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公開番号2025133792
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025109876
出願日2025-06-29
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250904BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】興趣性が高い演出を実行可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技機が備える演出制御手段は、演出役物を動作させる動作演出と、第1入力手段に対する入力を遊技者に促す第1入力促進演出と、第2入力手段に対する入力を遊技者に促す第2入力促進演出と、を実行可能である。また、判定手段による判定の結果に基づいて、その判定に応じて行われる特別図柄の変動表示中に、前段演出を実行してから後段演出を実行するときがある。その際、後段演出の実行中に第2入力促進演出が実行される第1の場合と、第1入力促進演出が実行される第2の場合と、があり、第1の場合において、後段演出が開始されてから第2入力促進演出が実行されるまでの期間中に、第2の場合よりも動作演出が実行され易い。
【選択図】図45
特許請求の範囲【請求項１】
動作可能な演出役物と、
遊技者による入力が可能な第１入力手段と、
遊技者による入力が可能な第２入力手段と、
遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、
前記判定が行われると、図柄表示手段に特別図柄を変動表示させてから前記判定の結果を示す特別図柄を停止表示させる図柄表示制御手段と、
前記特別遊技を実行すると前記判定手段によって判定されたことを示す特別図柄が前記図柄表示手段に停止表示された場合に、当該特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
演出を制御する演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記演出役物を動作させる動作演出と、前記第１入力手段に対する入力を遊技者に促す第１入力促進演出と、前記第２入力手段に対する入力を遊技者に促す第２入力促進演出と、を実行可能であり、
前記判定の結果に基づいて、当該判定に応じて行われる前記特別図柄の変動表示中に、所定の前段演出と、当該前段演出の後に実行され得る後段演出と、を実行するときがあり、
前記後段演出の実行中に前記第２入力促進演出が実行される第１の場合と、前記第１入力促進演出が実行される第２の場合と、があり、前記第１の場合において、前記後段演出が開始されてから前記第２入力促進演出が実行されるまでの期間中に、前記第２の場合よりも前記動作演出が実行され易い、ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、演出を制御する演出制御手段を備える遊技機に関する。
続きを表示（約 3,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えばパチンコ遊技機等の遊技機では、始動口に遊技球が入賞すると、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かが判定され、特別図柄を変動表示した後に上記判定の結果を示す特別図柄が停止表示される。この種の遊技機の中には、演出ボタンの操作に応じた演出を実行するものがある（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－３９３９８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、従来の遊技機で行われる演出は必ずしも十分な興趣性を有しているとは言えず、更なる興趣性の向上が求められている。
【０００５】
それ故に、本発明の目的は、興趣性が高い演出を実行可能な遊技機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前述の課題を解決するための第１発明の遊技機は、
動作可能な演出役物と、
遊技者による入力が可能な第１入力手段と、
遊技者による入力が可能な第２入力手段と、
遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、
前記判定が行われると、図柄表示手段に特別図柄を変動表示させてから前記判定の結果を示す特別図柄を停止表示させる図柄表示制御手段と、
前記特別遊技を実行すると前記判定手段によって判定されたことを示す特別図柄が前記図柄表示手段に停止表示された場合に、当該特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
演出を制御する演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記演出役物を動作させる動作演出と、前記第１入力手段に対する入力を遊技者に促す第１入力促進演出と、前記第２入力手段に対する入力を遊技者に促す第２入力促進演出と、を実行可能であり、
