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公開番号2024059981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2024033645,2021554585
出願日2024-03-06,2020-03-09
発明の名称エアロゾル供給デバイス
出願人ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド,Nicoventures Trading Limited
代理人個人,個人,個人
主分類A24F 40/46 20200101AFI20240423BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】エアロゾル供給デバイス、エアロゾル供給デバイス用のヒータアセンブリの製造方法、及びヒータアセンブリを提供する。
【解決手段】エアロゾル供給デバイスは、変動磁場を生成するための少なくとも1つのインダクタコイルと、エアロゾル生成材料を受け取るように構成されたサセプタアセンブリとを備え、このサセプタアセンブリは、変動磁場が侵入することによって加熱可能である。サセプタアセンブリは、サセプタアセンブリの一端部に開口を画定する第1の部分を備え、この開口は第1の内部横断面を有する。サセプタアセンブリは、第1の部分に隣接する第2の部分をさらに備え、この第2の部分は第2の内部横断面を有する。第1の内部横断面は、第2の内部横断面よりも大きい。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのコイルと、
エアロゾル生成材料を受け取るように構成されたヒータアセンブリと、
を備えるエアロゾル供給デバイスであって、
前記ヒータアセンブリの少なくとも一部分が、前記少なくとも1つのコイルによって加熱可能であり、
前記ヒータアセンブリが、
前記ヒータアセンブリの一端部に開口を画定する第1の部分であって、前記開口が第1の内部横断面を有する、第1の部分と、
前記第1の部分に隣接し、第2の内部横断面を有する第2の部分と、
を備え、前記第1の内部横断面が前記第2の内部横断面よりも大きい、エアロゾル供給デバイス。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記第1の内部横断面及び前記第2の内部横断面が同軸である、請求項1に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項3】
前記第1の内部横断面及び前記第2の内部横断面が相似している、請求項1又は2に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項4】
前記第1の部分が、前記第1の内部横断面から前記第2の内部横断面へと減少する内部横断面を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項5】
前記ヒータアセンブリが漏斗状である、請求項4に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項6】
前記第2の部分が略一定の内部横断面を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項7】
前記第2の部分が、前記第1の部分から前記ヒータアセンブリの別の端部まで延びている、請求項1~6のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項8】
前記ヒータアセンブリが軸線を画定し、前記第1の部分が、前記軸線に沿って測定される約0.1mm~5mmの長さ寸有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項9】
前記ヒータアセンブリが軸線を画定し、
前記第1の部分が、前記軸線に沿って測定される第1の長さ寸法を有し、
前記ヒータアセンブリが、前記軸線に沿って測定される第2の長さ寸法を有し、
前記第1の長さ寸法が前記第2の長さ寸法の約10%未満である、請求項1~8のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項10】
前記ヒータアセンブリが軸線を画定し、前記軸線と、前記ヒータアセンブリの前記開口における前記ヒータアセンブリの内面の接線とが、約50°~約70°の角度をなす、請求項1~9のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル供給デバイス、エアロゾル供給デバイス用のヒータアセンブリの製造方法、及びヒータアセンブリに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
シガレット、シガーなどの喫煙品は、使用中にタバコを燃焼させてタバコの煙を生じさせる。タバコを燃焼させるこれらの物品の代替品を、燃焼させずに化合物を放出する製品を作り出すことによって提供しようとする試みがなされてきた。このような製品の例には、材料を燃焼させるのではなく加熱することによって化合物を放出する加熱デバイスがある。この材料は、例えばタバコ又は他の非タバコ製品でもよく、これらはニコチンを含むことも含まないこともある。
