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公開番号2024119494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026422
出願日2023-02-22
発明の名称吐水装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E03C 1/14 20060101AFI20240827BHJP(上水;下水)
要約【課題】給水路の屈曲部分におけるキンクの発生を抑制できる吐水装置を提供する。
【解決手段】パネル部と、パネル部に設けられた吐水部と、吐水部へ給水する給水部と、を備え、給水部は、給水源に接続される第1給水路と、第1給水路の下流に接続される複数の第2給水路と、を有し、第2給水路は、可撓性を有し、第2給水路の外形寸法は、第1給水路の外形寸法よりも小さく、吐水部は、第2給水路の下流に接続され、第2給水路の水を合流させる合流部を有し、第2給水路は、第1給水路に接続され上下方向及び左右方向に延びる上流部分と、合流部に接続され前後方向に延びる下流部分と、上流部分と下流部分との間で屈曲する屈曲部分と、を有し、上流部分は、屈曲部分に接続され、上流に向かうにつれて左右方向の中央から離れるように配置される拡張部分を有する、吐水装置。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
設置面に対向するように設置されるパネル部と、
前記パネル部に設けられた吐水部と、
前記吐水部へ給水する給水部と、
を備え、
前記パネル部は、前記設置面との間に前記給水部の少なくとも一部を収容する収容空間を有し、
前記給水部は、
給水源に接続される第1給水路と、
前記第1給水路の下流に接続される複数の第2給水路と、
を有し、
前記複数の第2給水路は、それぞれ、可撓性を有し、
前記複数の第2給水路の外形寸法は、それぞれ、前記第1給水路の外形寸法よりも小さく、
前記吐水部は、前記複数の第2給水路の下流に接続され、前記複数の第2給水路の水を合流させる合流部を有し、
前記複数の第2給水路は、それぞれ、
前記収容空間内に配置され、前記第1給水路に接続され、上下方向及び左右方向に延びる上流部分と、
前記吐水部内に配置され、前記合流部に接続され、前後方向に延びる下流部分と、
前記上流部分と前記下流部分との間で屈曲する屈曲部分と、
を有し、
前記上流部分は、前記屈曲部分に接続され、上流に向かうにつれて左右方向の中央から離れるように配置される拡張部分を有する、吐水装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記上流部分は、
上流に向かうにつれて下方に向かいながら左右方向の中央に近づくように配置される収縮部分と、
上流に向かうにつれて下方に向かうように配置される平行部分と、
をさらに有する、請求項1に記載の吐水装置。
【請求項3】
前記上流部分を案内するガイド部をさらに備えた、請求項1に記載の吐水装置。
【請求項4】
前記ガイド部は、前記パネル部と一体である、請求項3に記載の吐水装置。
【請求項5】
前記複数の第2給水路は、左右対称に配置される、請求項1に記載の吐水装置。
【請求項6】
設置面に対向するように設置されるパネル部と、
前記パネル部の上部から前方に向かって延びる棚部と、
前記棚部に設けられた吐水部と、
前記吐水部へ給水する給水部と、
を備え、
前記パネル部は、前記設置面との間に前記給水部の少なくとも一部を収容する収容空間を有し、
前記給水部は、
給水源に接続される第1給水路と、
前記第1給水路の下流に接続される複数の第2給水路と、
を有し、
前記複数の第2給水路は、それぞれ、可撓性を有し、
前記複数の第2給水路の外形寸法は、それぞれ、前記第1給水路の外形寸法よりも小さく、
前記吐水部は、前記複数の第2給水路の下流に接続され、前記複数の第2給水路の水を合流させる合流部を有し、
前記複数の第2給水路は、それぞれ、
前記収容空間内に配置され、前記第1給水路に接続され、上下方向及び左右方向に延びる上流部分と、
前記棚部内に配置され、前記合流部に接続され、前後方向及び左右方向に延びる下流部分と、
前記上流部分と前記下流部分との間で屈曲する屈曲部分と、
を有し、
前記屈曲部分は、上流に向かうにつれて左右方向の中央に近づくように配置される、吐水装置。
【請求項7】
前記下流部分は、
前記合流部に接続され、上流に向かうにつれて左右方向の中央から離れるように配置される拡張部分と、
前記屈曲部分に接続され、上流に向かうにつれて左右方向の中央に近づくように配置される第1収縮部分と、
を有し、
前記上流部分は、前記屈曲部分に接続され、上流に向かうにつれて左右方向の中央に近づくように配置される第2収縮部分を有する、請求項6に記載の吐水装置。
【請求項8】
前記上流部分は、前記第2収縮部分に接続され、上流に向かうにつれて下方に向かうように配置される平行部分をさらに有する、請求項7に記載の吐水装置。
【請求項9】
設置面に対向するように設置されるパネル部と、
前記パネル部の上部から前方に向かって延びる棚部と、
前記棚部に設けられた吐水部と、
前記吐水部へ給水する給水部と、
を備え、
前記パネル部は、前記設置面との間に前記給水部の少なくとも一部を収容する収容空間を有し、
前記給水部は、
