TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025116272
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025094713,2024102169
出願日2025-06-06,2022-04-28
発明の名称ハンドモデル
出願人株式会社壽屋
代理人弁理士法人山口・竹本知的財産事務所,個人,個人,個人
主分類A63H 3/36 20060101AFI20250731BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 人間の手指の可動域及び非可動域を良好に再現する仕組みや、多様な人間の手指の表現を再現する仕組みを提供する。
【解決手段】 関節部及び中手部からなる中心部材を有し、前記関節部は、第1の外側部と第1の内側部と、からなり、前記第1の外側部は、前記第1の内側部を回動可能に収容し、前記第1の外側部は、少なくとも1つのガイド部を有し、前記第1の外側部の前記ガイド部は、前記第1の内側部の3つの回転軸のうちの1つの回転軸の周りでの1軸の回転を制限する。
【選択図】 図1B


特許請求の範囲【請求項1】
関節部及び中手部からなる中心部材を有し、
前記関節部は、第1の外側部と第1の内側部と、からなり、
前記第1の外側部は、前記第1の内側部を回動可能に収容し、
前記第1の外側部は、少なくとも1つのガイド部を有し、
前記第1の外側部の前記ガイド部は、前記第1の内側部の3つの回転軸のうちの1つの回転軸の周りでの1軸の回転を制限する
ハンドモデル。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記関節部は、拇指関節部を有し、
前記拇指関節部は、前記第1の外側部に対して固定的に取り付けられた第2の外側部と、前記第2の外側部内に回動可能に収容され、親指中手部と接続された第2の内側部と、を有する
請求項1に記載のハンドモデル。
【請求項3】
関節部及び中手部からなる中心部材を有し、
前記関節部は、第1の外側部と拇指関節部と、からなり、
前記拇指関節部は、前記第1の外側部に対して固定的に取り付けられた第2の外側部と、前記第2の外側部内に回動可能に収容され、親指中手部と接続された第2の内側部と、を有する
ハンドモデル。
【請求項4】
前記親指中手部が拡張部を有し、
前記拡張部には、前記親指中手部以外の中手部と接触可能な接触突起部が設けられており、
前記拡張部は、前記親指中手部の内部に少なくとも部分的に収容可能である
請求項2又は3に記載のハンドモデル。
【請求項5】
前記中手部及び前記中手部に直接又は間接的に接続している少なくとも1つの他の中手部、のうち少なくとも1つは、第2の関節部を介して、各指部の基節部と接続しており、
前記基節部は、前記第2の関節部を介して、少なくとも2軸の回動が可能である
請求項1又は3に記載のハンドモデル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンドモデルに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2022-28002号公報(特許文献1)がある。この公報には、「下腕部80の延長上に設けられる手首110と、手首110に連結される手の甲115と、手の甲115に連結される親指120Aを含む複数の指120を備える人形体の手の関節構造であって、手の甲115は、手首110が連結される側の部分において、切欠部131と、切欠部131を間にして形成される突出部132とを備え、手首110は、その先端部が手の甲115の切欠部131内に配置された状態で、手首110の位置から変位した突出部132の箇所に埋設される第1ボールジョイント141を介して連結されているとともに、第1ボールジョイント141を中心にして、手の甲115に対して回動できるようになっている」と記載されている(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-28002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1には、人間に近い動作を行い得る人形体の肢体端部の関節構造の仕組みが記載されている。しかしながら、前記特許文献1には、人間の手指の可動域及び非可動域を良好に再現する仕組みや、多様な人間の手指の表現を再現する仕組みについて検討がなされていない。
そこで、本発明は、人間の手指の可動域及び非可動域を良好に再現する仕組みや、多様な人間の手指の表現を再現する仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、関節部及び中指中手部からなる中心部材を有し、前記関節部は、第1の外側部と第1の内側部と、からなり、前記第1の外側部は、前記第1の内側部を回動可能に収容し、前記第1の外側部は、少なくとも1つのガイド部を有し、前記第1の外側部の前記ガイド部は、前記第1の内側部の3つの回転軸のうちの1つの回転軸の周りでの1軸の回転を制限することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、人間の手指の可動域及び非可動域を良好に再現する仕組みや、多様な人間の手指の表現を再現する仕組みを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1Aは、複数の可動部からなるハンドモデル1の外観図の例である。
