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公開番号2025111949
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005897
出願日2024-01-18
発明の名称遊技機
出願人株式会社ユニバーサルエンターテインメント
代理人個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20250724BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】有利区間の終了条件を工夫することで遊技の興趣の向上を図る。
【解決手段】メインCPU101は、有利区間をリセットするポイントの閾値を決定してリセットPTカウンタに初期設定し、有利区間の一般中や疑似BNS一般中などでポイントを獲得し、有利区間の疑似BNS一般中ではさらに目押しチャレンジに成功した場合にポイントを獲得し、獲得ポイント数をリセットPTカウンタから減算し、リセットPTカウンタが「1」以上から「0」になった場合、恩恵として、1G連ストック(疑似BNSのストック)の権利および有利区間をリセットする権利を付与する。
【選択図】図502

特許請求の範囲【請求項１】
遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
演出を制御する演出制御手段と、を備えた遊技機であって、
前記遊技制御手段は、
遊技制御に用いられる所定値を記憶可能な記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記所定値を更新可能な更新手段と、
前記記憶手段に記憶された前記所定値を前記演出制御手段に送信可能な送信手段と、を少なくとも含み、
前記演出制御手段は、第１時期に前記送信手段から送信された前記所定値と、前記第１時期とは異なる第２時期に前記送信手段から送信された前記所定値とが異なる場合、その差分に応じて所定演出を実行させることが可能であり、
前記更新手段は、前記第１時期と前記第２時期の間で所定の加算条件が成立した場合には、前記記憶手段に記憶された前記所定値を所定の値分だけ加算更新する通常処理を実行可能であり、
前記記憶手段には、記憶可能な前記所定値の上限が定められており、
前記更新手段は、前記記憶手段に記憶された前記所定値が、次に前記通常処理が実行されると上限に達してしまうこととなる特定の閾値を超える値となった場合には、次に前記送信手段によって前記所定値が送信される前に、前記記憶手段に記憶された前記所定値を前記特定の閾値に補正する補正処理を実行可能であり、
複数の図柄を複数列で変動表示可能な変動表示手段と、
再遊技役及びボーナス役を含む複数の役の中から当籤役を決定する役決定手段と、
前記当籤役決定手段による決定結果と遊技者の停止操作とに応じて図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、
複数の状態を制御する状態制御手段と、を備え、
前記ボーナス役は、前記当籤役決定手段により当籤役として決定された後、対応する図柄組合せが表示されるまで持ち越し可能に構成されており、
前記複数の状態は、
前記ボーナス役に対応する図柄組合せが表示されたことに応じて開始され、規定終了条件が成立したことに応じて終了する、遊技価値が増加し得る状態として構成されたボーナス状態と、
前記ボーナス状態とは異なる状態であって、前記ボーナス役が持ち越されていないときに前記当籤役決定手段による前記再遊技役の決定態様が第１態様である第１特定状態と、
前記ボーナス状態とは異なる状態であって、前記ボーナス役が持ち越されていないときに前記当籤役決定手段による前記再遊技役の決定態様が前記第１態様とは異なる第２態様である第２特定状態と、を少なくとも含み、
前記第１特定状態と前記第２特定状態とで、前記当籤役決定手段による前記ボーナス役の決定態様を異ならせることが可能であり、
前記変動表示手段の図柄変動表示が停止されたときに表示された図柄組合せに対応する入賞対応画像が表示可能であり、該入賞対応画像が表示された状況で電断復帰が行われた場合に、電断前に表示されていた該入賞対応画像と異なる図柄組合せを示すデフォルト画像を表示可能であることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、パチスロ機やパチンコ機等の遊技機に関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の遊技機において、遊技者に有利な停止操作の情報が報知されるＡＴ状態の遊技期間が上乗せされる場合に、上乗せされる遊技期間に応じた上乗せ演出を行うようにしたものが提案されている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－２００３３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、このような遊技機では、メイン側（遊技制御手段側）からサブ側（演出制御手段側）への一方向通信のみが可能となるように構成されており、サブ側（演出制御手段側）は、メイン側から送信される各種コマンドに含まれる情報にしたがって演出制御を行うことが通常である。また、近年は、ＡＴ状態に関する制御がメイン側で行われることが一般的となっている。したがって、上述のような上乗せ演出を行う場合、メイン側からサブ側へ必要な情報を送信する必要がある。
