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公開番号2025087118
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201547
出願日2023-11-29
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人ネクスト
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250603BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技者による不正を防止するとともに入球容易状態から通常遊技状態への移行を遊技者に違和感なく行わせることを可能にした遊技機を提供する。
【解決手段】入球容易状態へと移行してから現時点までの第1特別図柄の変動回数が所定回転数以上である場合には、第1特別図柄と第2特別図柄の合計変動回数に従ってシナリオを進行し、入球容易状態へと移行してから現時点までの第1特別図柄の変動回数が所定回転数よりも少ない場合には、第2特別図柄の変動回数に従ってシナリオを進行するように構成する。
【選択図】図30
特許請求の範囲【請求項1】
所定条件が成立するまでを上限として第2特別図柄の入賞口への入賞が通常遊技状態よりも容易な状態である入球容易状態へと移行する状態移行手段と、
前記入球容易状態へ移行した後に、第1特別図柄と前記第2特別図柄の少なくとも一方の変動回数に従って進行するシナリオに対応した演出を実行する演出実行手段と、を有し、
前記所定条件は、前記入球容易状態へと移行してから前記第2特別図柄の変動回数が第1回転数に到達する、或いは前記入球容易状態へと移行してから前記第1特別図柄の変動回数と前記第2特別図柄の変動回数との合計が前記第1回転数よりも所定回転数だけ多い第2回転数に到達する、のいずれかを満たすことであって、
前記演出実行手段は、
前記入球容易状態へと移行してから現時点までの前記第1特別図柄の変動回数が前記所定回転数以上である場合には、前記第1特別図柄と前記第2特別図柄の合計変動回数に従ってシナリオを進行し、
前記入球容易状態へと移行してから現時点までの前記第1特別図柄の変動回数が前記所定回転数よりも少ない場合には、前記第2特別図柄の変動回数に従ってシナリオを進行することを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記演出実行手段により行われる演出として複数種類の演出モードがあって、
前記演出実行手段は、
前記入球容易状態へと移行してから現時点までの前記第1特別図柄の変動回数が前記所定回転数以上である場合には、前記第1特別図柄と前記第2特別図柄の合計変動回数に応じて実行される前記演出モードを切り替えることで、シナリオを進行し、
前記入球容易状態へと移行してから現時点までの前記第1特別図柄の変動回数が前記所定回転数よりも少ない場合には、前記第2特別図柄の変動回数に応じて実行される前記演出モードを切り替えることで、シナリオを進行することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記複数種類の演出モードには、演出モードの移行を報知する報知演出モードが含まれ、
前記演出実行手段は、
前記入球容易状態へと移行してから現時点までの前記第1特別図柄の変動回数が前記所定回転数よりも少ない場合であっても、前記報知演出モードへと移行した後は前記第1特別図柄と前記第2特別図柄の合計変動回数に応じて実行される前記演出モードを切り替えることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記複数種類の演出モードには、前記第1特別図柄と前記第2特別図柄の合計変動回数或いは前記第2特別図柄の変動回数が特定の変動回数に到達した1変動の間のみ実行される特殊演出モードが含まれ、
前記演出実行手段は、
前記入球容易状態へと移行してから現時点までの前記第1特別図柄の変動回数が前記所定回転数よりも少ない場合であっても、前記特殊演出モードへと移行した後は前記第1特別図柄と前記第2特別図柄の合計変動回数に応じて実行される前記演出モードを切り替えることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、例えば遊技機の一つであるパチンコ遊技機では、始動入賞口にパチンコ球が入賞すると画像表示装置に表示された図柄が変動を開始するとともに、一定時間後に停止され、停止した図柄が特定の組み合わせに揃うと大当たりとなり大入賞口が開放され、遊技者が多くのパチンコ球を獲得できる構成となっている。
【0003】
また、上記パチンコ遊技機では大当たりの判定結果を報知する手段として、遊技者に遊技を飽きさせない目的で、図柄の変動に加えて、画像、音、ランプ、役物を用いて様々な演出を行っている。更にこのような演出について1変動毎に独立した演出とするのではなく、変動回数に応じて進行するシナリオ(ストーリー)に沿って行うことも提案されている(例えば特開2006-326136号公報)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-326136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、一般的にパチンコ遊技機では第1特別図柄と第2特別図柄の2種類の特別図柄が存在し、夫々対応する入賞口を有している。遊技機では遊技状態毎に、第1特別図柄と第2特別図柄の内から遊技者に対して主に報知する対象となる特別図柄であるメイン特別図柄が予め決められており、遊技者は基本的には現在の遊技状態に基づいて定められたメイン特別図柄に対応する入賞口を狙って遊技を行い、メイン特別図柄の変動のみが繰り返し行われることを想定しているが、遊技者によってはそのような想定通りの遊技を行わない者も存在する。その結果、例えば第2特別図柄をメイン特別図柄とする遊技状態であるにもかかわらず、第1特別図柄での変動が主として行われたり、第2特別図柄の変動の間に本来想定していない第1特別図柄の変動を挟む等の事象が発生する。従って、第2特別図柄の変動回数に応じて進行するようにシナリオを設定すると、設定していたシナリオが想定通りに実現できなくなる問題があった。