給水源に接続される第1給水路と、
前記第1給水路の下流に接続される複数の第2給水路と、
を有し、
前記複数の第2給水路は、それぞれ、可撓性を有し、
前記複数の第2給水路の外形寸法は、それぞれ、前記第1給水路の外形寸法よりも小さく、
前記吐水部は、前記複数の第2給水路の下流に接続され、前記複数の第2給水路の水を合流させる合流部を有し、
前記複数の第2給水路は、それぞれ、
前記収容空間内に配置され、前記第1給水路に接続され、上下方向及び左右方向に延びる上流部分と、
前記棚部内に配置され、前記合流部に接続され、前後方向及び左右方向に延びる下流部分と、
前記上流部分と前記下流部分との間で屈曲する屈曲部分と、
を有し、
前記屈曲部分は、上流に向かうにつれて左右方向の中央から離れるように配置される、吐水装置。
【請求項10】
前記下流部分は、
前記合流部に接続され、上流に向かうにつれて左右方向の中央から離れるように配置される第1拡張部分と、
前記屈曲部分に接続され、上流に向かうにつれて左右方向の中央から離れるように配置される第2拡張部分と、
を有し、
前記上流部分は、前記屈曲部分に接続され、上流に向かうにつれて左右方向の中央から離れるように配置される第3拡張部分を有する、請求項9に記載の吐水装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の態様は、一般的に、吐水装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
パネル部と設置面との間の収容空間に可撓性を有する複数の給水路を収容し、給水路を前方側に屈曲させるように配置した吐水装置がある(例えば、特許文献1)。このような吐水装置において、パネル部を薄くするために、複数の給水路を合流させる合流部を、パネル部と設置面との間の収容空間ではなく、パネル部よりも前方に位置する吐水部に設けることが考えられる。このような構造にすると、パネル部の収容空間から前方に位置する合流部に向かって屈曲するように複数の給水路を配置することになる。そのため、屈曲部分の屈曲角度が過度に小さくなると、屈曲部分においてキンクが発生しやすい。
【0003】
給水路においてキンクが発生すると、吐水部からの吐水に乱れが生じる、吐水部から吐水されない、などの吐水の不具合が発生するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-067996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、給水路の屈曲部分におけるキンクの発生を抑制できる吐水装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明は、設置面に対向するように設置されるパネル部と、前記パネル部に設けられた吐水部と、前記吐水部へ給水する給水部と、を備え、前記パネル部は、前記設置面との間に前記給水部の少なくとも一部を収容する収容空間を有し、前記給水部は、給水源に接続される第1給水路と、前記第1給水路の下流に接続される複数の第2給水路と、を有し、前記複数の第2給水路は、それぞれ、可撓性を有し、前記複数の第2給水路の外形寸法は、それぞれ、前記第1給水路の外形寸法よりも小さく、前記吐水部は、前記複数の第2給水路の下流に接続され、前記複数の第2給水路の水を合流させる合流部を有し、前記複数の第2給水路は、それぞれ、前記収容空間内に配置され、前記第1給水路に接続され、上下方向及び左右方向に延びる上流部分と、前記吐水部内に配置され、前記合流部に接続され、前後方向に延びる下流部分と、前記上流部分と前記下流部分との間で屈曲する屈曲部分と、を有し、前記上流部分は、前記屈曲部分に接続され、上流に向かうにつれて左右方向の中央から離れるように配置される拡張部分を有する、吐水装置である。
【0007】
この吐水装置によれば、第2給水路の上流部分の屈曲部分に接続される箇所に、上流に向かうにつれて左右方向の中央から離れるように配置される拡張部分を設けることで、屈曲部分の屈曲角度(曲げR)が過度に小さくなることを抑制できる。これにより、屈曲部分におけるキンクの発生を抑制でき、キンクの発生による吐水の乱れなどの不具合を抑制できる。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、前記上流部分は、上流に向かうにつれて下方に向かいながら左右方向の中央に近づくように配置される収縮部分と、上流に向かうにつれて下方に向かうように配置される平行部分と、をさらに有する、吐水装置である。
【0009】
この吐水装置によれば、第2給水路の上流部分に、上流に向かうにつれて下方に向かいながら左右方向の中央に近づくように配置される収縮部分と、上流に向かうにつれて下方に向かうように配置される平行部分と、を設けることで、上流部分が長くなりすぎることを抑制できる。これにより、圧力損失が大きくなることを抑制でき、圧力損失の増大による吐水の乱れを抑制できる。
【0010】
第3の発明は、第1の発明において、前記上流部分を案内するガイド部をさらに備えた、吐水装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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