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公開番号2025103412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220779
出願日2023-12-27
発明の名称レンズユニット
出願人シャープセンシングテクノロジー株式会社
代理人弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
主分類G02B 7/02 20210101AFI20250702BHJP(光学)
要約【課題】レンズをレンズバレル内に容易に挿入することができ、レンズバレル内においてレンズがチルトすることを抑制することができるレンズユニットを提供する。
【解決手段】レンズユニットは、光軸を有しレンズ面及び外周面を有するレンズと、内周面及び前記レンズ面の周辺部に当接する座面を有し、前記光軸方向に互いに離され前記座面から前記光軸方向に離され前記外周面に当接する複数の凸部が前記内周面に形成されたレンズバレルと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光軸を有しレンズ面及び外周面を有するレンズと、
内周面及び前記レンズ面の周辺部に当接する座面を有し、光軸方向に互いに離され前記座面から前記光軸方向に離され前記外周面に当接する複数の凸部が前記内周面に形成されたレンズバレルと、
を備えるレンズユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数の凸部に含まれる各凸部は、前記レンズバレルの周方向の全周に渡って形成される
請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項3】
前記レンズの直径D及び外周部厚さhは、0.15≦h/Dを満たす
請求項1又は2に記載のレンズユニット。
【請求項4】
前記複数の凸部は、前記外周面に当接する複数の当接面をそれぞれ有し、
前記複数の当接面の前記光軸方向の長さの合計x及び前記レンズの外周部厚さhは、0.05≦x/h≦0.5を満たす
請求項1又は2に記載のレンズユニット。
【請求項5】
前記複数の凸部は、前記光軸方向に前記外周面を3等分する2つの光軸方向位置にそれぞれ形成される2つの凸部を含む
請求項1又は2に記載のレンズユニット。
【請求項6】
前記複数の凸部は、前記外周面及び前記内周面に挟まれる間隙を挟んで前記座面と対向する凸部を含む
請求項1又は2に記載のレンズユニット。
【請求項7】
前記複数の凸部は、前記外周面及び前記内周面に挟まれる間隙を挟んで互いに対向する2つの凸部を含む
請求項1又は2に記載のレンズユニット。
【請求項8】
前記複数の凸部に含まれる各凸部は、前記外周面に対向し前記光軸方向について凸状に湾曲する対向面を有する
請求項1又は2に記載のレンズユニット。
【請求項9】
前記複数の凸部は、
前記レンズバレルの周方向について第1の周方向位置に形成され前記光軸方向について第1の光軸方向位置に形成される第1の凸部と、
前記周方向について前記第1の周方向位置に形成され前記光軸方向について前記第1の光軸方向位置と異なる第2の光軸方向位置に形成される第2の凸部と、
前記周方向について前記第1の周方向位置と異なる第2の周方向位置に配置され前記光軸方向について前記第1の光軸方向位置と前記第2の光軸方向位置との間にある第3の光軸方向位置に形成される第3の凸部と、
を含む
請求項1又は2に記載のレンズユニット。
【請求項10】
前記内周面は、前記レンズを収容する空間を規定し、
前記空間は、前記座面がある側と反対の側にある挿入口を有し、
前記複数の凸部は、前記挿入口に対向する第1の面、前記レンズに当接する第2の面及び前記第1の面と前記第2の面との間にあるC面を有する凸部を含む
請求項1又は2に記載のレンズユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レンズユニットに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、レンズユニットを開示する。当該レンズユニットにおいては、レンズホルダの筒状胴部の内周面と第1のレンズの外周面との間に隙間が空けられる。隙間は、レンズの外周面の厚さ方向の約2/3に相当する部分に空けられる(段落0023、段落0031及び図1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-119707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたレンズユニットにおいては、隙間が空けられた部分には、第1のレンズがチルトすることを阻止する構造が存在しない。このため、第1のレンズがチルトしやすい。
【0005】
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、レンズをレンズバレル内に容易に挿入することができ、レンズバレル内においてレンズがチルトすることを抑制することができるレンズユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様のレンズユニットは、光軸を有しレンズ面及び外周面を有するレンズと、内周面及び前記レンズ面の周辺部に当接する座面を有し、前記光軸方向に互いに離され前記座面から前記光軸方向に離され前記外周面に当接する複数の凸部が前記内周面に形成されたレンズバレルと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態のレンズユニットを模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態のレンズユニットを模式的に図示する分解斜視図である。
第1実施形態のレンズユニットの、光軸を含む平面において切断した状態を模式的に図示する断面斜視図である。
第1実施形態のレンズユニットの、図5及び図6に描かれた切断線IV-IVの位置において切断した状態を模式的に図示する縦断面図である。
第1実施形態のレンズユニットの、図4に描かれた切断V-V線の位置において切断した状態を模式的に図示する横断面図である。
第1実施形態のレンズユニットの、図4に描かれた切断線VI-VIの位置において切断した状態を模式的に図示する横断面図である。
第2実施形態のレンズユニットの、光軸を含む平面において切断した状態を模式的に図示する断面斜視図である。
第2実施形態のレンズユニットを模式的に図示する縦断面図である。
第3実施形態のレンズユニットの、光軸を含む平面において切断した状態を模式的に図示する断面斜視図である。
第3実施形態のレンズユニットの、図12、図13及び図14に描かれた切断線X-Xの位置において切断した状態を模式的に図示する断面図である。
第3実施形態のレンズユニットの一部を拡大して模式的に図示する縦断面図である。
第3実施形態のレンズユニットの、図10に描かれた切断線XII-XIIの位置において切断した状態を模式的に図示する断面図である。
第3実施形態のレンズユニットの、図10に描かれた切断線XIII-XIIIの位置において切断した状態を模式的に図示する断面図である。
第3実施形態のレンズユニットの、図10に描かれた切断線XIV-XIVの位置において切断した状態を模式的に図示する断面図である。
第4実施形態のレンズユニットに備えられるレンズバレルの、光軸を含む平面において切断した状態を模式的に図示する断面斜視図である。
第4実施形態のレンズユニットを模式的に図示する横断面図である。
第4実施形態の変形例のレンズユニットに備えられるレンズバレルの、光軸を含む平面において切断した状態を模式的に図示する断面斜視図である。
第4実施形態の変形例のレンズユニットを模式的に図示する横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
1 第1実施形態
1.1 レンズユニット
図1は、第1実施形態のレンズユニットを模式的に図示する斜視図である。図2は、第1実施形態のレンズユニットを模式的に図示する分解斜視図である。図3は、第1実施形態のレンズユニットの、光軸を含む平面において切断した状態を模式的に図示する断面斜視図である。図4は、第1実施形態のレンズユニットの、図5及び図6に描かれた切断線IV-IVの位置において切断した状態を模式的に図示する縦断面図である。図5は、第1実施形態のレンズユニットの、図4に描かれた切断V-V線の位置において切断した状態を模式的に図示する横断面図である。図6は、第1実施形態のレンズユニットの、図4に描かれた切断線VI-VIの位置において切断した状態を模式的に図示する横断面図である。
【0010】
図1から図6までに図示される第1実施形態のレンズユニット1は、カメラモジュールに備えられる。レンズユニット1は、カメラモジュールに備えられるイメージセンサにより受光される光を透過させる。
(【0011】以降は省略されています)

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