前記判定の結果に基づいて、当該判定に応じて行われる前記特別図柄の変動表示中に、所定の前段演出と、当該前段演出の後に実行され得る後段演出と、を実行するときがあり、
前記後段演出の実行中に前記第２入力促進演出が実行される第１の場合と、前記第１入力促進演出が実行される第２の場合と、があり、前記第１の場合において、前記後段演出が開始されてから前記第２入力促進演出が実行されるまでの期間中に、前記第２の場合よりも前記動作演出が実行され易い、ことを特徴とするものである。
【０００７】
この第１発明の遊技機によれば、後段演出の実行中に第２入力促進演出が実行される第１の場合において、第１入力促進演出が実行される第２の場合よりも、後段演出が開始されてから第２入力促進演出が実行されるまでの期間中に動作演出が実行され易い。このため、後段演出が開始されてから第２入力促進演出（又は第１入力促進演出）が実行されるまでの期間中に動作演出を実行することによって、第２入力促進演出が実行されることに対する遊技者の期待感を効果的に向上させることが可能である。
【発明の効果】
【０００８】
この発明によれば、興趣性が高い演出を実行可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
遊技機１の正面図
遊技盤２の正面図
図２における主表示器４０の拡大図
遊技機１が備える制御装置の構成例を示すブロック図
遊技機１の遊技状態について説明するための説明図
通常遊技状態における演出の流れについて説明するための説明図
リーチ中ボタン演出について説明するための説明図
可能性示唆演出の具体例を示す画面図
可能性示唆画像の表示色と示唆演出の発生確率との関係性について説明するための説明図
第１演出パターンの段階演出の具体例を示す画面図
第２演出パターンの段階演出の具体例を示す画面図
メインＲＡＭ８３の記憶領域と各記憶領域に記憶される情報について説明するための説明図
メイン制御基板８０において実行される割込み処理を例示するフローチャート
図１３のステップＳ２におけるセンサ検知処理の詳細フローチャート
図１４のステップＳ２１１，２１９における事前判定処理の詳細フローチャート
図１３のステップＳ３における特別図柄処理の詳細フローチャート
図１６のステップＳ３０８における大当たり判定処理の詳細フローチャート
図１６のステップＳ３０９における変動パターン選択処理の詳細フローチャート
図１６のステップＳ３１７における特図停止時処理の詳細フローチャート
メイン制御基板８０において大当たり遊技終了時に実行される遊技状態設定処理を例示するフローチャート
サブ制御基板９０において実行される割込み処理を例示するフローチャート
図２１のステップＳ１０におけるコマンド受信処理の詳細フローチャート
図２２のステップＳ１３における保留コマンド受信処理の詳細フローチャート
図２２のステップＳ１６における変動開始コマンド受信処理の詳細フローチャート
図２４のステップＳ１６３における変動演出パターン設定処理の詳細フローチャート
図２４のステップＳ１６４における予告演出パターン設定処理の詳細フローチャート
画像音響制御基板１００において実行される割込み処理を例示するフローチャート
図２７のステップＳ７１における画像表示制御処理の詳細フローチャート
第２実施形態に係る遊技機１の正面図
第２実施形態に係る遊技機１が備えるランプ制御基板１２０周辺の構成例を示すブロック図
枠外可動体３９について説明するための説明図
特定変動の前に行われる事前変動における一連の演出の流れを例示する説明図
特定変動における一連の演出の流れを例示する説明図
事前変動において実行されるチャンス目演出の具体例を示す画面図
事前変動において実行されるハズレ図柄注目演出の具体例を示す画面図
ライン増加リーチの具体例を示す画面図（その１）
ライン増加リーチの具体例を示す画面図（その２）
第１当たり図柄注目演出と第２当たり図柄注目演出の具体例を示す画面図
バトルリーチ演出の具体例を示す画面図
特別演出画像表示演出の具体例を示す画面図
特定変動に関する事前判定結果に基づく期待演出について説明するためのタイムチャート
第１期待演出と第２期待演出を含む一連の演出の流れを例示する説明図
第１期待演出と第２期待演出の具体例を示す画面図
特定変動に関する事前判定の結果に基づいて実行される各種演出の特徴を例示する説明図
特定変動に関する判定の結果に基づいて実行される各種演出の特徴を例示する説明図（その１）
特定変動に関する判定の結果に基づいて実行される各種演出の特徴を例示する説明図（その２）
【発明を実施するための形態】
【００１０】
［第１の実施形態］
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の第１の実施形態に係る遊技機（パチンコ遊技機）１について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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