TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025114719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2025077562,2023518821
出願日2025-05-07,2021-09-24
発明の名称チューニング要素を有するマルチコンポーネントゴルフクラブヘッド
出願人カーステン マニュファクチュアリング コーポレーション
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類A63B 53/04 20150101AFI20250729BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】チューニング要素を備えるマルチコンポーネントゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】実施例のマルチ材料ウッドタイプゴルフクラブヘッドであって、チューニング要素130を備えるゴルフクラブヘッドが開示されている。マルチ材料ウッドタイプゴルフクラブヘッドは、ストライクフェース、並びに、クラウン、トウ、及び、ソールの一部を形成する第1の金属コンポーネントと、クラウンの大部分、並びに、ヒール、トウ、及び、ソールの一部を形成する第2の非金属コンポーネントと、を備える。クラブヘッドは、さらに、クラウンの内面に固定されるチューニング要素を備える。チューニング要素は、クラブヘッドのホットスポットにおける振幅を1~7デシベルの間で抑える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ゴルフクラブヘッドであって、
クラウン、前記クラウンの反対側のソール、ヒール端部、前記ヒール端部の反対側のトウ端部、リーディングエッジを備える前端部、後端部、及び、前記クラウンと前記ソールとの間に延在するスカートと、
金属から形成される第1のコンポーネントであって、ストライクフェース、前記ストライクフェースから後方に延在する戻り部分、及び、前記戻り部分から後方に延在するソール後方延在部を備える前記第1のコンポーネントと、
非金属材料から形成される第2のコンポーネントであって、中空内部空洞を取り囲むように前記第1のコンポーネントに固定されるように構成され、前記クラウンの大部分を形成し、前記スカートの周囲に巻き付いて、前記ヒール端部、前記トウ端部、及び、前記ソールの少なくとも一部を形成する前記第2のコンポーネントであって、
前記ストライクフェースは、ストライクフェース中心を備え、
前記ストライクフェース中心は、前記クラブヘッドがアドレス位置にあるときに、前記ヒール端部から前記トウ端部まで延在する方向において前記ストライクフェース中心を通って水平に延在するx軸と、前記クラウンから前記ソールまで延在する方向において前記ストライクフェース中心を通って垂直に延在し、前記x軸に直交するy軸と、前記ストライクフェースから前記後端部まで延在する方向において前記ストライクフェース中心を通って水平に延在し、前記x軸及び前記y軸の両方に直交するz軸と、を含む座標系の起点を画定する、
前記第2のコンポーネントと、
前記リーディングエッジに接し、接地平面に直交する前端部基準平面であって、前記接地平面は、前記アドレス位置において前記ソールに接するものとして画定される、前記前端部基準平面と、
前記後端部に接し、前記前端部基準平面に平行である後端部基準平面と、
前記接地平面に直交し、前記前端部基準平面と前記後端部基準平面との間の中間に位置する中央平面と、
前記接地平面に直交する前記y軸及び前記z軸に沿って延在するYZ平面であって、
前記クラブヘッドを上方から見ると、前記中央平面及び前記YZ平面の交線は、前記クラブヘッドを、前方-トウ象限、前方-ヒール象限、後方-トウ象限、及び、後方-ヒール象限を有する象限システムに分割する、
前記YZ平面と、
前記後方-ヒール象限内で前記第2のコンポーネントの内面に固定されるチューニング要素と、
を備え、
前記チューニング要素は、接着剤層と、前記接着剤層の反対側の補強層と、前記接着剤層と前記補強層との間に挟まれた制振層と、を備え、
前記補強層は、ガラス布を含み、
前記制振層は、熱可塑性エラストマを含み、
前記クラブヘッドは、前記後方-ヒール象限内にホットスポットを含み、前記ホットスポットは、前記クラブヘッドが前記チューニング要素を有さない場合の固有振動数の最大振幅位置として画定され、
前記クラブヘッドの前記固有振動数は、5000Hz~6500Hzの間であり、
前記チューニング要素は、前記ホットスポット上に配置され、前記チューニング要素は、前記固有振動数の前記最大振幅を抑えるように構成され、
前記チューニング要素を備える前記クラブヘッドが前記固有振動数で振動すると、前記チューニング要素を有さない同様のクラブヘッドと比較して、前記最大振幅は、少なくとも2デシベル低減される、
ゴルフクラブヘッド。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記チューニング要素は、さらに、前記チューニング要素の最ヒール方部分と前記チューニング要素の最トウ方部分との間の中間、及び、前記チューニング要素の最前方部分と前記チューニング要素の最後方部分との間の中間に位置するチューニング要素中心点を備え、
前記チューニング要素中心点は、前記後方-ヒール象限内に位置する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項3】
