TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025112600
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006924
出願日
2024-01-19
発明の名称
情報処理システム、コンピュータプログラム、及び情報処理方法
出願人
株式会社コナミアミューズメント
代理人
個人
,
個人
主分類
A63F
9/20 20060101AFI20250725BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】ゲームがプレイされる様子を記録した画像データからは得られない情報を含んだデータを生成してデータの利用価値を高める。
【解決手段】複数の物理的なゲーム媒体が利用され、一部のゲーム媒体の属性が秘匿された状態でゲームがプレイされる様子を記録したプレイ画像のデータに基づいて、ゲームのプレイを再現するためのプレイデータを生成する情報処理システムにおいて、プレイ画像にて属性が識別可能な第1のゲーム媒体の属性を前記プレイ画像のデータに基づいて特定し(S2)、特定結果に従って第1の媒体情報を生成するとともに、プレイ画像のデータからは属性が特定不可能な第2のゲーム媒体の属性を所定の処理に従って特定し、特定結果に従って第2の媒体情報を生成し(S4)、第1の媒体情報及び第2の媒体情報を含むようにしてプレイデータを生成する(S5)。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
視覚を通じて識別可能な属性が付された複数の物理的なゲーム媒体が利用され、かつ少なくとも一部のゲーム媒体の前記属性が秘匿された状態でゲームがプレイされる様子を記録したプレイ画像のデータに基づいて、前記ゲームのプレイの少なくとも一部を再現するためのプレイデータを生成する情報処理システムであって、
前記ゲーム媒体のうち、前記プレイ画像にて前記属性が識別可能な第1のゲーム媒体の前記属性を前記プレイ画像のデータに基づいて特定し、特定結果に従って前記第1のゲーム媒体の属性を示す第1の媒体情報を生成する第1の媒体情報生成手段と、
前記ゲーム媒体のうち、前記第1の媒体情報生成手段では前記属性が特定不可能な第2のゲーム媒体の前記属性を所定の処理に従って特定し、特定結果に従って、前記第2のゲーム媒体の属性を示す第2の媒体情報を生成する第2の媒体情報生成手段と、
前記第1の媒体情報及び前記第2の媒体情報を含むようにして前記プレイデータを生成するプレイデータ生成手段と、
を備えた情報処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2の媒体情報生成手段は、前記プレイの開始から終了までの間に前記属性が秘匿された状態で維持されたゲーム媒体を前記第2のゲーム媒体として当該第2のゲーム媒体の前記属性を特定する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第2の媒体情報生成手段は、前記第2のゲーム媒体の属性を、当該第2のゲーム媒体が取り得る属性の候補群から抽選で決定する処理を前記所定の処理として実行する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第2の媒体情報生成手段は、所定の参照情報に基づいて前記第2のゲーム媒体の前記属性として特定される可能性を属性間で差別化する補助処理を適用して得られた属性の候補群から前記第2のゲーム媒体の属性を選択することにより、当該第2のゲーム媒体の前記属性を特定する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記プレイデータ生成手段は、前記ゲーム媒体が、前記1のゲーム媒体又は前記第2のゲーム媒体のいずれであるかを識別するための識別情報を含むようにして前記プレイデータを生成する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記プレイデータに基づいて、前記ゲームのプレイの少なくとも一部を再現する画像を表示するサービスをユーザに提供するサービス提供手段を備えた請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記サービス提供手段は、前記サービスの提供時に前記ユーザに前記ゲームをプレイさせるプレイ制御手段をさらに備え、前記プレイ制御手段は、前記第1の媒体情報及び前記第2の媒体情報を参照して、前記ユーザによるプレイ中における前記ゲーム媒体の属性を特定する請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記ゲームが複数のプレイヤによってプレイされ、前記プレイ制御手段は、前記複数のプレイヤのうち、いずれかのプレイヤに成り代わって前記ユーザに前記ゲームをプレイさせる請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記プレイ制御手段は、前記ユーザが成り代わるプレイヤを前記ユーザに選択させる請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記プレイ制御手段は、前記ユーザが前記ゲームをプレイする間に、他のプレイヤの前記ゲームにおける行動を制御する請求項8に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物理的なゲーム媒体が用いられるゲームのプレイを再現するための情報処理システム等に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
物理的なゲーム媒体を利用してゲームがプレイされる様子をプレイ画像として記録し、そのプレイ画像のデータに基づいて、ゲームのプレイの少なくとも一部を再現するための再現用のデータを生成する情報処理システムが知られている。例えば、将棋の盤面を撮像した画像データから駒の配置の変化を検知して記録することにより、将棋の対局の様子を再現可能な棋譜データを生成する情報処理システムが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-151218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
