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公開番号
2025113692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007970
出願日
2024-01-23
発明の名称
電極層および電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
4/134 20100101AFI20250728BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、体積変化量が抑制された電極層を提供することを主目的とする。
【解決手段】本開示においては、複合粒子を含有する電極層であって、上記複合粒子は、Si元素またはSn元素を含有する複数の活物質と、バインダーとを含有し、上記電極層の厚さ方向における上記複合粒子の平均粒子径をRとし、上記電極層の厚さをdとした場合、上記dに対する上記Rの割合(R/d)が、0.20以下である、電極層を提供することにより上記課題を解決する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複合粒子を含有する電極層であって、
前記複合粒子は、Si元素またはSn元素を含有する複数の活物質と、バインダーとを含有し、
前記電極層の厚さ方向における前記複合粒子の平均粒子径をRとし、前記電極層の厚さをdとした場合、前記dに対する前記Rの割合(R/d)が、0.20以下である、電極層。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記R/dが、0.03以上である、請求項1に記載の電極層。
【請求項3】
前記Rが、1μm以上、16μm以下である、請求項1に記載の電極層。
【請求項4】
前記dが、28μm以上、81μm以下である、請求項1に記載の電極層。
【請求項5】
前記活物質が、前記Si元素を含有し、かつ、内部に空隙を有する、請求項1に記載の電極層。
【請求項6】
前記活物質が、前記Si元素を含有し、かつ、シリコンクラスレート型の結晶相を有する、請求項1に記載の電極層。
【請求項7】
前記電極層が、導電助剤および固体電解質を含有する、請求項1に記載の電極層。
【請求項8】
前記固体電解質が、硫化物固体電解質である、請求項7に記載の電極層。
【請求項9】
正極活物質層と、負極活物質層と、前記正極活物質層および前記負極活物質層の間に配置された電解質層と、を有する電池であって、
前記負極活物質層が、請求項1から請求項8までのいずれかの請求項に記載の電極層である、電池。
【請求項10】
前記電解質層が固体電解質層である、請求項9に記載の電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電極層および電池に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電池の開発が盛んに行われている。例えば、自動車産業界では、電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)またはハイブリッド自動車(HEV)に用いられる電池の開発が進められている。また、上記電池に用いられる部材および材料の開発が進められている。
【0003】
例えば、特許文献1には、Si元素またはSn元素を含む複数の粒子とバインダーとを有する複合粒子を含有し、かつ、空隙率が15%以下である負極層が開示されている。また、特許文献2には、非水電解質二次電池において、負極活物質層の厚みが、負極粒子の平均粒子径の2倍以下であることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-121557号公報
特開2004-146104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
SiおよびSnは理論容量が大きく、電池の高エネルギー密度化に有効である。その反面、充放電時の体積変化量が大きく、SiまたはSnを用いた電極層の体積変化量(膨張・収縮量)が大きくなる恐れがある。電極の体積変化量が大きいと、イオン伝導パスが切断され電池抵抗が増加する恐れがある。この点、特許文献1のように、電極層に空隙を設けることで、電極層の体積変化量を抑制することが検討されているが、体積変化についてさらなる改善の余地がある。
【0006】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、体積変化量が抑制された電極層を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]
複合粒子を含有する電極層であって、
上記複合粒子は、Si元素またはSn元素を含有する複数の活物質と、バインダーとを含有し、
上記電極層の厚さ方向における上記複合粒子の平均粒子径をRとし、上記電極層の厚さをdとした場合、上記dに対する上記Rの割合(R/d)が、0.20以下である、電極層。
【0008】
[2]
上記R/dが、0.03以上である、[1]に記載の電極層。
【0009】
[3]
上記Rが、1μm以上、16μm以下である、[1]または[2]に記載の電極層。
【0010】
[4]
上記dが、28μm以上、81μm以下である、[1]から[3]までのいずれかに記載の電極層。
(【0011】以降は省略されています)
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