【0006】
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、遊技者が想定した通りの遊技を行わない場合であっても、設定したシナリオに沿った演出を実行することを可能にした遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため本発明に係る遊技機は、所定条件が成立するまでを上限として第2特別図柄の入賞口への入賞が通常遊技状態よりも容易な状態である入球容易状態へと移行する状態移行手段と、前記入球容易状態へ移行した後に、第1特別図柄と前記第2特別図柄の少なくとも一方の変動回数に従って進行するシナリオに対応した演出を実行する演出実行手段と、を有し、前記所定条件は、前記入球容易状態へと移行してから前記第2特別図柄の変動回数が第1回転数に到達する、或いは前記入球容易状態へと移行してから前記第1特別図柄の変動回数と前記第2特別図柄の変動回数との合計が前記第1回転数よりも所定回転数だけ多い第2回転数に到達する、のいずれかを満たすことであって、前記演出実行手段は、前記入球容易状態へと移行してから現時点までの前記第1特別図柄の変動回数が前記所定回転数以上である場合には、前記第1特別図柄と前記第2特別図柄の合計変動回数に従ってシナリオを進行し、前記入球容易状態へと移行してから現時点までの前記第1特別図柄の変動回数が前記所定回転数よりも少ない場合には、前記第2特別図柄の変動回数に従ってシナリオを進行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
前記構成を有する本発明に係る遊技機によれば、遊技者が想定した通りの遊技を行わない場合であっても、設定したシナリオに沿った演出を実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。
図1に示すパチンコ遊技機に設けられた表示器類を拡大して示す説明図である。
図1に示すパチンコ遊技機に設けられた主制御基板および周辺機器の電気的構成をブロックで示す説明図である。
図1に示すパチンコ遊技機に設けられたサブ制御基板および周辺機器の電気的構成をブロックで示す説明図である。
大当たり判定テーブルの説明図である。
普図当たり判定テーブルの説明図である。
大当たり種別判定テーブルの説明図である。
リーチ判定テーブルの説明図である。
特図変動パターン選択テーブルの説明図である。
第1特図保留記憶部の記憶内容を示す説明図である。
第2特図保留記憶部の記憶内容を示す説明図である。
第1特図保留演出記憶部の説明図である。
第2特図保留演出記憶部の説明図である。
遊技制御用マイコンが実行するメイン側主制御処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図14に示すメイン側主制御処理において実行するメイン側タイマ割込処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図15に示すメイン側タイマ割込処理において実行する始動口センサ検出処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図15に示すメイン側タイマ割込処理において実行するV入賞検出処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図15に示すメイン側タイマ割込処理において実行する特別図柄待機処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図18に示す特別図柄待機処理において実行する第2特図大当たり判定処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図18に示す特別図柄待機処理において実行する第2特図変動パターン選択処理のフローチャートである。
図20のフローチャートの続きのフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図15に示すメイン側タイマ割込処理において実行する特別図柄変動処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図15に示すメイン側タイマ割込処理において実行する特電動作処理のフローチャートである。
大当たり遊技後の時短Aへの移行条件を説明した図である。
大当たり遊技後の時短Bへの移行条件を説明した図である。
大当たり遊技後に演出表示装置に表示される案内画面を示した図である。
第2実施形態の大当たり判定テーブルの説明図である。
第2実施形態の大当たり種別判定テーブルの説明図である。
遊技制御用マイコンが実行する遊技管理処理のフローチャートである。
第2実施形態の特図変動パターン選択テーブルの説明図である。
時短状態において演出表示装置に表示される演出画面を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態に係る遊技機について第1実施形態と第2実施形態を例に挙げて以下に図を参照しつつ説明する。以下の実施形態では、本発明の実施形態に係る遊技機としてパチンコ遊技機について説明する。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機の各部の方向を説明する場合は、そのパチンコ遊技機と対向して遊技を行う遊技者から見た方向を基準とする。具体的には、パチンコ遊技機の各部の左右方向および上下方向は、遊技者から見た左右方向および上下方向とする。また、遊技者に近づく方向を前方とし、遊技者から遠ざかる方向を後方とする。
(【0011】以降は省略されています)

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