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公開番号2025092625
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025055234
出願日2025-03-28
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250612BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技興趣を高めることが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】パチンコ遊技機PY1の演出制御用マイコン121は、ルーレットリーチの実行中で演出図柄EZ1、EZ3がリーチ態様である状態で、ルーレット煽り演出を実行可能であり、ルーレット煽り演出を経て演出図柄EZ1、EZ2、EZ3がリーチハズレ態様で示された後に、ハズレではないことを示すルーレットハズレ示唆演出を実行可能である。また演出制御用マイコン121は、ハズレ消去リーチの実行中で演出図柄EZ1、EZ3がリーチ態様である状態で、ハズレ消去煽り演出を実行可能であり、ハズレ消去煽り演出を経て演出図柄EZ1、EZ2、EZ3がリーチハズレ態様で示された後に、ハズレではないことを示すハズレ消去ハズレ示唆演出を実行可能である。ルーレットハズレ示唆演出が実行された場合よりも、ハズレ消去ハズレ示唆演出が実行された場合の方が、当選期待度が高い。
【選択図】図170
特許請求の範囲【請求項1】
当たり判定の判定結果を示す複数の演出図柄を変動表示可能な演出制御手段を備える遊技機において、
前記演出制御手段は、
特定リーチ演出、又は前記特定リーチ演出よりも当選期待度が高いことを示唆する特別リーチ演出を実行可能であり、
前記特定リーチ演出の実行中で前記複数の演出図柄がリーチ態様である状態で、当該複数の演出図柄が当たり態様になるか否かを煽る第1煽り演出を実行可能であり、
前記第1煽り演出を経て前記複数の演出図柄がリーチハズレ態様で示された後に、ハズレではないことを示す第1ハズレ回避演出を実行可能であり、
前記特別リーチ演出の実行中で前記複数の演出図柄がリーチ態様である状態で、当該複数の演出図柄が当たり態様になるか否かを煽る第2煽り演出を実行可能であり、
前記第2煽り演出を経て前記複数の演出図柄がリーチハズレ態様で示された後に、ハズレではないことを示す第2ハズレ回避演出を実行可能であり、
前記第1ハズレ回避演出よりも、前記第2ハズレ回避演出の方が、当選期待度が高いことを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記演出制御手段は、
前記第1煽り演出が開始されてから前記複数の演出図柄がリーチハズレ態様で示されるまでの第1煽り期間よりも、前記第2煽り演出が開始されてから前記複数の演出図柄がリーチハズレ態様で示されるまでの第2煽り期間の方が、長く設定可能であることを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項2に記載の遊技機において、
音を出力可能な音出力手段を備え、
前記演出制御手段は、前記第1煽り期間よりも、前記第2煽り期間の方が、前記音出力手段から出力する音を無音又は抑制している抑制音にしている時間を長くすることを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載の遊技機において、
前記特定リーチ演出で前記複数の演出図柄がリーチハズレ態様になることが示されてから、前記第1ハズレ回避演出が開始されるまでの第1ハズレ示唆時間よりも、
前記特別リーチ演出で前記複数の演出図柄がリーチハズレ態様になることが示されてから、前記第2ハズレ回避演出が開始されるまでの第2ハズレ示唆時間の方が、長いことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
続きを表示(約 5,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、遊技機の一例であるパチンコ遊技機として、例えば下記特許文献1に記載されているように、演出制御手段は、リーチ演出の実行中で複数の演出図柄がリーチハズレ態様である状態で、当該複数の演出図柄が当たり態様になるか否かを煽る煽り演出を実行可能である。そして、煽り演出を経て、複数の演出図柄がリーチハズレ態様で示されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-195637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、リーチ演出の実行中で煽り演出を経て、複数の演出図柄がリーチハズレ態様で示されるだけでは、遊技者にありきたりな印象を抱かせていて、遊技興趣には改善の余地があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものである。すなわちその課題は、遊技興趣を高めることが可能な遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の遊技機は、
