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公開番号2025107404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025079082,2024087041
出願日2025-05-10,2020-12-23
発明の名称紙葉類搬送装置
出願人株式会社エース電研
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250710BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】搬送補助体に後方から押されて搬送される複数枚の紙葉類が前後に分散した状態で回収装置に到達してもこれらの紙葉類を適切に回収することのできる紙葉類搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送路の終端に設置された回収装置50の所定距離手前に、紙葉類は通過させ、搬送補助体16は一時停止させる一時停止ユニット80を設ける。一時停止ユニット80は搬送補助体を一時停止させてから所定時間内に紙葉類が回収装置に入った場合はその紙葉類が回収装置から外部へ排出され終えた後に一時停止を解除する。複数枚の紙幣が前後に分散した場合でも一時停止の間に第1群の紙葉類は回収装置から排出され終えるので、第2群の紙葉類は一時停止解除後の搬送補助体に搬送されて回収装置内へ円滑に進入する。一方、所定時間内に紙葉類が回収装置の中に入ったことが検知されない場合はその時点で一時停止を解除して、未達の紙葉類を直ちに回収装置へと搬送する。
【選択図】図23
特許請求の範囲【請求項1】
搬送路を移動する搬送補助体で紙葉類を押して搬送する紙葉類搬送装置であって、
搬送の目的地に設けられ、
到来した
前記搬送補助体は受け入れずに前記紙葉類は受け入れて収納した後、外部へ排出する収納部と、
前記収納部の所定距離手前
に設けられ、前記紙葉類は通過させ
、前記搬送補助体は一時停止させた後、該一時停止を解除する一時停止部と、
を有し、
前記一時停止部は、前記搬送補助体を一時停止させてから所定時間内に前記紙葉類が前記収納部の中に入ったことが検知された場合は、その紙葉類が前記収納部から外部へ排出され終えた後に前記一時停止を解除し、前記搬送補助体を一時停止させてから所定時間内に前記紙葉類が前記収納部の中に入ったことが検知されなかった場合は、その時点で前記一時停止を解除する
ことを特徴とする紙葉類搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技場などにおいて紙幣等の紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
紙幣の投入を受けて遊技者に遊技球(パチンコ球など)を貸し出す遊技球貸機とパチンコ機などの遊技機とを一組にしたものを複数組併設収容した遊技機島の内部には、各遊技球貸機に投入された紙幣を遊技機島の端部に設けた金庫まで搬送する搬送装置が遊技機島の長手方向に沿って設けてある。また、遊技場内に設けられた複数の遊技機島の各金庫から紙幣を回収して、遊技場の事務所の主金庫まで搬送する搬送装置も登場している。
【0003】
このような搬送装置で使用される搬送方式としては、従来、ベルト搬送が主流であったが、近年は、搬送管内に発生させた空気流を利用する方式など多様化しつつある。たとえば、下記特許文献1には、図28に示すような搬送管100内に投入した円筒形状の搬送補助体101を、搬送管内に発生させた空気流の作用で移動させ、該移動する搬送補助体101で管内の紙葉類を後方から押し動かして搬送する方式の搬送装置が開示されている。
【0004】
搬送補助体を利用する搬送装置では、搬送管の終端に、搬送補助体と該搬送補助体によって搬送されてきた紙葉類とを分離して紙葉類を回収する回収装置が設けられる。図29は回収装置110に紙葉類が回収される様子を示している。
【0005】
この回収装置110では、紙葉類を後方から押し動かしてきた搬送補助体101は、スリット(通過口)を備えた分離部112で受け止めて回収し(同図b)、紙葉類のみを上記スリットを通過させて下流の通路部114へ進ませることで紙葉類と搬送補助体を分離する。
【0006】
通路部114は、搬送管内を高速(たとえば、2m/sec)で移動してきた紙葉類を一時的に停止あるいは減速(たとえば、10cm/sec)させて収納するためのエリアであり、通路部114に入った紙葉類は、搬送ローラや搬送ベルトを用いた搬送機構116によって通路部114の終端から外部へ排出される(同図c)。
【0007】
回収装置110から排出された紙葉類は、事務所の主金庫等に送られて蓄えられる。搬送補助体101は、分離部112が通路部114の正面から横脇に回動した位置で分離部112から離脱して回収される(同図c)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2020-15578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
搬送補助体によって紙葉類を搬送する場合、通常は、紙葉類の後端が搬送補助体に当接した状態で搬送補助体に押し動かされて移動する。また。搬送補助体が複数枚の紙葉類を一度に搬送する場合、通常は、複数枚の紙葉類が1つの束になった状態で、その束の後端が搬送補助体に当接した状態で押し動かされる。しかし、そのような搬送状態が常に維持されるわけではなく、何らかの影響(たとえば、搬送路の下り箇所で紙葉類に重力が進行方向に作用する影響や空気抵抗の影響、搬送管の繋ぎ目などの影響)で、紙葉類が搬送補助体からある程度前方に離れた状態で移動したり、搬送補助体が複数枚の紙幣を一度に搬送している場合には、束が崩れて、複数枚の紙葉類が前後(たとえば、第1群とその後ろの第2群)に分散した状態で搬送されたりすることがある(図30参照)。
【0010】
複数枚の紙葉類が、前後に分散した状態で回収装置に到達すると、図31(a)に示すように、最初に到達した第1群の紙葉類が回収装置110の通路部114に収納されて停止・減速する。その後、第2群の紙葉類の先端が、最初に到達して通路部114内に停止・減速している第1群の紙葉類の後端に突き当たってしまうことがあり、そうなると、遅れてきた第2群の紙葉類は通路部114の中へ入れずに、後方から到着する搬送補助体に押し潰されて、詰まりが発生してしまう(図31(b))。
(【0011】以降は省略されています)

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