特許ウォッチ

公開番号2025116271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025094616,2024043633
出願日2025-06-06,2018-06-28
発明の名称電池
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01M 10/0585 20100101AFI20250731BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】従来技術においては、放熱性に優れる電池が望まれる。
【解決手段】電池は、電極層と、前記電極層の対極である対極層と、前記電極層と前記対極層との間に位置する固体電解質層と、を備え、前記固体電解質層は、第1固体電解質材料を含む第1領域と、第2固体電解質材料を含む第2領域と、を有し、前記第1領域は、前記電極層と前記対極層とが対向する領域内に、位置し、前記第2領域は、前記第1領域よりも前記電極層と前記対極層とが対向する領域の外周側に、前記第1領域に接して、位置し、前記第1領域における前記第1固体電解質材料の密度を第1密度とし、前記第2領域における前記第2固体電解質材料の密度を第2密度とすると、前記第2密度は、前記第1密度よりも、高い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電極層と、
前記電極層の対極である対極層と、
前記電極層と前記対極層との間に位置する固体電解質層と、
を備え、
前記固体電解質層は、第１固体電解質材料を含む第１領域と、第２固体電解質材料を含む第２領域と、を有し、
前記第１領域は、前記電極層と前記対極層とが対向する領域内に位置し、
前記第２領域は、前記第１領域よりも前記電極層と前記対極層とが対向する領域の外周側に、前記第１領域に接して位置し、
前記第１領域における前記第１固体電解質材料の密度を第１密度とし、
前記第２領域における前記第２固体電解質材料の密度を第２密度とすると、
前記第２密度は、前記第１密度よりも高く、
前記電極層の主面に垂直な方向において、前記第１領域の幅は、前記第２領域の幅よりも小さい、
電池。
続きを表示（約 580 文字）【請求項２】
前記電極層の主面に垂直な前記方向において、前記前記第１領域の幅および前記電極層の幅の合計は、前記第２領域の幅よりも小さい、
請求項１に記載の電池。
【請求項３】
前記電極層に電気的に接続される電極集電体をさらに備え、
前記電極層の主面に垂直な前記方向において、前記前記第１領域の幅と前記電極層の幅と前記電極集電体の幅の合計は、前記第２領域の幅よりも小さい、
請求項１に記載の電池。
【請求項４】
前記第２領域は、前記電極層の周りを囲んで位置する、
請求項１に記載の電池。
【請求項５】
前記第２領域は、前記対極層の側面に接して位置する、
請求項１に記載の電池。
【請求項６】
前記第２領域は、前記対極層の周りを囲んで位置する、
請求項１に記載の電池。
【請求項７】
前記第１固体電解質材料は、前記第２固体電解質材料と同じ材料である、
請求項１に記載の電池。
【請求項８】
前記対極層の形成範囲は、前記電極層の形成範囲よりも大きく、
前記電極層は、前記対極層の形成範囲内に位置し、
前記第２領域は、前記電極層の側面に接して位置する、
請求項１に記載の電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池に関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、活物質を含む電極層中の固体電解質の密度が電極層中の位置に応じて異なる蓄電装置が、開示されている。
【０００３】
特許文献２には、固体電解質層を備える全固体二次電池が、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第４２７４２５６号明細書
特開２０１６－１９２２６５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
従来技術においては、放熱性に優れる電池が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一様態における電池は、電極層と、前記電極層の対極である対極層と、前記電極層と前記対極層との間に位置する固体電解質層と、を備え、前記固体電解質層は、第１固体電解質材料を含む第１領域と、第２固体電解質材料を含む第２領域と、を有し、前記第１領域は、前記電極層と前記対極層とが対向する領域内に、位置し、前記第２領域は、前記第１領域よりも前記電極層と前記対極層とが対向する領域の外周側に、前記第１領域に接して、位置し、前記第１領域における前記第１固体電解質材料の密度を第１密度とし、前記第２領域における前記第２固体電解質材料の密度を第２密度とすると、前記第２密度は、前記第１密度よりも、高い。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、放熱性に優れる電池を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施の形態１における電池１０００の概略構成を示す図である。
図２は、実施の形態１における電池１１００の概略構成を示す図である。
図３は、実施の形態１における電池１２００の概略構成を示す図である。
図４は、実施の形態２における電池２０００の概略構成を示す図である。
図５は、実施の形態２における電池２１００の概略構成を示す図である。
図６は、実施の形態２における電池２２００の概略構成を示す図である。
図７は、実施の形態３における電池３０００の概略構成を示す図である。
図８は、実施の形態３における電池３１００の概略構成を示す図である。
図９は、実施の形態３における電池３２００の概略構成を示す図である。
図１０は、実施の形態３における電池３３００の概略構成を示す図である。
図１１は、実施の形態３における電池３４００の概略構成を示す図である。
図１２は、実施の形態３における電池３５００の概略構成を示す図である。
図１３は、実施の形態４における電池４０００の概略構成を示す図である。
図１４は、実施の形態４における電池４１００の概略構成を示す図である。
図１５は、実施の形態４における電池４２００の概略構成を示す図である。
図１６は、実施の形態４における電池４３００の概略構成を示す図である。
図１７は、実施の形態５における電池５０００の概略構成を示す図である。
図１８は、実施の形態５における電池５１００の概略構成を示す図である。
図１９は、実施の形態５における電池５２００の概略構成を示す図である。
図２０は、実施の形態５における電池５３００の概略構成を示す図である。
図２１は、実施の形態６における電池６０００の概略構成を示す図である。
図２２は、実施の形態６における電池６１００の概略構成を示す図である。
図２３は、実施の形態６における電池６２００の概略構成を示す図である。
図２４は、実施の形態６における電池６３００の概略構成を示す図である。
図２５は、実施の形態６における電池６４００の概略構成を示す図である。
図２６は、実施の形態６における電池６５００の概略構成を示す図である。
図２７は、実施の形態６における電池６６００の概略構成を示す図である。
図２８は、実施の形態６における電池６７００の概略構成を示す図である。
図２９は、実施の形態７における電池７０００の概略構成を示す図である。
図３０は、実施の形態７における電池７１００の概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、実施の形態が、図面を参照しながら、説明される。
【００１０】
以下で説明される実施の形態は、いずれも一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許