当たり判定の判定結果を示す複数の演出図柄を変動表示可能な演出制御手段を備える遊技機において、
前記演出制御手段は、
特定リーチ演出、又は前記特定リーチ演出よりも当選期待度が高いことを示唆する特別リーチ演出を実行可能であり、
前記特定リーチ演出の実行中で前記複数の演出図柄がリーチ態様である状態で、当該複数の演出図柄が当たり態様になるか否かを煽る第1煽り演出を実行可能であり、
前記第1煽り演出を経て前記複数の演出図柄がリーチハズレ態様で示された後に、ハズレではないことを示す第1ハズレ回避演出を実行可能であり、
前記特別リーチ演出の実行中で前記複数の演出図柄がリーチ態様である状態で、当該複数の演出図柄が当たり態様になるか否かを煽る第2煽り演出を実行可能であり、
前記第2煽り演出を経て前記複数の演出図柄がリーチハズレ態様で示された後に、ハズレではないことを示す第2ハズレ回避演出を実行可能であり、
前記第1ハズレ回避演出よりも、前記第2ハズレ回避演出の方が、当選期待度が高いことを特徴とする遊技機である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、遊技興趣を高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
基本実施形態に係る図であり、遊技機の正面図である。
遊技盤の正面図である。
(A)は遊技状態の種類を示す説明図であり、(B)は大当たり遊技の種類を示す説明図である。
(A)は大当たり遊技の流れを示すタイムチャートであり、(B)は小当たり遊技の流れを示すタイムチャートであり、(C)は補助遊技の流れを示すタイムチャートである。
演出モードの種類を示す説明図である。
特図変動演出の通常変動の具体例を示す説明図である。
特図変動演出のNリーチの具体例を示す説明図である。
特図変動演出のSPリーチの具体例を示す説明図である。
特図変動演出のSPSPリーチの具体例を示す説明図である。
保留演出の具体例を示す説明図である。
可動体演出の具体例を示す説明図である。
操作演出の具体例を示す説明図である。
遊技機の制御に関わる部分の第1のブロック図である。
変動パターン判定テーブルの具体例である。
先読み判定テーブルの具体例である。
図柄判定テーブルの具体例である。
第1実施形態に係る図であり、遊技盤に設置される表示器類の具体例を示す説明図である。
遊技機の制御に関わる部分の第2のブロック図である。
主制御部が記憶可能な情報の具体例を示す説明図である。
主制御部が行う主制御メイン処理の具体例を示すフローチャートである。
主制御部が行うメイン側タイマ割り込み処理の具体例を示すフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理の特図・特電処理の具体例を示すフローチャートである。
特図・特電処理の特図待機中処理の具体例を示すフローチャートである。
特図・特電処理の特図可変表示中処理の具体例を示すフローチャートである。
特図・特電処理の特図確定中処理の具体例を示すフローチャートである。
特図・特電処理のオープニング中処理の具体例を示すフローチャートである。
特図・特電処理のラウンド中処理の具体例を示すフローチャートである。
特図・特電処理のエンディング中処理の具体例を示すフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理の表示処理の具体例を示すフローチャートである。
表示処理の右打ち状態LED処理の具体例を示すフローチャートである。
右打ち状態LED処理のステータス4時処理の具体例を示すフローチャートである。
右打ち状態LED処理のステータス1時処理の具体例を示すフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理の出力処理の具体例を示すフローチャートである。
演出制御部が行うサブ制御メイン処理の具体例を示すフローチャートである。
演出制御部が行う10msタイマ割り込み処理の具体例を示すフローチャートである。
10msタイマ割り込み処理の受信コマンド解析処理の具体例を示すフローチャートである。
オープニング演出の具体例を示す説明図である。
右打ち継続演出の具体例を示す説明図である。
左打ち確認演出の具体例を示す説明図である。
右打ち確認演出の具体例を示す説明図である。
初当たり開始から時短状態終了までの流れを示す説明図である。
遊技機の第1の具体例を示す斜視図である。
特図変動演出の演出フローの第1の具体例を示す説明図である。
演出制御部の第1の具体例を示す説明図である。
(A)はキャラボイス予告選択テーブルの具体例であり、(B)はボイス音量選択テーブルの具体例であり、(C)はカットイン予告選択テーブルの具体例である。
キャラボイス予告の第1の具体例を示す説明図である。
キャラボイス予告の第1の具体例であり、図46の続きを示す説明図である。
カットイン予告の具体例を示す説明図である。
ルーレット予告の第1の具体例を示す説明図である。