【０００５】
しかしながら、メイン側のデータ容量には一定の制約があるため、そのような演出制御に必要な情報量が増加するとメイン側のデータ容量を圧迫してしまうという問題があった。一方で、メイン側のデータ容量の確保を重視するあまり適切な情報がサブ側へ送られないとすると、サブ側で適切な演出制御が行えなくなるという別の問題が生じることになる。
【０００６】
本発明は、メイン側のデータ容量を必要以上に圧迫することなく、サブ側で適切な演出制御を行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するために、本実施形態に係る遊技機によれば、以下の遊技機を提供することができる。
【０００８】
本実施形態に係る遊技機（１）は、
遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
演出を制御する演出制御手段と、を備えた遊技機であって、
前記遊技制御手段は、
遊技制御に用いられる所定値を記憶可能な記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記所定値を更新可能な更新手段と、
前記記憶手段に記憶された前記所定値を前記演出制御手段に送信可能な送信手段と、を少なくとも含み、
前記演出制御手段は、第１時期に前記送信手段から送信された前記所定値と、前記第１時期とは異なる第２時期に前記送信手段から送信された前記所定値とが異なる場合、その差分に応じて所定演出を実行させることが可能であり、
前記更新手段は、前記第１時期と前記第２時期の間で所定の加算条件が成立した場合には、前記記憶手段に記憶された前記所定値を所定の値分だけ加算更新する通常処理を実行可能であり、
前記記憶手段には、記憶可能な前記所定値の上限が定められており、
前記更新手段は、前記記憶手段に記憶された前記所定値が、次に前記通常処理が実行されると上限に達してしまうこととなる特定の閾値を超える値となった場合には、次に前記送信手段によって前記所定値が送信される前に、前記記憶手段に記憶された前記所定値を前記特定の閾値に補正する補正処理を実行可能であり、
複数の図柄を複数列で変動表示可能な変動表示手段と、
再遊技役及びボーナス役を含む複数の役の中から当籤役を決定する役決定手段と、
前記当籤役決定手段による決定結果と遊技者の停止操作とに応じて図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、
複数の状態を制御する状態制御手段と、を備え、
前記ボーナス役は、前記当籤役決定手段により当籤役として決定された後、対応する図柄組合せが表示されるまで持ち越し可能に構成されており、
前記複数の状態は、
前記ボーナス役に対応する図柄組合せが表示されたことに応じて開始され、規定終了条件が成立したことに応じて終了する、遊技価値が増加し得る状態として構成されたボーナス状態と、
前記ボーナス状態とは異なる状態であって、前記ボーナス役が持ち越されていないときに前記当籤役決定手段による前記再遊技役の決定態様が第１態様である第１特定状態と、
前記ボーナス状態とは異なる状態であって、前記ボーナス役が持ち越されていないときに前記当籤役決定手段による前記再遊技役の決定態様が前記第１態様とは異なる第２態様である第２特定状態と、を少なくとも含み、
前記第１特定状態と前記第２特定状態とで、前記当籤役決定手段による前記ボーナス役の決定態様を異ならせることが可能であり、
前記変動表示手段の図柄変動表示が停止されたときに表示された図柄組合せに対応する入賞対応画像が表示可能であり、該入賞対応画像が表示された状況で電断復帰が行われた場合に、電断前に表示されていた該入賞対応画像と異なる図柄組合せを示すデフォルト画像を表示可能であることを特徴とする。
【０００９】
この構成の遊技機によれば、メイン側のデータ容量を必要以上に圧迫することなく、サブ側で適切な演出制御を行うことができる。
【００１０】
また、この構成の遊技機によれば、工数や制御負荷を増大させることなく遊技性や興趣味を高めることができる。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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