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公開番号2023157727
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-26
出願番号2022067810
出願日2022-04-15
発明の名称眼鏡形フレーム
出願人株式会社シャルマン
代理人個人
主分類G02C 5/16 20060101AFI20231019BHJP(光学)
要約【課題】 断面矩形状のテンプルが有する利点と、断面円形状のテンプルが有する利点を併せ持つ眼鏡形フレームを提供する。
【解決手段】 レンズやフェイスシールドなどを保持するフロント部と、このフロント部の両端に設けられ耳掛け部分を備えたテンプルとを有する眼鏡形フレームにおいて、前記フロント部F側に配置された第一の弾性部11及びこの第一の弾性部11と前記耳掛け部Mとの間に配置された第二の弾性部12を有し、第一の弾性部11は、第一の方向の弾性変形を許容するとともに前記第一の方向と異なる方向の弾性変形を規制し、第二の弾性部12は、前記第一の方向と交叉する第二の方向の弾性変形を許容するとともに、前記第二の方向と異なる方向の弾性変形を規制するように構成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
レンズやフェイスシールドなどを保持するフロント部と、このフロント部の両端に設けられ耳掛け部分を備えたテンプルとを有する眼鏡形フレームにおいて、
前記フロント部側に配置された第一の弾性部及びこの第一の弾性部と前記耳掛け部との間に配置された第二の弾性部を有し、
前記第一の弾性部は、第一の方向の弾性変形を許容するとともに前記第一の方向と異なる方向の弾性変形を規制し、
前記第二の弾性部は、前記第一の方向と交叉する第二の方向の弾性変形を許容するとともに、前記第二の方向と異なる方向の弾性変形を規制すること、
を特徴とする眼鏡形フレーム。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記第一の弾性部及び前記第二の弾性部が前記テンプルに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡形フレーム。
【請求項3】
前記第一の方向及び前記第二の方向のうちのいずれか一方は、前記眼鏡形フレームの装着者の頭部を挟持する方向であって、前記眼鏡形フレームが前記装着者の頭部に対して位置ずれしないように機能する横方向で、他方は、前記装着者の耳に作用する負荷を軽減するように機能する上下方向であることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡形フレーム。
【請求項4】
前記第一の弾性部と前記第二の弾性部とは、前記第一の方向と前記第二の方向の相対角度が可変となるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡形フレーム。
【請求項5】
前記第一の弾性部及び前記第二の弾性部の少なくとも一方が板ばねであることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡形フレーム。
【請求項6】
前記第一の弾性部及び前記第二の弾性部の少なくとも一方が複数本の棒状部材から形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡形フレーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズやフェイスシールドの他、ライト、カメラ及び小型ディスプレイを含むウェアラブルデバイスなどの機能部材を保持する眼鏡形フレームに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
眼鏡形フレームは、フロント部に取付けられた左右のノーズパッドを鼻の両側に当て、先端がくの字状に湾曲した左右のテンプルを左右の耳の上方に当てて掛けることにより、四点で安定保持されるようになっている。また、こめかみ部分にパッドを当接させるなどして前記ノーズパッドを不要とした眼鏡形フレームにおいても、左右の前記パッドと左右のテンプルとで、四点で安定保持されるようになっている。βチタンやステンレスなどの弾性を有する部材で形成された前記テンプルは、その弾性によって装着者の頭部を左右両側から挟み込むことで、前記装着者が下を向いたり、頭部を動かしたり、運動をしたりしても前記フロント部が装着者の顔面から位置ずれしにくいようにしている。
【0003】
ところで、テンプルには種々の断面形状を有するものがあるが、断面矩形状のものは、弾性力を一方向に集中させることができることから装着者の頭部を左右両側から強く挟持することができ、前記フロント部が装着者の顔面から位置ずれしにくくできるものの、眼鏡形フレームを脱着する際に湾曲した耳掛け部が装着者の耳に沿って滑りながら押し上げられることから、装着者の耳に大きな負荷が作用し、違和感や痛みを感じるという不具合があるほか、フロント部に大きな捻り力が作用することから、脱着を繰り返すと眼鏡形フレームが歪んでしまい、四点での安定保持ができなくなるという欠点がある。また、眼鏡形フレームの装着時に、運動などによって眼鏡形フレームに衝撃等の外力が作用すると、テンプルが耳の付け根に押し付けられて耳の付け根に痛みを感じたり、衝撃等の繰り返しによりテンプルと耳の付け根とが擦れ合って耳の付け根を傷めてしまうおそれがある。
