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公開番号2025092270
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023208048
出願日2023-12-08
発明の名称各台装置、遊技システム及び遊技方法
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250612BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技機管理玉数の横取りに起因する遊技客間のトラブルを防止することを課題とする。
【解決手段】1001号機の台間カード処理機10aにカードIDが「1015」のカードを挿入して遊技を行い、プリペイド価値の残額と持玉を更新して(S1)、カードを返却した場合、カードに記録されたカード情報が、前回返却カード情報として台間カード処理機10aに記憶される。次に、1020号機の台間カード処理機10bに、同じカードを挿入して遊技を行い、残額と持玉を更新して(S2)、カードを返却した場合、カードにカード情報が記録される。次に、持玉の残高がある1001号機の台間カード処理機10aに、同じカードを挿入した場合、台間カード処理機10aが記憶している前回返却カード情報と挿入したカードのカード情報が異なるため、カードを返却する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
遊技機管理媒体数を用いた遊技を提供する遊技機に併設され、記憶媒体に係る処理を行う各台装置であって、
少なくとも第1の記憶媒体の識別情報を記憶する記憶手段と、
前記遊技機から前記遊技機管理媒体数を取得する取得手段と、
前記第1の記憶媒体の返却操作を受け付けた場合に、前記第1の記憶媒体の識別情報を前記記憶手段に記憶した後に、前記第1の記憶媒体を返却するよう制御する第1の制御手段と、
所定の挿入口に第2の記憶媒体が挿入された場合に、少なくとも前記第2の記憶媒体の識別情報が前記記憶手段に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御する第2の制御手段と
を備えたことを特徴とする各台装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記第2の制御手段は、
前記各台装置に所定数以上の持遊技媒体数が存在するか又は前記遊技機に所定数以上の前記遊技機管理媒体数が存在する状態で、前記挿入口に前記第2の記憶媒体が挿入された場合に、少なくとも前記第2の記憶媒体の識別情報が前記記憶手段に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の各台装置。
【請求項3】
前記記憶手段は、
前記第1の記憶媒体の識別情報及び媒体種別を記憶し、
前記第2の制御手段は、
所定の挿入口に第2の記憶媒体が挿入された場合に、前記第2の記憶媒体の識別情報及び媒体種別が、前記記憶手段に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報及び媒体種別と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の各台装置。
【請求項4】
前記記憶手段は、
前記第1の記憶媒体の識別情報及び前記第1の記憶媒体に関連付けられたプリペイド残額の最終更新号機情報を記憶し、
前記第2の制御手段は、
所定の挿入口に第2の記憶媒体が挿入された場合に、前記第2の記憶媒体の識別情報及び前記第2の記憶媒体に記憶された前記プリペイド残額の最終更新号機情報が、前記記憶手段に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報及び前記プリペイド残額の最終更新号機情報と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の各台装置。
【請求項5】
前記第2の制御手段は、
前記第2の記憶媒体に記憶されたプリペイド残額の最終更新号機情報が、前記記憶手段に記憶された前記プリペイド残額の最終更新号機情報と一致しない場合であっても、前記第2の記憶媒体に記憶された前記プリペイド残額の最終更新号機情報が前記プリペイド残額の精算を行う精算機の号機番号である場合には、両者が一致するとして前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御することを特徴とする請求項4に記載の各台装置。
【請求項6】
前記記憶手段は、
前記第1の記憶媒体の識別情報及び前記第1の記憶媒体に関連付けられた持遊技媒体数の最終更新号機情報を記憶し、
前記第2の制御手段は、
所定の挿入口に第2の記憶媒体が挿入された場合に、前記第2の記憶媒体の識別情報及び前記第2の記憶媒体に記憶された前記持遊技媒体数の最終更新号機情報が、前記記憶手段に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報及び前記持遊技媒体数の最終更新号機情報と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の各台装置。
【請求項7】
前記第2の制御手段は、
前記第2の記憶媒体に記憶された前記持遊技媒体数の最終更新号機情報が、前記記憶手段に記憶された前記持遊技媒体数の最終更新号機情報と一致しない場合であっても、前記第2の記憶媒体に記憶された前記持遊技媒体数の最終更新号機情報が前記持遊技媒体数の賞品交換を行う賞品管理装置の号機番号である場合には、両者が一致するとして前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御することを特徴とする請求項6に記載の各台装置。
