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公開番号2025056850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166349
出願日2023-09-27
発明の名称プログラム、およびシステム
出願人株式会社コロプラ
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類A63F 13/69 20140101AFI20250401BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】興趣性を向上させることができるプログラム、およびシステムを提供する。
【解決手段】プログラムは、プロセッサを、複数のゲーム媒体を排出する初抽選を実行する抽選実行手段と、ユーザのゲームに関する情報に基づいて、抽選実行手段が排出した複数のゲーム媒体のうち、ユーザに推奨するゲーム媒体を提示する提示手段として機能させる。抽選実行手段は、提示手段が提示した後のユーザの指示に従って、新たなゲーム媒体を排出する再抽選を実行可能である。プログラムは、プロセッサを、抽選実行手段が排出したゲーム媒体を、ユーザに付与する付与手段としてさらに機能させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
プロセッサを、
複数のゲーム媒体を排出する初抽選を実行する抽選実行手段と、
ユーザのゲームに関する情報に基づいて、前記抽選実行手段が排出した複数の前記ゲーム媒体のうち、前記ユーザに推奨する前記ゲーム媒体を提示する提示手段として機能させ、
前記抽選実行手段は、前記提示手段が提示した後の前記ユーザの指示に従って、新たな前記ゲーム媒体を排出する再抽選を実行可能であり、
前記プロセッサを、前記抽選実行手段が排出した前記ゲーム媒体を、前記ユーザに付与する付与手段としてさらに機能させる、プログラム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
請求項１に記載のプログラムにおいて、
前記提示手段は、前記ユーザに推奨する前記ゲーム媒体として、当該ユーザが所有する前記ゲーム媒体よりも強い前記ゲーム媒体を提示する、プログラム。
【請求項３】
請求項１に記載のプログラムにおいて、
前記提示手段は、前記ユーザに推奨する前記ゲーム媒体として、当該ユーザが所有していない前記ゲーム媒体を提示する、プログラム。
【請求項４】
請求項１に記載のプログラムにおいて、
前記提示手段は、前記ユーザに推奨する前記ゲーム媒体として、当該ユーザが実行するコンテンツにおいて有利となる前記ゲーム媒体を提示する、プログラム。
【請求項５】
請求項１に記載のプログラムにおいて、
前記提示手段は、前記ユーザに推奨する前記ゲーム媒体として、当該ユーザの使用頻度が高い前記ゲーム媒体を提示する、プログラム。
【請求項６】
請求項１に記載のプログラムにおいて、
前記プロセッサを、前記抽選実行手段が排出した複数の前記ゲーム媒体のうち、前記ユーザによって選択された前記ゲーム媒体を保留する保留手段としてさらに機能させ、
前記抽選実行手段は、前記保留手段が保留しなかった前記ゲーム媒体に代わる前記ゲーム媒体を排出する前記再抽選を実行し、
前記付与手段は、前記保留手段が保留した前記ゲーム媒体と、前記再抽選で排出された前記ゲーム媒体とを、前記ユーザに付与する、プログラム。
【請求項７】
請求項１に記載のプログラムにおいて、
前記プロセッサを、前記ユーザの指示に従って、前記抽選実行手段の抽選結果を保留する保留手段としてさらに機能させ、
前記抽選実行手段は、前記保留手段が前記抽選結果を保留した場合に、前記初抽選と同数の前記ゲーム媒体を新たに排出する前記再抽選を実行し、
前記プロセッサを、前記抽選実行手段による複数の前記抽選結果のうちの１つを、前記ユーザに選択させる選択手段としてさらに機能させ、
前記付与手段は、前記選択手段が選択させた前記抽選結果で示される前記ゲーム媒体を、当該ユーザに付与する、プログラム。
【請求項８】
請求項７に記載のプログラムにおいて、
前記保留手段は、保留した前記抽選結果が閾値に達した場合に、古い前記抽選結果を削除する、プログラム。
【請求項９】
請求項７に記載のプログラムにおいて、
前記保留手段は、保留した前記抽選結果が閾値に達した場合に、削除する前記抽選結果を前記ユーザに選択させる、プログラム。
【請求項１０】
請求項７に記載のプログラムにおいて、