将棋の場合には、盤面に配置された駒及び各対局者の持ち駒の全てを画像データから識別することが可能である。一方、ゲームの種類によっては、対戦に用いられるゲーム媒体の一部がどのような属性のゲーム媒体であるかを画像データからは識別不可能なことがある。例えば、麻雀の場合、山牌や王牌の少なくとも一部が対戦の終了まで裏返しの状態に維持され、画像データからはその牌がどのような種類の牌であるかを識別できないことがある。対戦の再現を目的とする限りは、画像データから識別可能な属性のみを判別すれば足りる。しかしながら、画像データからは属性が識別不可能であったゲーム媒体に関して何らかの情報を付加したサービスを提供することはできない。そのため、再現用に生成したデータの用途が限られる。
【0005】
そこで、本発明は、ゲームがプレイされる様子を記録した画像データからは得られない情報を含んだデータを生成してそのデータの利用価値を高めることが可能な情報処理システム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理システムは、視覚を通じて識別可能な属性が付された複数の物理的なゲーム媒体が利用され、かつ少なくとも一部のゲーム媒体の前記属性が秘匿された状態でゲームがプレイされる様子を記録したプレイ画像のデータに基づいて、前記ゲームのプレイの少なくとも一部を再現するためのプレイデータを生成する情報処理システムであって、前記ゲーム媒体のうち、前記プレイ画像にて前記属性が識別可能な第1のゲーム媒体の前記属性を前記プレイ画像のデータに基づいて特定し、特定結果に従って前記第1のゲーム媒体の属性を示す第1の媒体情報を生成する第1の媒体情報生成手段と、前記ゲーム媒体のうち、前記第1の媒体情報生成手段では前記属性が特定不可能な第2のゲーム媒体の前記属性を所定の処理に従って特定し、特定結果に従って、前記第2のゲーム媒体の属性を示す第2の媒体情報を生成する第2の媒体情報生成手段と、前記第1の媒体情報及び前記第2の媒体情報を含むようにして前記プレイデータを生成するプレイデータ生成手段と、を備えたものである。
【0007】
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、視覚を通じて識別可能な属性が付された複数の物理的なゲーム媒体が利用され、かつ少なくとも一部のゲーム媒体の前記属性が秘匿された状態でゲームがプレイされる様子を記録したプレイ画像のデータに基づいて、前記ゲームのプレイの少なくとも一部を再現するためのプレイデータを生成する情報処理システムに適用され、前記情報処理システムに含まれるコンピュータを、前記ゲーム媒体のうち、プレイ中に前記属性が判明した第1のゲーム媒体の前記属性を前記プレイ画像のデータに基づいて特定し、特定結果に従って前記第1のゲーム媒体の属性を示す第1の媒体情報を生成する第1の媒体情報生成手段、前記ゲーム媒体のうち、前記第1の媒体情報生成手段では前記属性が特定不可能な第2のゲーム媒体の前記属性を所定の処理に従って特定し、特定結果に従って、前記第2のゲーム媒体の属性を示す第2の媒体情報を生成する第2の媒体情報生成手段、及び前記第1の媒体情報及び前記第2の媒体情報を含むようにして前記プレイデータを生成するプレイデータ生成手段、として機能させるように構成されたものである。
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、視覚を通じて識別可能な属性が付された複数の物理的なゲーム媒体が利用され、かつ少なくとも一部のゲーム媒体の前記属性が秘匿された状態でゲームがプレイされる様子を記録したプレイ画像のデータに基づいて、前記ゲームのプレイの少なくとも一部を再現するためのプレイデータを生成する情報処理システムに適用され、前記情報処理システムに含まれるコンピュータを、前記ゲーム媒体のうち、プレイ中に前記属性が判明した第1のゲーム媒体の前記属性を前記プレイ画像のデータに基づいて特定し、特定結果に従って前記第1のゲーム媒体の属性を示す第1の媒体情報を生成する第1の媒体情報生成手段、前記ゲーム媒体のうち、前記第1の媒体情報生成手段では前記属性が特定不可能な第2のゲーム媒体の前記属性を所定の処理に従って特定し、特定結果に従って、前記第2のゲーム媒体の属性を示す第2の媒体情報を生成する第2の媒体情報生成手段、及び前記第1の媒体情報及び前記第2の媒体情報を含むようにして前記プレイデータを生成するプレイデータ生成手段、として機能させるものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図。
麻雀卓を撮影したプレイ画像の一例を示す図。
プレイ画像のデータから対局データを生成するための情報処理の手順の一例を示す図。
図3の情報処理の過程で生成される再現データの構成例を示す図。
図4の再現データに含まれる牌並び情報の一例を示す図。
図3の第2牌情報の一例を示す図。
対局データに基づいて表示される画面の一例を示す図。
対局データに基づいて表示される画面の他の例を示す図。
図3の情報処理を実現するための解析用PC及びサーバの論理的構成の一例を示す図。
解析用PCにて実行される履歴情報生成処理の手順の一例を示すフローチャート。
サーバにて実行される対局データ生成処理の手順の一例を示すフローチャート。
サーバにて実行されるユーザサービス処理の手順の一例を示すフローチャート。
サーバにて実行される対局データ生成処理の手順の他の例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、発明の一形態に係る情報処理システム等を説明する。本形態の情報処理システムは、物理的な麻雀牌を利用して麻雀ゲームがプレイされる様子を記録したプレイ画像のデータに基づいて、麻雀ゲームのプレイの少なくとも一部を再現するための対局データを生成する。麻雀牌(以下、牌と略称することがある。)は物理的なゲーム媒体の一例に相当する。対局は、麻雀における配牌から和了又は流局による終了までの一回のプレイを意味する。対局データは、対局のプレイの少なくとも一部を再現するためのデータであって、プレイデータの一例に相当する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
玩具
1か月前
個人
フィギュア
6か月前
個人
運動補助具
11日前
個人
ゲーム玩具
2か月前
個人
玩具
6か月前
個人
盤上遊戯具
6か月前
個人
球技用ベース
8か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る