【0004】
その一方で断面円形状のものは、テンプルがあらゆる方向に弾性変形可能であるため、眼鏡形フレームを脱着する際にテンプルが撓んで掛け外しがしやすく、フロント部に作用する捻り力を小さくできるという利点はあるものの、弾性力が拡散されてしまい装着者の頭部を左右両側から強く挟持することができず、フロント部が装着者の顔面から位置ずれしやすいという欠点がある。
特許文献1に記載のメガネフレームのツル(テンプル)は、斜め上方外側に撓み変形又は押し開くことができるように構成することで、断面円形状のテンプルが有する上記の欠点、すなわち、あらゆる方向に撓み変形可能であるため眼鏡形フレームが位置ずれしやすいという欠点を解消するとともに、テンプルを断面縦長の長方形にしても、メガネを外す際にテンプルを斜め上方に撓むようにすることで、メガネを外しやすくしている(例えば明細書の段落0006,0007及び0019の記載参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-182165号公報(明細書の段落0006,0007及び0019の記載参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載のメガネのツルでは、装着者の頭部を左右から挟持する力が斜め上方向に分散されてしまい、フロント部が装着者の顔面から位置ずれしやすくなる。そのほか、弾性力の作用方向が斜め上の一方向だけであるため、複雑な頭部形状に沿って柔軟に変形することができないことから、フロント部に作用する捻り力も未だ大きく、脱着を繰り返すことで眼鏡形フレームが歪やすいという課題を解決するには未だ不十分である。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、断面矩形状のテンプルが有する利点と断面円形状のテンプルが有する利点を併せ持ち、特許文献1に記載のメガネでは解決できない課題を解決することができ、かつ、眼鏡形フレームの脱着時や衝撃時に耳に作用する負荷を軽減することができる眼鏡形フレームの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の眼鏡形フレームは、請求項1に記載するように、レンズやフェイスシールドなどを保持するフロント部と、このフロント部の両端に設けられ耳掛け部分を備えたテンプルとを有する眼鏡形フレームにおいて、前記フロント部側に配置された第一の弾性部及びこの第一の弾性部と前記耳掛け部との間に配置された第二の弾性部を有し、前記第一の弾性部は、第一の方向の弾性変形を許容するとともに前記第一の方向と異なる方向の弾性変形を規制し、前記第二の弾性部は、前記第一の方向と交叉する第二の方向の弾性変形を許容するとともに、前記第二の方向と異なる方向の弾性変形を規制するように構成されている。
【0008】
前記第一の弾性部はフロント部の智などに設けてもよいが、請求項2に記載するように、前記第一の弾性部及び前記第二の弾性部の両方をテンプルに設けてもよい。
このように構成すれば、例えば第一の弾性部で弾性力を一方向に集中させて装着者の頭部を左右両側から強く挟持することができ、第二の弾性部でテンプルを撓ませることで、眼鏡形フレームの脱着時に装着者の耳に大きな負荷を掛けないようにすることができる。また、第一の弾性部と第二の弾性部の組み合わせにより、フロント部に作用する捻り力を緩和することができる。
【0009】
請求項3に記載するように、前記第一の方向及び第二の方向のいずれか一方は、前記眼鏡形フレームの装着者の頭部を挟持する方向であって、前記眼鏡形フレームが前記装着者の頭部に対して位置ずれしないように機能する横方向で、他方は、前記装着者の耳に対する負荷を軽減するように機能する上下方向としてもよい。
なお、前記第一の弾性部及び前記第二の弾性部の弾性力は、互いの弾性部の機能を阻害させないものとするのがよい。例えば、第一の弾性部が装着者の頭部を左右両側から強く挟持させて、眼鏡形フレームが位置ずれしないように機能する場合、前記第二の弾性部は、眼鏡形フレームに衝撃が作用したときなどに、その弾性力によって眼鏡形フレームを位置ずれさせるものでない弾性力とする。
【0010】
また、頭部の形状や耳の位置・高さなどは装着者の個々によって異なり、従って第一の弾性部の前記第一の方向及び前記第二の弾性部の第二の方向も装着者によってその最適方向が相違する。そこで、請求項4に記載するように、前記第一の弾性部と前記第二の弾性部とは、前記第一の方向と前記第二の方向の相対角度が可変となるように設けられている構成とすることで、装着者の個々に応じた第一の方向及び第二の方向を設定することが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

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