意匠ウォッチ

発行日2025-07-08
公報種別意匠公報(S)
登録番号1803010
登録日2025-06-27
意匠に係る物品携帯型情報端末用取付具
意匠分類H7-792(電子情報入出力機器)
出願番号2024022584
出願日2024-10-30
意匠権者有限会社シーガル
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、スマートフォン等のような携帯型情報端末に取付物を取り付けるための取付具である。本物品は、構造を示す参考図1及び構造を示す参考図2(構造を示す参考図1とは反対方向から見たところを示す)に示すように、板状の環状部材により形成されている。構造を示す参考図3は、構造を示す参考図1に現れる面に垂直な方向から本物品を見たところを示す平面図であり、構造を示す参考図4は、構造を示す参考図2に現れる面に垂直な方向(即ち、構造を示す参考図3とは真逆の方向から本物品を見たところを示す。)から本物品を見たところを示す底面図である。そして、構造を示す参考図5は、構造を示す参考図3のA-A断面図であり、構造を示す参考図6は、構造を示す参考図5の中の円C中の拡大図である。構造を示す参考図7は、構造を示す参考図3のB-B断面図であり、構造を示す参考図8は、構造を示す参考図7の中の円D中の拡大図である。構造を示す参考図9(構造を示す参考図4と同じ方向から本物品を見たところを示している)に示すように、本物品11は、底面13側に形成された第1内周面15(構造を示す参考図9に対して垂直な中心軸Fを軸とする直円柱(半径r1)の側面をなす)と、底面と反対側の表面(構造を示す参考図3に現れる面)側に形成された第2内周面17(中心軸Fを軸とする直円柱(半径r2、但しr2<r1)の側面をなす)と、を有している。そして、第2内周面17から第1内周面15に達する切り欠き19が形成されている。かかる本物品11は、底面13が、携帯型情報端末又は携帯型情報端末を収容するケースに取り付けられる(例えば貼着、融着、接着等)ことで(例えば、使用状態を示す参考図に示すように、携帯型情報端末を収容するケースに取り付けられる)、切り欠き19を底面13側に通過することはできるが、切り欠き19が形成されていない第2内周面17部分を通過不可能な取付物を着脱自在に取り付けることができる。例えば、構造を示す参考図10は一例の取付物31を示し、構造を示す参考図11は構造を示す参考図10のJ-J断面図であり、構造を示す参考図12は構造を示す参考図10のK-K断面図である。取付物31は、構造を示す参考図10に対して垂直な中心軸Mを軸とする直円柱(半径r3、但しr3<r2)の側面をなす取付物外周面33を有する取付本体部33aと、取付本体部33aの基端に取り付けられた中心軸Mに略垂直な円板部35と、取付本体部33aの先端から中心軸Mに略垂直方向に突出するように形成された一対の突起部37(但し、一対の突起部37は、中心軸Fを軸とする直円柱(半径r1)に収容可能である。)と、を備えてなる。中心軸Fと中心軸Mとが一直線上に存するように本物品11に対して取付物31を配置し、本物品11に対して取付物31が近づくように移動させると一対の切り欠き19を一対の突起部37が通過可能とされており、それによって一対の突起部37は、本物品11の第1内周面15が形成する内部空間に収容され、その後、本物品11に対して取付物31を中心軸Mの周りに回動させ、切り欠き19の位置と突起部37の位置とを異ならせる(突起部37が第2内周面17により形成される開口から抜けない)ことで本物品11に取付物31を取り付けることができる。そして、本物品11に対して取付物31を中心軸Mの周りに回動させ、切り欠き19の位置と突起部37の位置とを一致させることで、本物品11から取付物31を取り外すことができ、携帯型情報端末又は携帯型情報端末を収容するケースに取り付けられた本物品11に対して取付物31を着脱自在に取り付けることができる。なお、取付物31は、ここでは円板部35を有しているが、円板部35にかえて装飾性や機能性を有するものとすることもできるし、円板部35の主表面35cに、装飾性や機能性を有するものを取り付けることもできる。また、切り欠き19は、ここでは2個形成されているが、複数であればよく(例えば3個や4個等)、通常、等間隔に形成される。
意匠の説明

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