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発行日2024-08-07
公報種別意匠公報(S)
登録番号1777125
登録日2024-07-29
意匠に係る物品携帯型情報端末用ケース取付具
意匠分類H7-792(電子情報入出力機器)
出願番号2023026108
出願日2023-12-15
意匠権者有限会社シーガル,個人
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、スマートフォン等のような携帯型情報端末に装着するケースに取付物本体を取り付けるための取付具である。本物品は、使用状態を示す参考図1(本物品が視認されやすいよう、青色のシール剥離紙を用いている)に示すように、板状(ここでは円板状)の取付具板状部(取付具板状部の一面が取付物本体に取り付けられる)と、取付具板状部に円周に沿って配設された取付具磁石部分(携帯型情報端末に装着するケースに設けられる磁石部分と互いに吸引する)と、取付具板状部の他面から突出するように取付具板状部に取り付けられた取付具係合具(ここでは頭部を有する雄ねじに似た形状を有する)と、を有してなる。本物品は、使用状態を示す参考図2に示すように、取付具板状部の一面が取付物本体(ここでは小形ポーチ)に取り付けられる(例えば接着、粘着、融着等により取り付けられてよい。以下、取付物本体に本物品が取り付けられたものを取付物という。)。かかる取付物は、様々な携帯型情報端末用ケースに取り付けることができるが、例えば、次に説明する第1の携帯型情報端末用ケース(以下「第1ケース」という)や第2の携帯型情報端末用ケース(以下「第2ケース」という)に好適に取り付けることができる。使用状態を示す参考図3に示すように第1ケースは、携帯型情報端末を収容する第1本体部分(無色透明な部分)と、第1本体部分の底板部分に円弧に沿って配設された第1磁石部分(取付具磁石部分と互いに吸引する)と、第1本体部分に形成された第1スライド溝部分と、を含んでなる。第1スライド溝部分は、第1磁石部分の内周の一部に沿って形成された湾曲スライド溝部分と、湾曲スライド溝部分の一端にその一端が連なり他端側が第1磁石部分の外方に突出するように真っ直ぐに形成された真直スライド溝部分と、を有してなり、湾曲スライド溝部分の他端には、湾曲スライド溝部分の該他端以外の幅よりも大きな直径の略円形の第1嵌入穴が形成されている(取付具係合具の頭部は湾曲スライド溝部分の該他端に形成された該第1嵌入穴は通過可能であるが、該第1嵌入穴以外の第1スライド溝部分は通過不可能である。)。このような第1ケースは携帯型情報端末に装着された状態にて、以下のように取付物を取り付けることができる。即ち、使用状態を示す参考写真4に示すように、取付具磁石部分と第1磁石部分とが互いに相対するように第1ケースに対して取付物を配置すると、取付具磁石部分と第1磁石部分とが互いに吸引することで第1ケースに対する取付物の位置が定まる(このときは取付具係合具の頭部は第1スライド溝部分に嵌入されていない)。そして、使用状態を示す参考写真5に示すように、第1ケースに対して取付物を回動させ(取付具磁石部分と第1磁石部分とが互いに吸引したままで回動させる)、取付具係合具の頭部が湾曲スライド溝部分の該他端に形成された第1嵌入穴に位置すると、該吸引により該頭部が第1嵌入穴に嵌入される(これにより取付具係合具の軸部が第1嵌入穴を貫通し、第1本体部分の底板部分の両面のうち携帯型情報端末に面する面側に該頭部が存在する状態(以下「第1貫通状態」という)となる。)。その後、使用状態を示す参考写真6に示すように、第1貫通状態のまま第1ケースに対して取付物を回動させる。使用状態を示す参考写真6に示す状態においては、取付具係合具の頭部が第1スライド溝部分を通過不可能であるので、第1ケースに対して取付物が脱落することを防止できる。第1ケースが装着された携帯型情報端末により撮影(動画及び静止画のいずれも含む)をする場合には、使用状態を示す参考写真7に示すように、取付具係合具の頭部が真直スライド溝部分の前記他端に位置するように第1ケースに対して取付物を移動させれば、携帯型情報端末が有するレンズ部(使用状態を示す参考写真7における第1本体部分の底板部分の右上部分に形成された、角が丸められた長方形状の開口を通じて該レンズ部は撮像する。)