意匠ウォッチ

発行日2025-05-15
公報種別意匠公報(S)
登録番号1798535
登録日2025-05-07
意匠に係る物品配線ボックス用固定具
意匠分類H2-42390(回転電気機械、配電機械器具)
出願番号2024011654
出願日2024-05-21
意匠権者丸井産業株式会社
代理人
意匠に係る物品の説明本物品は、配線ボックスを間仕切り壁内に配置する軽量間柱に固定するための配線ボックス用固定具であり、配線ボックスを取付ける取付板と、軽量間柱の開口に形成されたフック部の外面に当接する外側挟持板を設けた略L字型のボックス支持部と、前記間柱のフック部の内側に配置される内側挟持板と、前記外側挟持板と前記内側挟持板を締結する締付ネジを備え、前記内側挟持板は両側に前記外側挟持板に向かってそれぞれ突出する支持片1、2が形成され、中央には締付ネジを螺合するネジ孔が形成され、そのネジ孔の上下には前記外側挟持板を上下方向から挟むように当該外側挟持板に向かって突出した一対のガイド片が形成される。前記ネジ孔と前記支持片2の間隙には上下に並列する略円錐状の突起部が形成される。また、前記支持片1の先端には前記外側挟持板に設けた透孔に掛止するフック片が形成され、前記支持片2にはその縁から間柱の内面に沿うと共に、フック部と同方向に突出する当接片が形成された形態である。使用状態を示す参考図1のように、本物品は、内側挟持板とボックス支持部の外側挟持板とで、軽量間柱のフック部を挟み込み、締付ねじを締結することで固定することができる。使用手順について、使用状態を示す参考図2で説明すると、ボックス支持部の外側挟持板に設けた透孔の1つに、内側挟持板の支持片1に設けたフック片を掛止し、外側挟持板の中央に設けたネジ挿通孔に挿通させた締付ネジを内側挟持板のネジ孔に緩く螺合することで、両挟持板が締付ネジの回転により共廻りしない状態で仮組みでき、その後、内側挟持板を軽量間柱のフック部内側に差し込んだ状態で締付ネジを締結するが、締付ネジの回転により外側挟持板が内側挟持板側に引き寄せられる際、一対のガイド片により上下が拘束された状態となるので両挟持板は水平な状態となりフック部を安定して挟持することができる。また、使用状態を示す参考図3乃至4のように内側挟持板に形成した突起部は、位置決めとして機能し、フック部の幅に応じて、フック部の内側あるいは外側に当接することで、軽量間柱に対する本物品の回転を抑制することができるものである。
意匠の説明

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