【発明の概要】
【0003】
本開示の第1の態様によれば、エアロゾル供給デバイスが提供される。このデバイスは、
少なくとも1つのコイルと、
エアロゾル生成材料を受け取るように構成されたヒータアセンブリと
を備える。ヒータアセンブリの少なくとも一部分は、少なくとも1つのコイルによって加熱可能である。ヒータアセンブリは、
ヒータアセンブリの一端部に開口を画定する第1の部分であって、開口が第1の内部横断面を有する、第1の部分と、
第1の部分に隣接し、第2の内部横断面を有する第2の部分と
を備える。第1の内部横断面は、第2の内部横断面よりも大きい。
【0004】
本開示の第2の態様によれば、エアロゾル供給デバイス用のヒータアセンブリを製造する方法が提供される。この方法は、
長さに沿って略一定の内部横断面を有するヒータアセンブリを提供すること、及び
ヒータアセンブリの一端部における内部横断面が、この一端部に隣接する略一定の内部横断面よりも大きくなるように、ヒータアセンブリの一端部において内部横断面を増大させることを含む。
【0005】
本開示の第3の態様によれば、エアロゾル供給デバイス用のヒータアセンブリが提供される。このヒータアセンブリは、エアロゾル生成材料を受け取るために中空であり、また、このヒータアセンブリはフレア状の端部を有する。
【0006】
本開示の別の態様によれば、エアロゾル供給デバイスが提供される。このデバイスは、
変動磁場を生成するための少なくとも1つのインダクタコイルと、
エアロゾル生成材料を受け取るように構成されたサセプタアセンブリと
を備える。サセプタアセンブリの少なくとも一部分は、変動磁場が侵入することによって加熱可能である。サセプタアセンブリは、
サセプタアセンブリの一端部に開口を画定する第1の部分であって、開口が第1の内部横断面を有する、第1の部分と、
第1の部分に隣接し、第2の内部横断面を有する第2の部分
とを備える。第1の内部横断面は、第2の内部横断面よりも大きい。
【0007】
本発明のさらなる特徴及び利点は、本発明の好適な実施形態の以下の説明から明らかになる。ここで、この説明は、例示のためにのみ提供され、添付図面を参照しながら行われる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
エアロゾル供給デバイスの一例の正面図である。
外側カバーが取り外された状態の図1のエアロゾル供給デバイスの正面図である。
図1のエアロゾル供給デバイスの断面図である。
図2のエアロゾル供給デバイスの分解図である。
図5Aは、エアロゾル供給デバイス内の加熱アセンブリの断面図であり、図5Bは、図5Aの加熱アセンブリの一部分の拡大図である。
エアロゾル供給デバイスの中で使用するための例示的なサセプタアセンブリを示す正面図である。
図6のサセプタアセンブリの上面図である。
別の例示的なサセプタアセンブリの上面図である。
図6のサセプタアセンブリの一部分を示す図である。
別のサセプタアセンブリの一部分を示す図である。
別のサセプタアセンブリの一部分を示す図である。
フレア状の端部を有するサセプタアセンブリを製造する方法を示すフロー図である。
図13A~Dは、スエージングプロセスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書では、「エアロゾル生成材料」という用語は、加熱時に通常はエアロゾルの形態で揮発成分を提供する材料を含む。エアロゾル生成材料は、何らかのタバコ含有材料を含んでおり、例えば、タバコ、タバコ派生物、膨張タバコ、再生タバコ、又はタバコ代替品のうちの1つ以上を含んでもよい。エアロゾル生成材料は、他の非タバコ製品も含んでもよく、これらの非タバコ製品は、個々の製品に応じて、ニコチンを含んでもよいし、含まなくてもよい。エアロゾル生成材料は、例えば、固体、液体、ゲル、ワックスなどの形態であってもよい。エアロゾル生成材料は、例えば、複数の材料の組合せ又は混合物であってもよい。エアロゾル生成材料は、「喫煙材」と呼ばれることもある。
【0010】
典型的には吸入可能なエアロゾルを形成するために、エアロゾル生成材料を加熱して、エアロゾル生成材料を焼いたり燃焼させたりせずに、エアロゾル生成材料の少なくとも1つの成分を揮発させる装置が知られている。このような装置は、場合によって「エアロゾル生成デバイス」、「エアロゾル供給デバイス」、「非燃焼加熱式デバイス」、「タバコ加熱製品デバイス」又は「タバコ加熱デバイス」などと記述される。同様に、いわゆるeシガレットデバイスもあり、これは通常、液体の形態のエアロゾル生成材料(ニコチンを含んでもよいし、含まなくてもよい)を気化させる。エアロゾル生成材料は、装置に挿入することの可能なロッド、カートリッジ、又はカセット等の形態であってもよいし、これらの一部として提供されてもよい。エアロゾル生成材料を加熱して揮発させるためのヒータは、装置の「恒久的」部分として設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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