機に係る技術分野に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば下記特許文献1等に開示されるように、遊技機には、演出用の可動役物を備えたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-140964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、演出役物はモータにより駆動されるが、演出役物をより滑らかに動かすために、モータの駆動モードとしてマイクロステップ駆動モードを選択可能とすることが考えられる。
しかしながら、マイクロステップ駆動モードでモータを駆動した際には、モータ動作(回転)が何れの励磁相状態で終了したかが不定となり、基準励磁相(基準ステップ位置)間の中途半端な励磁相状態でモータ動作が終了する場合もあり得る。その状態で停止励磁をかけてしまうと、モータを停止保持できない虞がある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑み為されたものであり、マイクロステップ駆動モードの選択を可能としながら、演出役物の停止保持が適切に行われるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る遊技機は、演出役物の動力源として設けられたモータと、前記モータを駆動するドライバと、前記ドライバに対して前記モータの駆動態様を指示する信号である駆動制御信号を出力する駆動制御手段と、前記演出役物の動作シナリオを管理するシナリオデータである役物演出シナリオデータに従って前記駆動制御手段による前記駆動制御信号の出力に係る制御を行う演出制御手段と、を備え、前記ドライバは、前記モータの駆動モードとして、前記モータを2相励磁方式で駆動することが可能な第一駆動モードと、前記モータをマイクロステップ方式で駆動可能な第二駆動モードとの切り替えが可能とされ、前記駆動制御手段は、前記演出制御手段からの指示に基づき、前記ドライバに対する前記駆動モードの切り替え指示を行うことが可能とされ、前記演出制御手段は、前記モータを前記第二駆動モードにより駆動させた後に停止させる際、前記駆動モードを前記第二駆動モードから前記第一駆動モードに切り替えて1ステップ分回転駆動させる指示を前記駆動制御手段に対して行うものである。
モータの駆動制御系に上記のような駆動制御手段を介在させた構成とすることで、従来のように演出制御手段がタイマ割込み周期(例えば1ms周期)でドライバに制御データを出力する構成を採る必要がなくなる。この場合におけるモータ制御の時間方向の分解能は、駆動制御手段の処理周期に依存するものとなるので、演出制御手段の処理周期に依存しないものとなるから、モータをマイクロステップ駆動モードで駆動することができる(つまり役物をより滑らかに動かすことができる)。
ただし、前述のように、モータをマイクロステップ駆動した場合には、モータ動作(回転)が何れの励磁相状態で終了したかが不定となり、基準励磁相(基準ステップ位置)間の中途半端な励磁相状態でモータ動作が終了する場合もあり得る。その状態で停止励磁をかけてしまうと、モータを停止保持できない虞がある。そこで、上記のようにモータを第二駆動モード(マイクロステップ駆動モード)で駆動して停止させる際には、第一駆動モード(2相励磁駆動モード)に切り替えて1ステップ分回転駆動させるようにしている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、マイクロステップ駆動モードの選択を可能としながら、演出役物の停止保持が適切に行われるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
遊技機の外観を示す斜視図である。
遊技機において前枠を開放したときの斜視図である。
遊技機の遊技盤の構成を示す図である。
可動体役物の動作例の説明図である。
遊技機の制御構成を示すブロック図である。
先読み予告演出の例についての説明図である。
主制御側メイン処理を示したフローチャートである。
メインループ処理を示したフローチャートである。
主制御側タイマ割込み処理を示したフローチャートである。
普通図柄管理処理を示すフローチャートである。
普図当り判定テーブルの一例を説明する図である。
普通図柄変動表示ゲームに関する当り種別、変動時間、確定時間の一例を説明する図である。
特別図柄管理処理を示したフローチャートである。
特図1始動口チェック処理を示したフローチャートである。
特別図柄変動開始処理を示したフローチャートである。
大当り乱数判定処理を示したフローチャートである。
大当り判定テーブルの一例を示した図である。
大当り乱数判定手法を説明する図である。
図柄抽選処理を示したフローチャートである。
図柄テーブルの一例を示した図である。
変動パターン抽選処理を示したフローチャートである。
変動パターン抽選テーブルの一例を示した図である。
演出制御側メイン処理を示したフローチャートである。
演出制御側タイマ割込み処理を示したフローチャートである。
従来の可動体役物制御系の構成概要を示した図である。
実施形態としての可動体役物制御系の構成概要を示した図である。
実施形態におけるモータ駆動制御部の概略内部構成例を示したフロック図である。
実施形態におけるカレントアップダウン制御回路の動作説明図である。
実施形態としての可動体役物制御を実現するために用いられる各種制御データの説明図である。
実施形態における役物サブシナリオデータのデータ構造例の説明図である。
実施形態における区分動作管理データのデータ構造例の説明図である。
実施形態における制御コマンド管理データのデータ構造例の説明図である。
動作パーツを定義するための作業画面の例を示した図である。
実施形態におけるSOL・MOT出力処理を示したフローチャートである。
実施形態におけるモータ駆動制御部の周辺回路の構成例を示した回路・ブロック図である。
実施形態における駆動モード端子への入力値と駆動モードとの対応関係を示した図である。
カレントアップダウン信号に応じたモータ駆動電流値の切り替えの様子を例示した図である。
実施形態における起動時モード制御回路についての説明図である。
演出制御基板がモータ駆動制御部のセルフリセットを検知するための手法例についての説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照し、本発明に係る実施形態を次の順序で説明する。
<1.遊技機の構造>
<2.遊技機の制御構成>
[2.1 主制御基板]
[2.2 演出制御基板]
<3.動作の概要説明>
[3.1 遊技状態]
[3.2 図柄変動表示ゲーム]
[3.3 大当りについて]
[3.4 演出について]
<4.主制御基板の処理>
[4.1 主制御側メイン処理]
[4.2 主制御側タイマ割込み処理]
<5.演出制御基板の処理>
[5.1 演出制御側メイン処理]
[5.2 演出制御側タイマ割込み処理]
<6.実施形態としての可動体役物制御>
[6.1 実施形態としての制御手法の概要]
[6.2 モータ駆動制御部について]
[6.3 実施形態としての制御データ作成手法]
[6.4 実施形態としての可動体役物制御処理]
(6.4.1 処理フロー)
(6.4.2 マイクロステップ駆動について)
(6.4.3 プリレジスタの使用について)
[6.5 実施形態としての電流値切り替え、及び起動時のモータ誤動作対策]
[6.6 起動時の役物落下対策]
[6.7 その他構成例]
<7.変形例>
<8.実施形態のまとめ>
【0010】
<1.遊技機の構造>
図1及び図2を参照して、本発明に係る実施形態としての遊技機1の全体構造について説明する。図1は、本発明に係る実施形態の遊技機1の外観を示す斜視図であり、図2は、実施形態の遊技機1において前枠4を開放したときの斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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