遊技機の第2の具体例を示す斜視図である。
可動体の第1の具体例を示す説明図である。
特図変動演出の演出フローの第2の具体例を示す説明図である。
演出制御部の第2の具体例を示す説明図である。
(A)はキャラボイス予告選択テーブルの具体例であり、(B)はギミック光量選択テーブルの具体例であり、(C)はギミック予告選択テーブルの具体例である。
キャラボイス予告の第2の具体例を示す説明図である。
キャラボイス予告の第2の具体例であり、図54の続きを示す説明図である。
ギミック予告の第1の具体例を示す説明図である。
ルーレット予告の第2の具体例を示す説明図である。
遊技機の第3の具体例を示す斜視図である。
可動体の第2の具体例を示す説明図である。
特図変動演出の演出フローの第3の具体例を示す説明図である。
演出制御部の第3の具体例を示す説明図である。
(A)はキャラボイス予告選択テーブルの具体例であり、(B)はギミック光量選択テーブルの具体例であり、(C)はギミック予告選択テーブルの具体例である。
キャラボイス予告の第3の具体例を示す説明図である。
キャラボイス予告の第3の具体例であり、図62の続きを示す説明図である。
ギミック予告の第2の具体例を示す説明図である。
第5実施形態に係る特図判定テーブルである。
(A)低ベース状態における特図1に係る特図変動パターン判定テーブルであり、(B)高ベース状態における特図2に係る特図変動パターン判定テーブルである。
(A)通常演出モードのうち昼演出モードの表示部を示す図であり、(B)通常演出モードのうち夜祭り演出モードの表示部を示す図である。
夜祭り演出モードにおける演出図柄の態様を示す図である。
夜祭り演出モードにおける演出図柄を用いた変動演出の具体例を示す図である。
夜祭り演出モードにおける串画像を用いた祭り専用演出の具体例を示す図である。
夜祭り演出モードにおいてハズレ変動である場合の変動演出と祭り専用演出の実行例を示す図である。
夜祭り演出モードにおいて大当たり変動である場合の変動演出と祭り専用演出の実行例を示す図である。
夜祭り演出モードにおける各種の予告演出の抽選テーブルであり、(A)は串チャンス予告の抽選テーブルであり、(B)は画面変形予告の抽選テーブルであり、(C)は流線エフェクト予告の抽選テーブルである。
夜祭り演出モードにおける画面変形予告の具体例を示す図である。
画面変形予告における変形パターンの種類を示すタイミングチャートである。
画面変形予告中に、流線エフェクト予告が実行される場合の具体例を示す図である。
画面変形予告中に、所定のエラー(振動エラー)の検出に基づくエラー報知がなされた場合の具体例を示す図である。
第6実施形態に係る遊技機の正面図である。
音量設定値を変更可能であることを示す図である。
光量設定値を変更可能であることを示す図である。
変動演出パターン選択テーブルである。
変動演出パターンに応じた演出フローを示す図である。
対バンリーチの具体例を示す図である。
図85に続く対バンリーチの具体例を示す図である。
ソロリーチの具体例を示す図である。
図87に続くソロリーチの具体例を示す図である。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合であって休憩画像の表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合であってバンド演奏の画像表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合であってバンド演奏の画像表示中にエラー検知に基づくエラー報知がなされ、該エラー報知の期間中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
演出制御部を簡単化して示すブロック図である。
演出制御部が行う音量変更処理のフローチャートである。
声援カットイン予告の抽選テーブルである。
声援カットイン予告の具体例を示す図である。
遊技機の正面図である。
遊技盤ユニットの正面図である。
第2大入賞装置等を詳細に示す正面図である。
表示器類の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。また、後述に任意のフローチャートがある場合、そのフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる又は並列に実行できる。
【0010】
<基本実施形態>
後に、本発明の遊技機の各実施形態を説明するが、まず、各実施形態の基礎となる基本実施形態を説明する。基本実施形態では、本発明の遊技機を、パチンコ遊技機PY1に適用している。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」は、パチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」は、パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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