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公開番号2025165086
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024068965
出願日2024-04-22
発明の名称遊技機
出願人株式会社藤商事
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20251027BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】基板構成の効率化を促進する。
【解決手段】遊技機は、第1の位置に設けられた第1制御部と、第2の位置に設けられた第2制御部と、第1制御部と第2制御部を接続する伝送線路と、を備え、発光手段を発光させるとともに、発光手段とは異なる演出手段を駆動させることにより所定の演出を実行可能であり、伝送線路は、第1コネクタを介して、発光手段を発光させるための発光制御信号と、発光駆動用の第1電源電圧と、を伝送する第1伝送手段と、第1コネクタとは別の第2コネクタを介して、演出手段を制御するための演出制御信号と、信号処理用の第2電源電圧と、を伝送する第2伝送手段とを含む。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項１】
第１の位置に設けられた第１制御部と、
第２の位置に設けられた第２制御部と、
前記第１制御部と前記第２制御部を接続する伝送線路と、を備え、
発光手段を発光させるとともに、発光手段とは異なる演出手段を駆動させることにより所定の演出を実行可能であり、
前記伝送線路は、
第１コネクタを介して、前記発光手段を発光させるための発光制御信号と、発光駆動用の第１電源電圧と、を伝送する第１伝送手段と、
前記第１コネクタとは別の第２コネクタを介して、前記演出手段を制御するための演出制御信号と、信号処理用の第２電源電圧と、を伝送する第２伝送手段とを含む
遊技機。
続きを表示（約 79 文字）【請求項２】
前記第１電源電圧と前記第２電源電圧は、前記所定の演出を現出するために用いられる電源電圧である
請求項１に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は遊技機に関し、遊技機の性能向上に寄与する技術に関する。
続きを表示（約 3,200 文字）【背景技術】
【０００２】
弾球遊技機や回動遊技機においては液晶表示画面、スピーカ、ＬＥＤ、役物、振動体、ブロワー等を用いた各種の演出を行って遊技を盛り上げる工夫をしている。
下記特許文献では、各種演出動作の制御のための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－６４６９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このような遊技機では、多様や複雑な演出が行われることに応じて、各種演出デバイスの駆動のための基板の構成、配置が複雑化している。このため基板の小型化を含む基板構成の効率化、製造時やメンテナンス時の検査性、基板の適切な保護などが求められる。
本発明では、このような事情に応じて、遊技機の特に演出系の構成のために適した基板を提案する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の遊技機は、第１の位置に設けられた第１制御部と、第２の位置に設けられた第２制御部と、前記第１制御部と前記第２制御部を接続する伝送線路と、を備え、発光手段を発光させるとともに、発光手段とは異なる演出手段を駆動させることにより所定の演出を実行可能であり、前記伝送線路は、第１コネクタを介して、前記発光手段を発光させるための発光制御信号と、発光駆動用の第１電源電圧と、を伝送する第１伝送手段と、前記第１コネクタとは別の第２コネクタを介して、前記演出手段を制御するための演出制御信号と、信号処理用の第２電源電圧と、を伝送する第２伝送手段とを含む．
また前記第１電源電圧と前記第２電源電圧は、前記所定の演出を現出するために用いられる電源電圧であるものでもよい。
【発明の効果】
【０００６】
本発明の遊技機の構成によれば、全体としての基板構成の効率化やコストダウンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明に係る実施の形態の遊技機の外観を示す正面側の斜視図である。
実施の形態の遊技機の遊技盤の構成を示す図である。
実施の形態の遊技機の制御構成を示すブロック図である。
実施の形態の先読み予告演出の例の説明図である。
