TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024108030
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023012282
出願日2023-01-30
発明の名称測定装置及び制御方法
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01B 15/02 20060101AFI20240802BHJP(測定;試験)
要約【課題】シャッタを含む遮断部をより確実に駆動して放射線に対する安全性を向上可能な測定装置を提供する。
【解決手段】測定装置1は、放射線を用いて被測定物の厚さを測定する。測定装置1は、放射線源が放射した放射線を遮断可能な遮断部10と、遮断部10の開閉により放射線の非遮断及び遮断を制御する制御部30a、30bと、放射線源を含む所定範囲の境界への侵入者を検出する検出部60とを備える。制御部30a、30bは、検出部60が所定範囲の境界への侵入者を検出した場合に、遮断部10を閉じて放射線を遮断する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
放射線を用いて被測定物の厚さを測定する測定装置であって、
放射線源が放射した前記放射線を遮断可能な遮断部と、
前記遮断部の開閉により前記放射線の非遮断及び遮断を制御する制御部と、
前記放射線源を含む所定範囲の境界への侵入者を検出する検出部と
を備え、
前記制御部は、前記検出部が前記所定範囲の境界への侵入者を検出した場合に、前記遮断部を閉じて前記放射線を遮断する、測定装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記所定範囲を撮影可能なカメラを更に備え、
前記制御部は、前記検出部が前記所定範囲の境界への侵入者を検出した場合に、前記カメラによる前記所定範囲の撮影を開始する、請求項1に記載の測定装置。
【請求項3】
前記所定範囲を撮影可能なカメラを更に備え、
前記制御部は、前記カメラのメモリ使用量が使用量閾値以上になった場合に、前記遮断部を遮断する、請求項1に記載の測定装置。
【請求項4】
前記放射線源を移動させるヘッド駆動部を更に備え、
前記検出部は、前記放射線源の移動とともに前記所定範囲が移動するように配置される、請求項1から3までのいずれか一項に記載の測定装置。
【請求項5】
放射線源と放射線を遮断する遮断部とを備え、前記放射線を用いて被測定物の厚さを測定する測定装置の制御方法であって、
前記放射線源を含む所定範囲の境界への侵入者を検出することと、
前記所定範囲の境界への侵入者が検出された場合に、前記遮断部を閉じて前記放射線を遮断することと
を含む、測定装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、測定装置及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被測定物の厚さを含むパラメータを測定する厚さ計において、放射線を遮るシャッタを備えることによって装置の安全性を向上させる厚さ計安全装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-55012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
厚さ計安全装置において、放射線源の近くに人間又は動物等が侵入した場合に、侵入した人間又は動物等が被ばくするおそれがある。
【0005】
本開示は、放射線源の近くに侵入した人間又は動物等の被ばくを抑制できる測定装置及び制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
幾つかの実施形態に係る測定装置は、放射線を用いて被測定物の厚さを測定する測定装置であって、放射線源が放射した前記放射線を遮断可能な遮断部と、前記遮断部の開閉により前記放射線の非遮断及び遮断を制御する制御部と、前記放射線源を含む所定範囲の境界への侵入者を検出する検出部とを備える。前記制御部は、前記検出部が前記所定範囲の境界への侵入者を検出した場合に、前記遮断部を閉じて前記放射線を遮断する。測定装置が検出部によって所定範囲の境界への侵入者を検出して遮断部を閉じることによって、放射線が速やかに遮断される。放射線が速やかに遮断される結果、侵入した人間又は動物等の被ばくが抑制される。
【0007】
一実施形態に係る測定装置は、前記所定範囲を撮影可能なカメラを更に備えてよい。前記制御部は、前記検出部が前記所定範囲の境界への侵入者を検出した場合に、前記カメラによる前記所定範囲の撮影を開始してよい。測定装置がカメラを用いて所定範囲を撮影することによって、侵入者の動向が監視される。また、測定装置の異常状態が把握される。
