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公開番号2023156917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-25
出願番号2022066577
出願日2022-04-13
発明の名称撮像レンズ
出願人カンタツ株式会社
代理人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20231018BHJP(光学)
要約【課題】広角でありながらも諸収差を良好に補正することのできる小型の撮像レンズを提供する。
【解決手段】物体側から像面IM側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズL1と、正の屈折力を有する第2レンズL2と、第3レンズL3と、第4レンズL4と、負の屈折力を有する第5レンズL5と、正の屈折力を有する第6レンズL6と、正の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とを配置する。第1レンズL1は像面側の面が近軸において凹面である。第2レンズL2は物体側の面が近軸において凹面である。第5レンズL5は物体側の面が近軸において凸面である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズであって、物体側から像面側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、第3レンズと、第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、正の屈折力を有する第7レンズと、負の屈折力を有する第8レンズとから構成され、
前記第1レンズは像面側の面が近軸において凹面であり、
前記第2レンズは物体側の面が近軸において凹面であり、
前記第5レンズは物体側の面が近軸において凸面である、
ことを特徴とする撮像レンズ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
2.00<f2/f<8.00
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離、
f2:前記第2レンズの焦点距離、
とする。
【請求項3】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
0.80<f34/f<1.80
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離、
f34:前記第3レンズおよび前記第4レンズの合成焦点距離、
とする。
【請求項4】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
-4.00<f5/f<-1.00
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離、
f5:前記第5レンズの焦点距離、
とする。
【請求項5】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
0.50<f67/f<2.50
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離、
f67:前記第6レンズおよび前記第7レンズの合成焦点距離、
とする。
【請求項6】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
-25.00<R2f/D12<-5.00
但し、
R2f:前記第2レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
D12:前記第1レンズと前記第2レンズとの間の光軸上の距離、
とする。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
無人航空機の性能向上により、その用途は測量、建造物の点検、危険地帯での空撮、無人警備、宅配をはじめ、農薬散布やトラクターによる適切な施肥等、様々な分野に拡大している。無人航空機は上空から地上を撮影するため、無人航空機に搭載される撮像レンズには広い撮影画角とともに高い解像度が要求される。
【0003】
また、IoT(Internet of Things)技術の進展には目まぐるしいものがある。ゲーム機、家電製品、自動車等の多くの製品や機器がネットワークに繋がり、これらモノに内蔵されたカメラの画像情報がネットワーク上を伝達する。こうしたカメラに組み込まれる撮像レンズにおいても、広い撮影画角とともに高い解像度が要求されることが多い。
【0004】
撮像レンズにおいて解像度の高い鮮明な画像を得るためには、諸収差を良好に補正する必要がある。8枚のレンズから成るレンズ構成は、撮像レンズを構成するレンズの枚数が多いことから設計上の自由度が高く、諸収差を良好に補正できる。特許文献1には、比較的広い画角を有する8枚構成の撮像レンズが開示されている。
【0005】
特許文献1に記載の撮像レンズは負の第1レンズと、負の第2レンズと、正の第3レンズと、正の第4レンズと、負の第5レンズと、第6レンズと、正の第7レンズと、負の第8レンズとを有する。このうち第7レンズと第8レンズとは、両者の屈折力の比が一定の範囲内に抑制される。また、第3レンズと第5レンズとの間に配置された第4レンズの位置は、第3レンズから第4レンズまでの軸上距離と当該第4レンズから第5レンズまでの軸上距離との比によって制限される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
中国特許出願公開第112698496号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
近年、製品や機器の小型化が急速に進んでいる。上記特許文献1に記載の撮像レンズによれば比較的良好に収差を補正できるものの、諸収差を十分に補正しつつ撮像レンズの小型化を図ることは困難である。
【0008】
本発明の目的は、広角でありながらも諸収差を良好に補正することのできる小型の撮像レンズを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の撮像レンズは、撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズであって、物体側から像面側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、第3レンズと、第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、正の屈折力を有する第7レンズと、負の屈折力を有する第8レンズとを配置して構成する。第1レンズは像面側の面が近軸において凹面であり、第2レンズは物体側の面が近軸において凹面である。
【0010】
第1レンズは負の屈折力を有する。この第1レンズの像面側の面を凹面に形成することによって撮像レンズの広角化を実現できる。第2レンズは正の屈折力を有するとともに物体側の面が凹面である。これにより、撮像レンズの小型化を図りつつ非点収差および球面収差を良好に補正できる。また、第5レンズから第8レンズまでの屈折力の配列を「負正正負」とすることにより色収差を良好に補正できる。なお、本明細書において小型とは、光学全長、すなわち第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離とレンズ系全体の焦点距離との比(=光学全長/レンズ系全体の焦点距離)が小さいことをいう。
(【0011】以降は省略されています)

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