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公開番号2025083295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2024170947
出願日2024-09-30
発明の名称コイル部品及びこれを備えるワイヤレス電力伝送デバイス
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 27/28 20060101AFI20250523BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】広いチャージエリアを確保しつつ、チャージエリアの中央領域における伝送効率を高めることが可能なコイル部品を提供する。
【解決手段】コイル部品1は、第1の磁性体31と、第1の磁性体31上に配置された第1のコイルC1と、第1のコイルC1上に配置され、外形サイズが第1のコイルC1の外形サイズよりも小さい第2のコイルC2と、第1のコイルC1と第2のコイルC2の間に配置され、外形サイズが第1のコイルC1の外形サイズよりも小さい第2の磁性体32と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の磁性体と、
前記第1の磁性体上に配置された第1のコイルと、
前記第1のコイル上に配置され、外形サイズが前記第1のコイルの外形サイズよりも小さい第2のコイルと、
前記第1のコイルと前記第2のコイルの間に配置され、外形サイズが前記第1のコイルの外形サイズよりも小さい第2の磁性体と、
を備えるコイル部品。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記第1のコイルと前記第2のコイルは、前記第1のコイルの巻回領域に囲まれた第1の開口領域と、前記第2のコイルの巻回領域に囲まれた第2の開口領域が重なるように配置され、
前記第2の磁性体は、前記第1及び第2の開口領域と重なるように配置される、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記第2の磁性体の外形サイズは、前記第2のコイルの外形サイズよりも小さい、
請求項2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記第2の磁性体の外形サイズは、前記第2の開口領域のサイズの0.8倍以上、1.4倍以下である、
請求項3に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記第2の磁性体の外形サイズは、前記第2の開口領域のサイズよりも大きい、
請求項4に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記第2の磁性体は、前記第2の開口領域の全体と重なる、
請求項5に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記第2の磁性体は、前記第1のコイルの巻回領域の一部と重なり、前記第1の開口領域の一部と重ならない、
請求項2に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記第1の磁性体の比透磁率は、300以上である、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記第2の磁性体の比透磁率は、300以上である、
請求項8に記載のコイル部品。
【請求項10】
前記第2のコイルの外形に沿って配置された磁石をさらに備える、
請求項1に記載のコイル部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コイル部品及びこれを備えるワイヤレス電力伝送デバイスに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ワイヤレス電力伝送デバイス用のコイル部品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7232960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されたコイル部品は、ワイヤレス電力伝送可能な領域(チャージエリア)が広くなるように設計すると、チャージエリアの中央領域における伝送効率が低下するという問題があった。
【0005】
したがって、本開示は、広いチャージエリアを確保しつつ、チャージエリアの中央領域における伝送効率が高められたコイル部品及びこれを備えるワイヤレス電力伝送デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施態様によるコイル部品は、第1の磁性体と、第1の磁性体上に配置された第1のコイルと、第1のコイル上に配置され、外形サイズが第1のコイルの外形サイズよりも小さい第2のコイルと、第1のコイルと第2のコイルの間に配置され、外形サイズが第1のコイルの外形サイズよりも小さい第2の磁性体と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、広いチャージエリアを確保しつつ、チャージエリアの中央領域における伝送効率を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の第1の実施形態によるコイル部品1の構造を説明するための略断面図である。
図2は、コイル部品1をコイル軸方向から見た略平面図である。
図3は、基材10の一方の表面11に形成された導体パターンの形状を示す略平面図である。
図4は、基材10の他方の表面12に形成された導体パターンの形状を示す略平面図である。
図5は、基材20の一方の表面21に形成された導体パターンの形状を示す略平面図である。
図6は、基材20の他方の表面22に形成された導体パターンの形状を示す略平面図である。
図7は、第1のコイルC1、第2のコイルC2、第1の磁性体31、および第2の磁性体32の平面的な位置関係の一例を説明するための模式図である。
図8は、第2の磁性体32のサイズと磁場強度との関係を示すグラフである。
図9は、本開示の第2の実施形態によるコイル部品2の構造を説明するための略断面図である。
図10は、第2の実施形態における第1のコイルC1、第2のコイルC2、第1の磁性体31、および第2の磁性体32の平面的な位置関係を説明するための模式図である。
図11は、第2の実施形態によるコイル部品2をスマートフォンの充電システムに適用した場合におけるスマートフォンとコイル部品2の位置関係を示す模式図である。
図12は、コイル部品1又は2を用いたワイヤレス電力伝送デバイス70のブロック図である。
図13は、コイル部品1又は2を用いたワイヤレス電力伝送デバイス80のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本開示の第1の実施形態によるコイル部品1の構造を説明するための略断面図である。また、図2は、コイル部品1をコイル軸方向から見た略平面図である。図1は、図2に示すコイル部品1の中心を通りY方向に延在する線に沿った模式的な断面を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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