【0008】
一実施形態に係る測定装置は、前記所定範囲を撮影可能なカメラを更に備えてよい。前記制御部は、前記カメラのメモリ使用量が使用量閾値以上になった場合に、前記遮断部を遮断してよい。カメラのメモリ使用量が使用量閾値以上になった場合に、カメラが所定範囲を撮影できなくなることがある。仮にカメラが所定範囲を撮影できなくなる場合、測定装置の安全上の問題が生じることがある。カメラのメモリ使用量が使用量閾値以上になった場合に遮断部を遮断することによって、カメラが所定範囲を撮影できない間に遮断部が閉じなくなって放射線が漏洩する事態が防がれる。
【0009】
一実施形態に係る測定装置は、前記放射線源を移動させるヘッド駆動部を更に備えてよい。前記検出部は、前記放射線源の移動とともに前記所定範囲が移動するように配置されてよい。放射線源の移動とともに所定範囲が移動するように検出部が配置されることによって、作業者が測定装置1の周辺に侵入できる範囲が広くなる。その結果、測定装置の占有スペースが削減される。また作業者が動きやすくなる。
【0010】
幾つかの実施形態に係る測定装置の制御方法は、放射線源と放射線を遮断する遮断部とを備え、前記放射線を用いて被測定物の厚さを測定する測定装置の制御方法であって、前記放射線源を含む所定範囲の境界への侵入者を検出することと、前記所定範囲の境界への侵入者が検出された場合に、前記遮断部を閉じて前記放射線を遮断することとを含む。測定装置が検出部によって所定範囲の境界への侵入者を検出して遮断部を閉じることによって、放射線が速やかに遮断される。放射線が速やかに遮断される結果、侵入した人間又は動物等の被ばくが抑制される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

横河電機株式会社
状態特定方法
9日前
横河電機株式会社
構造体及び判定装置
6日前
横河電機株式会社
微細セルロース繊維組成物
16日前
横河電機株式会社
管理システム及び管理方法
10日前
横河電機株式会社
コンテナ及び水処理システム
2日前
横河電機株式会社
試験用カバー及び温度試験方法
6日前
横河電機株式会社
演算装置、演算方法、及びプログラム
6日前
横河電機株式会社
制御装置、制御方法及び制御プログラム
2日前
横河電機株式会社
制御装置、制御方法及び制御プログラム
2日前
横河電機株式会社
推定装置、推定方法および推定プログラム
6日前
横河電機株式会社
制御装置、制御方法および制御プログラム
6日前
横河電機株式会社
情報処理装置、判定方法及び判定プログラム
10日前
横河電機株式会社
レーザ式ガス分析計及びパージガス供給方法
2日前
横河電機株式会社
微細セルロース繊維、及び微細セルロース繊維組成物
16日前
横河電機株式会社
情報処理装置、情報出力方法及び情報出力プログラム
6日前
横河電機株式会社
情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
12日前
横河電機株式会社
状態特定装置、状態特定方法および状態特定プログラム
16日前
横河電機株式会社
画像取得装置、画像取得方法および画像取得プログラム
19日前
横河電機株式会社
分析装置、分析方法、分析プログラム及び水処理システム
2日前
横河電機株式会社
アラーム管理装置、アラーム管理方法およびアラーム管理プログラム
9日前
横河電機株式会社
情報処理装置、オペレーション支援方法及びオペレーション支援プログラム
6日前
横河電機株式会社
情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及びプロセス制御システム
10日前
横河電機株式会社
資産のシミュレーションおよび分析のためのシステム、方法、およびデバイス
11日前
横河電機株式会社
二次電池管理装置及び二次電池管理方法
17日前
横河電機株式会社
解析システム、解析システムの解析方法、サーバ装置、サーバ装置の制御方法、及び、プログラム
3日前
横河電機株式会社
微細セルロース繊維組成物、微細セルロース繊維の水分散液、ポリマー組成物、成形体、及び微細セルロース繊維組成物の製造方法
16日前
株式会社IFG
単板試験器
27日前
個人
電気抵抗の測定方法
3日前
新光電子株式会社
検知装置
26日前
エイブリック株式会社
半導体装置
20日前
太陽誘電株式会社
検出装置
23日前
株式会社トプコン
測量装置
18日前
株式会社トプコン
測量装置
18日前
太陽誘電株式会社
検出装置
6日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
16日前
北陽電機株式会社
光電センサ
2日前
続きを見る