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公開番号2024012930
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-31
出願番号2022114763
出願日2022-07-19
発明の名称監視装置及び冷却システム
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G06F 1/20 20060101AFI20240124BHJP(計算;計数)
要約【課題】空冷と水冷が使用される場合における冷却機構の異常を判断する監視装置及び冷却システムを提供することを目的とする。
【解決手段】監視装置は、複数の温度センサが計測した空冷対象部品と複数の水冷対象部品の各温度を監視する監視手段と、前記各温度の温度関係に基づいて、前記複数の水冷対象部品のそれぞれに設けられた冷却機構のいずれかの異常を判断する判断手段と、を含んでいる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の温度センサが計測した空冷対象部品と複数の水冷対象部品の各温度を監視する監視手段と、
前記各温度の温度関係に基づいて、前記複数の水冷対象部品のそれぞれに設けられた冷却機構のいずれかの異常を判断する判断手段と、
を含む監視装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記判断手段は、前記空冷対象部品の温度が正常であり、前記複数の水冷対象部品の温度がいずれも異常である場合、前記冷却機構に供給される冷媒が減少したと判断する、
ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記判断手段は、前記空冷対象部品の温度が正常であり、前記複数の水冷対象部品の一部の温度が正常であり、前記複数の水冷対象部品の残部の温度が異常である場合、前記残部に設けられた前記冷却機構が故障したと判断する、
ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項4】
前記判断手段は、前記空冷対象部品の温度が異常であり、前記複数の水冷対象部品の温度がいずれも異常である場合、前記空冷対象部品と前記複数の水冷対象部品を含む部品環境の温度が異常であると判断する、
ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項5】
前記冷却機構は、前記水冷対象部品に密着し、前記水冷対象部品の熱と前記冷却機構に供給される冷媒の熱を交換するプレートである、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の監視装置。
【請求項6】
前記空冷対象部品と、前記複数の水冷対象部品と、前記冷却機構と、前記複数の温度センサと、前記冷却機構に冷媒を供給する水冷ポンプと、前記空冷対象部品を冷却する空冷ファンは、前記監視装置に監視される被監視装置に設けられている、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の監視装置。
【請求項7】
複数の温度センサが計測した空冷対象部品と複数の水冷対象部品の各温度を監視し、前記各温度の温度関係に基づいて、前記複数の水冷対象部品のそれぞれに設けられた冷却機構のいずれかの異常を判断する監視装置と、
前記空冷対象部品と、前記複数の水冷対象部品と、前記冷却機構と、前記複数の温度センサと、前記冷却機構に冷媒を供給する水冷ポンプと、前記空冷対象部品を冷却する空冷ファンと、が設けられた、前記監視装置に監視される被監視装置と、
を含む冷却システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件は、監視装置及び冷却システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
冷媒ポンプを用いた冷却システムや、電動車両に搭載される電力変換装置の冷却システムが知られている(例えば特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-15398号公報
特開2013-84648号公報
特開平7-146188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、光伝送装置(例えばトランスポンダなど)では、基板に実装された部品を放熱するために空冷の冷却システムが採用されている。また、光伝送装置によっては空冷と水冷の両方を使用する冷却システムが採用されている。
【0005】
このような冷却システムでは、水冷に利用される冷媒の自然蒸発や液漏れなどにより冷媒が減少することがある。冷媒が減少すると、冷媒を使用して部品を冷却する冷却機構の冷却能力が低下する。このため、冷却能力を維持できているか否かの定期的な判断が求められる。冷却能力を維持できていない場合、例えば冷却システムを交換してもよいし、冷媒を補充してもよい。
【0006】
冷却能力の維持を判断する場合、例えば冷却システムに水量センサを設け、水量センサにより冷媒の量を測定して冷却能力の維持を判断することが想定される。しかしながら、冷却システムに水量センサを設けた場合、冷却システムが大型化する可能性がある。また、この場合、冷媒の温度や光伝送装置を取り巻く環境(例えば気温、湿度、気圧など)によって冷却能力の維持に必要な冷媒の量が変化するため、冷却能力の維持を判断する閾値を環境ごとに一意に設定することが難しい。複数の閾値を設定することも想定されるが、この場合、冷却能力の維持を判断する様々な条件を別途に検討しなければならず、設定が複雑化するという別の問題が発生する。
【0007】
その他、閾値を超える冷媒の量の減少が確認されたとしても、部品を冷却するのに十分な冷媒の量が冷却システムにまだ残存している場合もある。このような場合には、冷却システムの交換や冷媒の補充を実施する時期としては適切でないため、交換や補充の時期については精度良く特定することが望ましい。
【0008】
そこで、1つの側面では、空冷と水冷が使用される場合における冷却機構の異常を判断する監視装置及び冷却システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
1つの実施態様では、監視装置は、複数の温度センサが計測した空冷対象部品と複数の水冷対象部品の各温度を監視する監視手段と、前記各温度の温度関係に基づいて、前記複数の水冷対象部品のそれぞれに設けられた冷却機構のいずれかの異常を判断する判断手段と、を含んでいる。
【0010】
1つの実施態様では、冷却システムは、複数の温度センサが計測した空冷対象部品と複数の水冷対象部品の各温度を監視し、前記各温度の温度関係に基づいて、前記複数の水冷対象部品のそれぞれに設けられた冷却機構のいずれかの異常を判断する監視装置と、前記空冷対象部品と、前記複数の水冷対象部品と、前記冷却機構と、前記複数の温度センサと、前記冷却機構に冷媒を供給する水冷ポンプと、前記空冷対象部品を冷却する空冷ファンと、が設けられた、前記監視装置に監視される被監視装置と、を含んでいる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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