前記z軸に平行であって、前記前端部基準平面と前記チューニング要素中心点との間で測定されるオフセット距離は、1.5インチ~2.0インチの間である、請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
前記第2のコンポーネントは、さらに、
前記クラブヘッドの前記クラウンの少なくとも一部を形成する第2のコンポーネントクラウン部分と、
前記クラブヘッドの前記ヒール端部の少なくとも一部の周囲に巻き付く第2のコンポーネントヒール部分と、
前記クラブヘッドの前記トウ端部の少なくとも一部の周囲に巻き付く第2のコンポーネントトウ部分と、
を備え、
前記チューニング要素は、前記第2のコンポーネントクラウン部分の内面に固定される、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
前記クラウンの外面に凹部分を画定する位置特徴部をさらに備え、
前記位置特徴部は、前記凹部分に隣接する前記クラウンの非凹部分から、前記凹部分を隔てる縁部を備える、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
アライメント特徴部をさらに備え、
前記アライメント特徴部は、前記クラウンの前記凹部分の反対側に位置する前記第2のコンポーネントの前記内面から突出し、
前記チューニング要素は、前記アライメント特徴部に固着される、請求項5に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項7】
前記クラブヘッドの前記固有振動数は、5500Hz~6000Hzの間である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項8】
前記チューニング要素は、前記第2のコンポーネントの前記内面に接着剤により連結される、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項9】
前記チューニング要素は、0.5グラム~4グラムの間の質量を含む、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項10】
前記クラブヘッドの体積は、200cc未満であり、
前記クラブヘッドは、前記クラブヘッドが前記アドレス位置にあるときに、前記ヒール端部から前記トウ端部まで延在する方向において前記接地平面に平行なCGx軸、及び、前記ソールから前記クラウンまで延在する方向において前記接地平面に直交するCGy軸を含む座標系の起点を画定する重心を備え、
前記クラブヘッドは、1500g*cm

を超える前記CGx軸回りのIxx慣性モーメントを含み、
前記クラブヘッドは、2900g*cm

を超える前記CGy軸回りのIyy慣性モーメントを含む、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年12月18日出願の米国仮特許出願第63/127,869号及び2020年9月24日出願の米国仮特許出願第63/082,925号に対する利益を主張する。上記開示の全ての内容は、それらの全体が参照により本明細書に完全に組み込まれる。
続きを表示(約 1,000 文字)【0002】
本発明は、一般に、ゴルフ用品に関し、より詳細には、チューニング要素を備えるマルチコンポーネントゴルフクラブヘッドに関する。
【背景技術】
【0003】
ゴルフクラブの設計は、振動及び音響応答等のいくつかの性能特性を考慮に入れる。振動又は音響応答は、ゴルフクラブの音及び感触に対応する。インパクト時、クラブヘッドは、様々な異なる振幅を含む様々な固有振動数で振動する(振動「モード」としても公知である)。クラブヘッドの設計及び構造は、様々な固有振動数で生じる様々な異なる振幅を決定する。高振幅を伴う固有振動数は、「卓越振動数」と見なされ、クラブヘッド音の最も著しい一因となる。卓越振動数(dominant frequencies)の振幅が高すぎると、クラブヘッドは、ゴルファーにとって耳障りで不快な音に聞こえることがある。インパクト時、心地よい音響応答をもたらすには、卓越振動を抑えなければならない(即ち、そのような振動振幅を低減しなければならない)。しかし、多くの場合、制振手段は、複数の位置で、著しい量の質量をクラブヘッドに追加する必要があり、こうした位置では、重心(CG)位置及び慣性モーメント(MOI)等の質量特性に悪影響を与える。したがって、当技術分野には、クラブヘッドの質量特性に悪影響を与えずに、ゴルフクラブヘッドの卓越振動を抑え、所望の振動応答をもたらすのに、適当な軽量手段に対するニーズがある。
【図面の簡単な説明】
【0004】
チューニング要素を備えるウッド型ゴルフクラブヘッドの上面斜視図である。
【0005】
図1のクラブヘッドの正面図である。
【0006】
図1のクラブヘッドのソールの図である。
【0007】
金属製の第1のコンポーネント、非金属製の第2のコンポーネント、及び、チューニング要素を備える図1のクラブヘッドの図である。
【0008】
金属製の第1のコンポーネント、非金属製の第2のコンポーネント、及び、チューニング要素を備える図1のクラブヘッドの分解図である。
【0009】
複数の層を備えるチューニング要素の図である。
【0010】
複数の象限(quadrants)を画定する図1のクラブヘッドのクラウンの図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
玩具
1か月前
個人
フィギュア
6か月前
個人
玩具
6か月前
個人
ゲーム玩具
2か月前
個人
盤上遊戯具
6か月前
個人
運動補助具
15日前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
続きを見る