【請求項8】
遊技機管理媒体数を用いた遊技を提供する遊技機と、前記遊技機に併設され、記憶媒体に係る処理を行う各台装置とを有する遊技システムであって、
前記各台装置は、
少なくとも第1の記憶媒体の識別情報を記憶する記憶手段と、
前記遊技機から前記遊技機管理媒体数を取得する取得手段と、
前記第1の記憶媒体の返却操作を受け付けた場合に、前記第1の記憶媒体の識別情報を前記記憶手段に記憶した後に、前記第1の記憶媒体を返却するよう制御する第1の制御手段と、
所定の挿入口に第2の記憶媒体が挿入された場合に、少なくとも前記第2の記憶媒体の識別情報が前記記憶手段に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御する第2の制御手段と
を備えたことを特徴とする遊技システム。
【請求項9】
遊技機管理媒体数を用いた遊技を提供する遊技機に併設され、記憶媒体に係る処理を行う各台装置で実行される遊技方法であって、
前記各台装置が、前記遊技機から前記遊技機管理媒体数を取得する取得工程と、
前記各台装置が、第1の記憶媒体の返却操作を受け付けた場合に、前記第1の記憶媒体の識別情報を所定の記憶部に記憶した後に、前記第1の記憶媒体を返却するよう制御する第1の制御工程と、
前記各台装置が、所定の挿入口に第2の記憶媒体が挿入された場合に、少なくとも前記第2の記憶媒体の識別情報が前記記憶部に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御する第2の制御工程と
を含むことを特徴とする遊技方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機管理玉数の横取りに起因する遊技客間のトラブルを防止することができる各台装置、遊技システム及び遊技方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、パチンコ店などの遊技店では、物理的に存在する玉又はメダルからなる遊技媒体を用いた遊技を可能とする遊技機が遊技店に配設されてきたが、最近では、かかる遊技媒体を遊技機の内部に遊技機管理媒体数というデータとして記憶し、この遊技機管理媒体数を用いた遊技を可能とするスマート遊技機(以下、単に「遊技機」と言う)が知られている。
【0003】
例えば、玉を用いたパチンコ遊技を提供する遊技機は、「遊技機管理玉数」と呼ばれるデータを記憶し、該遊技機に併設される台間カード処理機(各台装置)は、「持玉数」と呼ばれるデータを記憶する(例えば、特許文献1を参照)。そして、所定のカード返却操作が行われたならば、持玉数をカードIDに関連付けてカードを返却する処理を行う。
【0004】
このため、遊技客が遊技中に大当たりをして遊技機管理玉数が増えたならば一度カードを返却し、遊技機管理玉数が減少したならば返却したカードをカード挿入口に再挿入して所定の貸出操作を行って、遊技機管理玉数を増加させることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-040875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、遊技機に遊技機管理玉数が記憶されている状態で遊技客が離席したならば、第三者が遊技機管理玉数を横取りする可能性がある。具体的には、第三者は台間カード処理機にカードを挿入して計数操作を行い、遊技機管理玉数を持玉数に移行した後にカード返却操作を行う。特に、スマート遊技機の場合には、簡単な操作で迅速に遊技機管理玉数を持玉数に移行することができるため、遊技機管理玉数の横取りに伴う問題が生ずる可能性が高くなる。
【0007】
本発明は、上記の従来技術の課題を解消するためになされたものであって、遊技機管理玉数の横取りに起因する遊技客間のトラブルを防止することができる各台装置、遊技システム及び遊技方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は、遊技機管理媒体数を用いた遊技を提供する遊技機に併設され、記憶媒体に係る処理を行う各台装置であって、少なくとも第1の記憶媒体の識別情報を記憶する記憶手段と、前記遊技機から前記遊技機管理媒体数を取得する取得手段と、前記第1の記憶媒体の返却操作を受け付けた場合に、前記第1の記憶媒体の識別情報を前記記憶手段に記憶した後に、前記第1の記憶媒体を返却するよう制御する第1の制御手段と、所定の挿入口に第2の記憶媒体が挿入された場合に、少なくとも前記第2の記憶媒体の識別情報が前記記憶手段に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記発明において、前記第2の制御手段は、前記各台装置に所定数以上の持遊技媒体数が存在するか又は前記遊技機に所定数以上の前記遊技機管理媒体数が存在する状態で、前記挿入口に前記第2の記憶媒体が挿入された場合に、少なくとも前記第2の記憶媒体の識別情報が前記記憶手段に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記発明において、前記記憶手段は、前記第1の記憶媒体の識別情報及び媒体種別を記憶し、前記第2の制御手段は、所定の挿入口に第2の記憶媒体が挿入された場合に、前記第2の記憶媒体の識別情報及び媒体種別が、前記記憶手段に記憶された前記第1の記憶媒体の識別情報及び媒体種別と一致するならば、前記第2の記憶媒体を受け付けるよう制御することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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