図1Bは、図1Aのハンドモデル1の取り得る形態の外観図の例である。
図2は、中心部材200の外観図の例である。
図3は、CM関節部20の外側部220と内側部300の関係を説明する説明図の例である。
図4は、第1の回動方向RD1での内側部300の回動を説明する説明図の例である。
図5は、第2の回動方向RD2での内側部300の回動を説明する説明図の例である。
図6は、CM関節部20が図5Aの状態にあるときのハンドモデル1の外観図の例である。
図7は、CM関節部20が図5Cの状態にあるときのハンドモデル1の外観図の例である。
図8は、第1の回動方向RD1での内側部300の回動を説明する説明図の例である。
図9は、CM関節部20が図8の状態にあるときのハンドモデル1の外観図の例である。
図10は、親指中手部115、人差し指中手部125、及び、中指中手部135の関係を説明する説明図の例である。
図11は、親指中手部115の可動域を説明する説明図の例である。
図12は、親指中手部115が図11の状態にあるときのハンドモデル1の外観図の例である。
図13は、親指中手部115の回動範囲を拡張する拡張機構を説明する説明図の例である。
図14は、親指中手部115が図13の状態にあるときのハンドモデル1の外観図の例である。
図15は、親指中手部115の異なる2つの姿勢を説明する説明図の例である。
図16は、親指中手部115が図15B、図15Dの姿勢にあるときのハンドモデル1の外観図の例である。
図17Aは、図15Aの姿勢に対応する親指中手部115の可動域を説明するハンドモデル1の外観図の例である。
図17Bは、図15Bの姿勢に対応する親指中手部115の可動域を説明するハンドモデル1の外観図の例である。
図18は、各指部30の中手部10の接続状態を説明する説明図の例である。
図19は、より平らな状態の中手部10を説明する説明図の例である。
図20は、より丸まった状態の中手部10を説明する説明図の例である。
図21は、指部30の構成を説明する説明図の例である。
図22は、図21の中指範囲2120を説明する説明図の例である。
図23は、MP関節部40を説明する説明図の例である。
図24は、MP関節部40の回動を説明する説明図の例である。
図25は、中指部130の撓屈及び尺屈を説明するハンドモデル1の外観図の例である。
図26は、MP関節部40の回動を説明する説明図の例である。
図27は、MP関節部40の回動量が異なるハンドモデル1の外観図の例である。
図28は、IP関節部50の構成を説明する説明図の例である。
図29は、DIP関節部52の背屈及び掌屈を説明する説明図の例である。
図30は、MP関節部40及びIP関節部50の可動域を説明するハンドモデル1の外観図の例である。
図31は、MP関節部40及びIP関節部50の可動域の一例を説明するハンドモデル1の別の外観図の例である。
図32は、分割した状態のCM関節部20を説明する説明図の例である。
図33は、各指部30の中手部10の接続状態を説明する説明図の別の例である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施例を図面を用いて説明する。なお、以下の実施例においては右手を例に挙げて説明をするが、左右を逆転させることで左手にも適用可能である。例えば、後述の各構成要素を左右反転させた構成とすることにより、後述の実施例を左手のハンドモデルとして適用することができる。また、その場合でも、後述の各関節部の構造は、右手のハンドモデル及び左手のハンドモデルで共通化してもよい。
なお、図1等のハンドモデル1は、その外観に関しては、成人の手を模倣した形状で設計されている。別の実施形態では、ハンドモデル1は、その外観に関して、例えば各部の比率や外形に関して、乳幼児や高齢者の手の外観を模倣した形状で設計されていてもよい。なお、各部の外形は、例えば肉付き具合や骨の浮き出し具合等を再現した形状や輪郭等も考慮して設計することができる。
【0009】
図1Aは、複数の可動部からなるハンドモデル1の外観図の例である。
図1Aのハンドモデル1は、人の手を模しており、例えば、各指中手部10、CM関節部(手根中手関節部)20、各指部30、MP関節部(中手指節関節部)40、IP関節部(指節間関節部)50等を有している。
CM関節部20は、関節部の一例である。
MP関節部40は、第2の関節部の一例である。
【0010】
図1Aのハンドモデル1は、一般的な成人の手の大きさに類似の大きさで設計されているが、それに限らず、例えば乳児や幼児の手の大きさに類似の大きさなど、様々な大きさで設計することが可能である。
特に、ハンドモデル1を義手として用いる構成では、ハンドモデル1の大きさは、義手の装着者の手の大きさ、或いは義手の装着者個人の体型に対して平均的な手の大きさ、に基づいた大きさであるとよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社壽屋
ハンドモデル
4日前
個人
玩具
1か月前
個人
運動補助具
19日前
個人
ゲーム玩具
2か月前
個人
フィギュア
6か月前
個人
盤上遊戯具
6か月前
個人
玩具
6か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
続きを見る