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公開番号
2025118199
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013368
出願日
2024-01-31
発明の名称
エレベーターシステム
出願人
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
B66B
3/00 20060101AFI20250805BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】エレベーターを利用した施設内移動において、ベビーカー又は台車等のための追加の占有空間を必要とする利用者の乗車可能性を高めることにより、利便性を向上させる。
【解決手段】エレベーターシステムは、利用者によって所持される利用者端末から、出発階及び到着階を含む外部呼びと、追加の占有空間を優先使用してかごへ乗車する優先乗車の要否と、を含む外部呼び情報が入力された場合、入力された外部呼び情報の外部呼びにかごを割り当てた呼び登録情報を登録する。そして、呼び登録情報において優先乗車が必要とされる場合、エレベーターシステムは、かごへの優先乗車の可否を判定し、その結果、かごへの優先乗車が不可と判定された場合、呼び登録情報に登録されている少なくとも一人の利用者に対して、かごへの乗車を控える譲り行動提案を提示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
施設に設置されたエレベーターを利用する利用者によって所持される利用者端末から、出発階及び到着階を含む外部呼びと、追加の占有空間を優先使用してかごへ乗車する優先乗車の要否と、を含む外部呼び情報が入力された場合に、入力された前記外部呼びに基づいてかごを配車するエレベーターシステムにおいて、
入力された前記外部呼び情報の前記外部呼びにかごを割り当てた呼び登録情報を登録する登録処理を行う登録部と、
前記呼び登録情報において前記優先乗車が必要とされる場合、前記かごへの優先乗車の可否を判定する判定処理を行う判定部と、
前記判定処理において前記かごへの優先乗車が不可と判定された場合、前記呼び登録情報に登録されている少なくとも一人の利用者に対して、前記かごへの乗車を控える譲り行動提案を提示する提示処理を行う提示部と、
を備えるエレベーターシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記譲り行動提案は、前記かごに乗車している少なくとも一人の利用者に対して降車行動を勧めることを含む請求項1に記載のエレベーターシステム。
【請求項3】
前記かごの積載荷重を計測する計測処理を行う計測部を更に備え、
前記判定処理において、前記判定部は、前記計測処理において計測された積載荷重が閾値よりも大きい場合、前記かごへの優先乗車を不可と判定する
ように構成される請求項2に記載のエレベーターシステム。
【請求項4】
前記譲り行動提案を受けた利用者からの受諾意思を受け付ける受付部と、
前記受付部が前記受諾意思を受け付けた場合、最寄り階で前記かごを停止させる動作指示部と、
を更に備える請求項2又は請求項3に記載のエレベーターシステム。
【請求項5】
前記受諾意思を示した利用者が前記最寄り階で降車したかどうかを判定する降車判定処理を行う行動判定部と、
前記降車判定処理において降車が判定された利用者に対して特典を付与する付与部と、
を備える請求項4に記載のエレベーターシステム。
【請求項6】
前記降車判定処理において、前記行動判定部は、前記受諾意思を示した利用者の水平方向移動距離が閾値よりも大きい場合、当該利用者が降車したことを判定する
ように構成される請求項5に記載のエレベーターシステム。
【請求項7】
前記特典は、前記施設におけるサービスに利用可能なポイント又はクーポンの付与を含む請求項5に記載のエレベーターシステム。
【請求項8】
前記受付部は、受け付けた前記受諾意思の受付順位を示す属性を記憶するように構成され、
前記付与部は、前記受付順位が早い利用者ほど付加価値の高い特典を付与する
ように構成される請求項5に記載のエレベーターシステム。
【請求項9】
前記特典を付与された利用者に対して、付与された前記特典の内容及び前記受付順位を通知する特典情報通知部を更に備える請求項8に記載のエレベーターシステム。
【請求項10】
前記受諾意思を示した利用者に対して前記施設の案内情報を提供する案内情報提供部を更に備える請求項4に記載のエレベーターシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エレベーターシステムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車椅子兼用エレベーターの運転を制御するエレベーター運転装置に関する車椅子呼びに応答する技術が開示されている。この技術では、エレベーター運転装置は、乗場からの車椅子呼びが登録され、且つ、カゴ呼び登録数が1つ以下のときには以後の新たなカゴ呼び登録を禁止する。これにより、カゴ呼びの登録数が複数のときには車椅子呼びに応答せず、カゴ呼び数が1になったときに車椅子呼びに応答させるので、カゴ内が空になる前に車椅子呼びに応答するカゴを予定することができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-186325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の装置では、カゴ呼び登録数が1つ以下のときには以後の新たなカゴ呼び登録を禁止することとしているが、既にカゴ呼びの登録数が複数のときには車椅子呼びに応答することができない。このように、特許文献1の装置では、かご内に利用者が乗車している或いは乗車予定である場合において、追加の占有空間を利用した乗車の乗車可能性を高めることに対して課題がある。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、エレベーターを利用した施設内移動において、ベビーカー又は台車等のための追加の占有空間を必要とする利用者の乗車可能性を高めることにより、利便性を向上させることのできるエレベーターシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、施設に設置されたエレベーターを利用する利用者によって所持される利用者端末から、出発階及び到着階を含む外部呼びと、追加の占有空間を優先使用してかごへ乗車する優先乗車の要否と、を含む外部呼び情報が入力された場合に、入力された外部呼びに基づいてかごを配車するエレベーターシステムにおいて、入力された外部呼び情報の外部呼びにかごを割り当てた呼び登録情報を登録する登録処理を行う登録部と、呼び登録情報において優先乗車が必要とされる場合、かごへの優先乗車の可否を判定する判定処理を行う判定部と、判定処理においてかごへの優先乗車が不可と判定された場合、呼び登録情報に登録されている少なくとも一人の利用者に対して、かごへの乗車を控える譲り行動提案を提示する提示処理を行う提示部と、を備えるものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示のエレベーターシステムによれば、呼び登録情報において優先乗車が必要とされる場合において、かごへの優先乗車が不可と判定された場合、呼び登録情報に登録されている少なくとも一人の利用者に対して、かごへの乗車を控える譲り行動提案が提示される。これにより、かご内の利用者の譲り行動を促すことができるので、ベビーカー又は台車等のための追加の占有空間を必要とする利用者の乗車可能性を高めて利便性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係るエレベーターシステムの構成図である。
利用者端末の外部呼び入力画面の一例を示す図である。
利用者端末の付加情報入力画面の表示の一例を示す図である。
記憶装置に記憶されるデータイメージを示すブロック図である。
管理装置のプロセッサがプログラムを実行することによって実現される機能を示すブロック図である。
記憶装置に格納されている呼び登録情報の一例を示す図である。
利用者端末に通知される特典付与情報の一例を示す図である。
実施の形態1のエレベーターシステムにおいて実行されるルーチンのフローチャートである。
実施の形態1のエレベーターシステムにおいて実行されるルーチンのフローチャートである。
管理装置のハードウェア資源の変形例を示す図である。
実施の形態2のエレベーターシステムにおいて実行されるルーチンのフローチャートである。
実施の形態2のエレベーターシステムにおいて実行されるルーチンのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0010】
1.実施の形態1.
1-1.実施の形態1のエレベーターシステムの外観構成
図1は、実施の形態1に係るエレベーターシステムの構成図である。
(【0011】以降は省略されています)
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