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公開番号2025088126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023202609
出願日2023-11-30
発明の名称遊技機
出願人株式会社ニューギン
代理人個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250604BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】発展演出等の演出を一通り把握した遊技者を楽しませることができる新たな演出を実行する遊技機を提供する。
【解決手段】図柄制御手段は、複数の図柄列のうちの二つ以上の図柄列によって構成されかつ特定数字に係る特定装飾図柄を含む特定図柄組合せを表示させ得、特定装飾図柄には、第一特定装飾図柄と、第二特定装飾図柄と、があり、装飾図柄の数字部分の最大幅に対する中心線と当該装飾図柄の最大幅に対する中心線との距離である所定距離について、第一特定装飾図柄に係る所定距離と、第二特定装飾図柄に係る所定距離と、が異なり、特定図柄組合せには、第一特定装飾図柄を含みかつ第二特定装飾図柄を含まない第一特定図柄組合せと、第二特定装飾図柄を含む第二特定図柄組合せと、があり、第二特定図柄組合せが表示されるときと、第一特定図柄組合せが表示されるときとで、特典に係る有利度が異なる。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項１】
当否判定の実行を伴う図柄変動において、それぞれに複数種類の装飾図柄が施された複数の図柄列を変動表示させ、前記当否判定の結果に対応する図柄組合せで前記複数の図柄列を停止させる遊技機であり、図柄変動の終了後に特典を付与可能な遊技機であって、
前記複数の図柄列を制御する図柄制御手段を、備え、
前記図柄制御手段は、前記複数の図柄列のうちの二つ以上の図柄列によって構成されかつ特定数字に係る特定装飾図柄を含む特定図柄組合せを表示させ得、
前記特定装飾図柄には、第一特定装飾図柄と、第二特定装飾図柄と、があり、
装飾図柄の数字部分の最大幅に対する中心線と当該装飾図柄の最大幅に対する中心線との距離である所定距離について、前記第一特定装飾図柄に係る前記所定距離と、前記第二特定装飾図柄に係る前記所定距離と、が異なり、
前記特定図柄組合せには、
前記第一特定装飾図柄を含みかつ前記第二特定装飾図柄を含まない第一特定図柄組合せと、
前記第二特定装飾図柄を含む第二特定図柄組合せと、
があり、
前記第二特定図柄組合せが表示されるときと、前記第一特定図柄組合せが表示されるときとで、前記特典に係る有利度が異なり、
前記第二特定図柄組合せには、前記特定装飾図柄が複数含まれる、
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示（約 98 文字）【請求項２】
請求項１に記載の遊技機であって、
前記第二特定図柄組合せには、前記第二特定装飾図柄に加え、前記第一特定装飾図柄が含まれる、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、パチンコ機等の遊技機に関する。
続きを表示（約 2,600 文字）【背景技術】
【０００２】
パチンコ機等に代表される遊技機には、大当りに当選しているか否か報知する発展演出を実行するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－９８７７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このような発展演出は、遊技する誰もが認識するものであり、一度見慣れてしまうと遊技興趣の向上をさせるには至らない。
【０００５】
よって、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、発展演出等の演出を一通り把握した遊技者を楽しませることができる新たな演出を実行する遊技機を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明によれば、当否判定の実行を伴う図柄変動において、それぞれに複数種類の装飾図柄が施された複数の図柄列を変動表示させ、前記当否判定の結果に対応する図柄組合せで前記複数の図柄列を停止させる遊技機であり、図柄変動の終了後に特典を付与可能な遊技機であって、前記複数の図柄列を制御する図柄制御手段を、備え、前記図柄制御手段は、前記複数の図柄列のうちの二つ以上の図柄列によって構成されかつ特定数字に係る特定装飾図柄を含む特定図柄組合せを表示させ得、前記特定装飾図柄には、第一特定装飾図柄と、第二特定装飾図柄と、があり、装飾図柄の数字部分の最大幅に対する中心線と当該装飾図柄の最大幅に対する中心線との距離である所定距離について、前記第一特定装飾図柄に係る前記所定距離と、前記第二特定装飾図柄に係る前記所定距離と、が異なり、前記特定図柄組合せには、前記第一特定装飾図柄を含みかつ前記第二特定装飾図柄を含まない第一特定図柄組合せと、前記第二特定装飾図柄を含む第二特定図柄組合せと、があり、前記第二特定図柄組合せが表示されるときと、前記第一特定図柄組合せが表示されるときとで、前記特典に係る有利度が異なり、前記第二特定図柄組合せには、前記特定装飾図柄が複数含まれる、ことを特徴とする遊技機が提供される。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、発展演出等の演出を一通り把握した遊技者を楽しませることができる新たな演出を実行する遊技機が提供される。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、遊技機の正面図である。
図２は、図１に示す領域ＩＩに配設される図柄表示装置を示す図である。
図３は、図１に示す領域ＩＩＩに配設される操作ボタン群およびその周辺を示す鳥瞰図である。
図４は、遊技機内に設置される遊技盤を示す図である。
図５は、遊技機の背面図である。
図６は、遊技機が備える制御構成を示すブロック図である。
図７は、遊技機が備える機能構成を示すブロック図である。
図８（ａ）は、特図当否判定用の抽選テーブルを模式的に示す図であり、図８（ｂ）は、特図１に係る特図当否判定において大当りが導出された場合に用いられる停止図柄抽選用の抽選テーブルを模式的に示す図であり、図８（ｃ）は、特図２に係る特図当否判定において小当りが導出された場合に用いられる停止図柄抽選用の抽選テーブルを模式的に示す図であり、図８（ｄ）は、特図２に係る特図当否判定において大当りが導出された場合に用いられる停止図柄抽選用の抽選テーブルを模式的に示す図である。
図９（ａ）は、特図変動パターン導出状態ＰＡ時の特図１に係る図柄変動で用いられる特図変動パターン抽選テーブルを模式的に示す図であり、図９（ｂ）は、特図変動パターン導出状態ＰＡ時の特図１に係る図柄変動において特図変動パターンＨＮＰが決定された場合に用いられる特図変動パターン抽選テーブルを模式的に示す図である。
図１０（ａ）は、特図変動パターン導出状態の遷移を示す状態遷移図であり、図１０（ｂ）は、特図変動パターン導出状態ごとの平均変動時間の関係を示す図である。
図１１は、リーチ図柄抽選に用いられる抽選テーブルを模式的に示す図である。
図１２（ａ）は、通常リーチの具体例を示す図であり、図１２（ｂ）は、違和感リーチの具体例を示す図である。
図１３は、リーチ演出制御処理のフローである。
図１４（ａ）は、違和感リーチ演出の実行抽選に用いられる抽選テーブルを、図１４（ｂ）は、違和感リーチ演出に係る演出パターンの選択抽選に用いられる抽選テーブルを、模式的に示す図である。
図１５（ａ）は、演出パターンＰ１に係る違和感リーチ演出の流れを、図１５（ｂ）は、演出パターンＰ２に係る違和感リーチ演出の流れを、示すタイミングチャートである。
図１６（ａ）は、演出パターンＰ３に係る違和感リーチ演出の流れを、図１６（ｂ）は、演出パターンＰ４に係る違和感リーチ演出の流れを、示すタイミングチャートである。
図１７（ａ）および図１７（ｂ）は、違和感リーチの変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。また、以下の説明では、「前」「後」「左」「右」「上」「下」とは、特に断りのない限り、図１に示すように遊技機１０を正面側（遊技者側）から見た状態で指称するものとする。
なお、以降の説明における「有利（有利度）」とは、遊技者に対して有利であることを指し、さらに、特に断りがない限り、いわゆるプレミア画像等の演出面を除き、賞球（遊技媒体）の獲得量に関して有利であることを指す。
【００１０】
＜本発明の特徴について＞
本実施形態における遊技機１０の詳細を説明する前に、本実施形態に記載されている発明（本発明）の特徴を説明する。
なお、当該特徴を説明するにあたり、括弧内の構成は、直前の構成に対応する本実施形態の構成を例示したものであり、当該説明以降の遊技機１０の説明においても同様の用途で括弧内に構成を記載する場合がある。
（【００１１】以降は省略されています）

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