実施の形態の遊技機の扉を開いた状態の斜視図である。
実施の形態の遊技機の内枠を開いた状態の斜視図である。
実施の形態の遊技盤の裏側の基板配置の説明図である。
実施の形態の遊技機の扉及び内枠の基板配置の説明図である。
実施の形態の遊技機の内枠の基板配置の説明図である。
各種デバイスの配置の説明図である。
基板の接続構成のブロック図である。
電源基板の説明図である。
電源基板に実装される部品の説明図である。
演出制御基板とＬＥＤ接続基板の間を１対のコネクタによる１つの伝送路で伝送する単系伝送例の説明図である。
演出制御基板とＬＥＤ接続基板の間を２対のコネクタによる２つの伝送路で伝送する複系伝送例の説明図である。
複系伝送例における２列コネクタピンのアサインの説明図である。
ＬＥＤ接続基板の入力コネクタ周辺の構成のブロック図である。
ＬＥＤ接続基板のＬＥＤ駆動部周辺の構成のブロック図である。
ＬＥＤ接続基板のモータ駆動部周辺の構成のブロック図である。
単系伝送例によるＬＥＤ接続基板の入力コネクタ周辺の回路図である。
複系伝送例によるＬＥＤ接続基板の入力コネクタ周辺の回路図である。
ＬＥＤ接続基板のＬＥＤドライバ周辺の回路図である。
ＬＥＤ接続基板のＬＥＤドライバ周辺の回路図である。
ＬＥＤ接続基板の出力側コネクタ周辺の回路図である。
ＬＥＤ接続基板の出力側コネクタ周辺の回路図である。
ＬＥＤ接続基板の電源系の一部の回路図である。
単系伝送例の場合のコネクタの説明図である。
複系伝送例の場合のコネクタの説明図である。
複系伝送例の場合のコネクタの説明図である。
複系伝送例におけるコネクタ配置例の説明図である。
複系伝送例におけるコネクタ配置例の説明図である。
複系伝送例におけるコネクタ配置例の説明図である。
複系伝送例におけるコネクタ配置例の説明図である。
複系伝送例における２列コネクタピンのアサインの説明図である。
ＬＥＤ接続基板の表面層のパターンの説明図である。
ＬＥＤ接続基板の裏面層のパターンの説明図である。
ＬＥＤ接続基板の第１内層のパターンの説明図である。
ＬＥＤ接続基板の第２内層のパターンの説明図である。
ＬＥＤ接続基板の表面層のパターンを一部拡大した説明図である。
テストポイントの例の説明図である。
ＬＥＤ接続基板の表面層のパターンを一部拡大した説明図である。
ＬＥＤ接続基板の裏面層のパターンを一部拡大した説明図である。
チップタイプのヒューズの説明図である。
電源電圧の直列供給路におけるヒューズ配置の説明図である。
電源電圧の直列供給路におけるヒューズ配置の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、添付図面を参照し、本発明に係る実施の形態を次の順序で説明する。
＜１．遊技機の構造＞
＜２．遊技機の制御構成＞
［２．１主制御基板］
［２．２演出制御基板］
＜３．動作の概要説明＞
［３．１遊技状態］
［３．２図柄変動表示ゲーム］
［３．３当りについて］
［３．４演出について］
＜４．開閉構造と基板の配置＞
＜５．基板構成＞
［５．１各基板の接続状態］
［５．２演出制御基板とＬＥＤ接続基板の伝送路］
［５．３ＬＥＤ接続基板］
＜６．実施の形態の特徴的な構成及び効果＞
＜７．その他＞
【０００９】
＜１．遊技機の構造＞
図１及び図２を参照して、本発明に係る実施形態としてのパチンコ遊技機１の構造について説明する。図１はパチンコ遊技機１の外観を示す正面側の斜視図を、図２はパチンコ遊技機１が有する遊技盤３の正面側を示した図である。
なお、パチンコ遊技機１の場合、枠部材と、枠部材に対して開閉可能に設けられた扉部材と、枠部材に対して交換可能に取り付けられた交換可能部材を有する。
以下説明するパチンコ遊技機１では、枠部材に相当する構成としての内枠２、扉部材に相当する構成としての扉６、交換可能部材に相当する構成としての遊技盤３を有することになる。
【００１０】
図１に示すパチンコ遊技機１（以下「遊技機１」と略称する場合がある）は、木製の外枠４の前面に額縁状の内枠２を開閉可能に取り付け、内枠２の裏面に取り付けた遊技盤収納フレーム（図示せず）内に遊技盤３（図２参照）を装着し、この遊技盤３の表面に形成した遊技領域３ａを内枠２の開口部に臨ませた構成を有する。遊技盤３は内枠２に対して交換可能に着脱できるため交換可能部材と呼ぶことができる。
この遊技領域３ａの前側には、透明ガラスを支持した扉６が設けられている。また遊技盤３の背面側には、遊技動作を制御するための各種制御基板（図３参照）が配設されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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