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公開番号2024090526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206488
出願日2022-12-23
発明の名称球体回収装置
出願人国立大学法人 宮崎大学
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A63B 47/02 20060101AFI20240627BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】様々な球体を回収することができる球体回収装置を提供すること。
【解決手段】床面Gに対して前方側に傾斜する第1回転軸11を中心として回転される第1搬送部材12と、床面Gに対して略鉛直方向を向く第2回転軸21を中心として回転される第2搬送部材22と、を備え、第1搬送部材12の下端から搬送側に向けた部位が第2搬送部材22と対向配置されることで、第1搬送部材12と第2搬送部材22とが協働して、大きさ、重量、硬さ表面材質等が異なる様々なボールBを床面Gから第1搬送部材12の上方まで送り出して回収することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
面上を走行する走行装置を有する球体回収装置であって、
前記面に対して前方側に傾斜する回転軸を中心として回転される第1搬送部材と、
前記面に対して略鉛直方向を向く回転軸を中心として回転される第2搬送部材と、を備え、
前記第1搬送部材の下端から搬送側に向けた部位が前記第2搬送部材と対向配置されることを特徴とする球体回収装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第2搬送部材は、該第2搬送部材が回転されて成される回転体が上方に向けて先細る形状となるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の球体回収装置。
【請求項3】
前記第1搬送部材の下方には前記面に対して傾斜するスロープが形成されており、
前記第2搬送部材は、上下に離間して設けられた複数の羽根部材により構成されており、
前記スロープには、複数の前記羽根部材がそれぞれ通過可能な複数のスリットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の球体回収装置。
【請求項4】
前記第2搬送部材は、上下に離間して設けられた複数の羽根部材により構成されており、
複数の前記羽根部材各々の前記回転軸から先端までの距離は、上方に行くに従い短くなっていることを特徴とする請求項2に記載の球体回収装置。
【請求項5】
複数の前記羽根部材は、回転方向にずれて配設されて螺旋状を成していることを特徴とする請求項3に記載の球体回収装置。
【請求項6】
前記第1搬送部材の前記第2搬送部材側の側部にサイドガイドが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の球体回収装置。
【請求項7】
前記第1搬送部材は、放射状に延びる複数の所定羽根部材により構成されており、
複数の前記所定羽根部材は可撓性を有していることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の球体回収装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、球体を回収可能な球体回収装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、テニスやゴルフなどボール(球体)を使用するスポーツの練習場や競技場などにおいて、練習で床面や地面等面上に散乱した多数のボールを人手で回収するには多大な労力と時間を要することから、これらボールを効率よく回収するための球体回収装置が提案されている。
【0003】
また、障害者スポーツには、ボッチャ、サウンドテーブルテニス、ゴールボールといったボールを扱う種目が存在するが、これら各種目においても、練習場や競技場で多数のボールを回収することによる障害者や介護者の身体的、精神的、時間的負担を軽減するために球体回収装置の導入が切望されている。
【0004】
この種の球体回収装置として、例えば、球体を上方に向けて搬送する搬送路に沿って複数の駆動ローラを配置するとともに、これら複数の駆動ローラの対向面に、各駆動ローラの周面に沿う円弧型固定壁を配置し、最下方の駆動ローラと円弧型固定壁とで床面上にある球体を挟圧しながら上方に向けて搬送させ、その後順次一つ上方の駆動ロータと円弧型固定壁で球体を挟圧しながらさらに上方に搬送させ、最終的に最上方の駆動ローラによって回収室に落下させて回収するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-244218号公報(第7頁~第9頁、図5~図7)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記障害者スポーツの各種目で使用されるボールはそれぞれ性質(例えば、大きさ、硬さ、重量、材質など)が異なるため、各種目の練習が同場所で同時に開催される場合や、ボッチャのように、ゲーム中において戦術の一環として硬さや材質が異なるボールが使用される場合には、性質が異なるボールが混在した状態で床面や地面上に散乱することがある。
【0007】
しかし、上記特許文献1に記載の球体回収装置は、駆動ローラと円弧型固定壁とで球体を挟圧して搬送する構造であり、回収するボールの大きさや硬さに応じて駆動ローラと円弧型固定壁との隙間の大きさを決定・調整する必要があるので、大きさや硬さが同じボールしか回収することができず、性質が異なるボールを回収するには、各ボールの性質に対応した球体回収装置を個別に用意する必要があるため、汎用性が低いという問題があった。
【0008】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、様々な球体を回収することができる球体回収装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明の球体回収装置は、
面上を走行する走行装置を有する球体回収装置であって、
前記面に対して前方側に傾斜する回転軸を中心として回転される第1搬送部材と、
前記面に対して略鉛直方向を向く回転軸を中心として回転される第2搬送部材と、を備え、
前記第1搬送部材の下端から搬送側に向けた部位が前記第2搬送部材と対向配置されることを特徴としている。
この特徴によれば、第1搬送部材と第2搬送部材とから球体に作用する力の向きが異なることから、第1搬送部材と第2搬送部材とが協働して、大きさ、重量、硬さ表面材質等性質の異なる様々な球体を面から第1搬送部材の上方まで送り出して回収することができる。
【0010】
前記第2搬送部材は、該第2搬送部材が回転されて成される回転体が上方に向けて先細る形状となるように形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1搬送部材から第2搬送部材に向けて送り出された球体を上方に向けて押し上げ、第1搬送部材と第2搬送部材とを円滑に協働させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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