前記付与手段は、前記保留手段が保留した前記抽選結果を前記ユーザが選択する場合に、当該ユーザに対価を要求する、プログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム、およびシステムに関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来より、抽選で選択されたキャラクタやアイテム（ゲーム媒体）を取得することが可能なコンテンツ（所謂、ガチャ）を含むオンラインゲームが知られている。また、オンラインゲームのなかには、ユーザが最初の抽選結果を確認した後に、引き直し抽選をすることが可能なものもある（例えば特許文献１参照）。この種のオンラインゲームでは、最初の抽選結果と比較して、引き直し抽選の結果が良くなったり、悪くなったりする。そのため、ユーザは、最初の抽選結果を受けて、引き直し抽選を行うか否かの駆け引きを楽しむことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第７２９００１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載のオンラインゲームにおいて、当該オンラインゲームに習熟していないユーザは、最初の抽選結果の善し悪しを判別できない場合がある。そのため、当該ユーザにとっては、最初の抽選を受け入れるか、引き直し抽選を行うかを判断することが難しいという課題がある。したがって、興趣性を向上させる点においては改善の余地がある。
【０００５】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、興趣性を向上させることができるプログラム、およびシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、
プロセッサを、
複数のゲーム媒体を排出する初抽選を実行する抽選実行手段と、
ユーザのゲームに関する情報に基づいて、前記抽選実行手段が排出した複数の前記ゲーム媒体のうち、前記ユーザに推奨する前記ゲーム媒体を提示する提示手段として機能させ、
前記抽選実行手段は、前記提示手段が提示した後の前記ユーザの指示に従って、新たな前記ゲーム媒体を排出する再抽選を実行可能であり、
前記プロセッサを、前記抽選実行手段が排出した前記ゲーム媒体を、前記ユーザに付与する付与手段としてさらに機能させる、プログラム。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、オンラインゲームの興趣性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態に係るシステムの概要を示す図である。
ゲームサーバのハードウェア構成図である。
ユーザ端末のハードウェア構成図である。
ゲームサーバの機能ブロック図である。
（ａ）は第１実施形態に係るゲームのホーム画面、（ｂ）はガチャ告知画面である。
夏休みガチャ画面である
抽選制御処理を示すフローチャートである。
初抽選結果画面である。
図８の初抽選で排出されたアイテムの表示領域の拡大図である。
（ａ）は保留結果画面（１回目）、（ｂ）は再抽選結果画面（１回目）である。
（ａ）は保留結果画面（２回目）、（ｂ）は再抽選結果画面（２回目）である。
（ａ）は報酬付与画面、（ｂ）は第１実施形態の変形例１に係る報酬付与画面である。
（ａ）は第１実施形態の変形例２に係るゲームのクエスト画面、（ｂ）は抽選結果画面である。
（ａ）は第１実施形態の変形例３に係るゲームのクエスト画面、（ｂ）は抽選結果画面である。
第２実施形態に係るゲームサーバの機能ブロック図である。
第２実施形態に係る抽選制御処理を示すフローチャートである。
第２実施形態に係る夏休みガチャの初抽選結果画面である。
第２実施形態に係る再抽選結果画面（１回目）である。
第２実施形態に係る再抽選結果画面（２回目）である。
第２実施形態に係る再抽選結果画面（３回目）である。
第２実施形態の変形例１に係る再抽選結果画面（３回目）である。
第２実施形態の変形例３に係る再抽選結果画面（３回目）である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に記載する本発明の実施形態は、本発明を具体化する際の一例を示すものであって、本発明の範囲を実施形態の記載の範囲に限定するものではない。従って、本発明は、実施形態に種々の変更を加えて実施できる。また、以下の各実施形態および変形例は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、任意の組み合わせで組み合わせることができる。
【００１０】
［第１実施形態］
［システム１の概要］
図１は、第１実施形態に係るシステム１の概要を示す図である。図１に示すように、システム１は、ゲームサーバ１０と、ユーザ端末２０Ａ～２０Ｄ（以下、これらを総称して、「ユーザ端末２０」と表記することがある。）と、を備えている。なお、図１には４つのユーザ端末２０が図示されているが、システム１に含まれるユーザ端末２０の例はこれに限定されない。ゲームサーバ１０およびユーザ端末２０は、通信ネットワーク２を介して相互通信可能に接続されている。通信ネットワーク２の具体例は特に限定されないが、例えば、インターネット、移動体通信システム（例えば、４Ｇ、５Ｇなど）、Ｗｉ－Ｆｉ（登録商標）などの無線ネットワーク、またはこれらの組み合わせで構成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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