が取付物により遮られることなく撮影できる。即ち、携帯型情報端末により撮影をする際の使用状態を示す参考写真7に示すような状態(取付物が撮影の邪魔にならない)と、携帯型情報端末により撮影しない際の使用状態を示す参考写真6に示すような状態(コンパクトであるので取り扱いが容易である)と、を第1ケースに対して取付物が脱落することを防止しつつ両状態を迅速かつ円滑に遷移させ、携帯型情報端末による撮影を便ならしめることができる。使用状態を示す参考図8に示すように第2ケースは、携帯型情報端末を収容する第2本体部分(無色透明な部分)と、第2本体部分の底板部分に円周に沿って配設された第2主磁石部分(取付具磁石部分と互いに吸引する)と、第2本体部分の底板部分に円弧に沿って配設された第2副磁石部分(取付具磁石部分と互いに吸引する)と、第1主磁石部分の内周の一部に沿って形成された第2スライド溝部分と、を含んでなる。第2スライド溝部分の一端には、該一端以外の第2スライド溝部分の幅よりも大きな直径の略円形の第2嵌入穴が形成されている(取付具係合具の頭部は第2スライド溝部分の該一端に形成された第2嵌入穴は通過可能であるが、第2嵌入穴以外の第2スライド溝部分は通過不可能である。)。このような第2ケースは携帯型情報端末に装着された状態にて、以下のように取付物を取り付けることができる。即ち、使用状態を示す参考写真9に示すように、取付具磁石部分と第2主磁石部分とが互いに相対するように第2ケースに対して取付物を配置すると、取付具磁石部分と第2主磁石部分とが互いに吸引することで第2ケースに対する取付物の位置が定まる(このときは取付具係合具の頭部は第2スライド溝部分に嵌入されていない)。そして、使用状態を示す参考写真10に示すように、第2ケースに対して取付物を回動させ(取付具磁石部分と第2主磁石部分とが互いに吸引したままで回動させる)、取付具係合具の頭部が第2スライド溝部分の該一端に形成された第2嵌入穴に位置すると、該吸引により該頭部が第2嵌入穴に嵌入される(これにより取付具係合具の軸部が第2嵌入穴を貫通し、第2本体部分の底板部分の両面のうち携帯型情報端末に面する面側に該頭部が存在する状態(以下「第2貫通状態」という)となる。)。その後、使用状態を示す参考写真11に示すように、第2貫通状態のまま第2ケースに対して取付物を回動させる。使用状態を示す参考写真11に示す状態においては、取付具係合具の頭部が第2スライド溝部分を通過不可能であるので、第2ケースに対して取付物が脱落することを防止できる。第2ケースが装着された携帯型情報端末により撮影(動画及び静止画のいずれも含む)をする場合には、使用状態を示す参考写真12に示すように、取付具係合具を中心に第2ケースに対して取付物を回動させれば、携帯型情報端末が有するレンズ部(使用状態を示す参考写真12における第2本体部分の底板部分の右上部分に形成された、角が丸められた長方形状の開口を通じて該レンズ部は撮像する。)が取付物により遮られることなく撮影できる。携帯型情報端末により撮影をする際の使用状態を示す参考写真12に示すような状態においては、取付具磁石部分と第2副磁石部分とが互いに吸引するので、第2ケースに対して取付物が不意に回動することを防止又は減少させることができ、撮影を円滑かつ確実に行うことができる。以上のように、携帯型情報端末により撮影をする際の使用状態を示す参考写真12に示すような状態(取付物が撮影の邪魔にならない)と、携帯型情報端末により撮影しない際の使用状態を示す参考写真11に示すような状態(コンパクトであるので取り扱いが容易である)と、を第2ケースに対して取付物が脱落することを防止しつつ両状態を迅速かつ円滑に遷移させ、携帯型情報端末による撮影を便ならしめることができる。なお、取付物本体は、これまで説明したような小形ポーチに限定されないことは言うまでもなく、様々なものとすることができ、例えば、使用状態を示す参考写真13に示すようなキーケースや小銭入れ等とすることもできる。
意匠の説明
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