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公開番号
2025047839
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156588
出願日
2023-09-22
発明の名称
塗布制御装置、プログラム及び塗布制御方法
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
A45D
29/00 20060101AFI20250327BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】塗布液の爪からのはみ出しや塗りむらの発生を抑制し易い塗布制御装置、プログラム及び塗布制御方法を提供する。
【解決手段】塗布制御装置100は、塗布装置1と、制御装置2と、を備え、制御装置2は、爪の幅方向の長さに係る情報である爪幅情報を取得する取得手段(制御部21)と、爪幅情報に基づいて、塗布装置1による塗布液Tの塗布箇所の間隔である塗布ピッチを、爪の幅方向の端部において爪の幅方向の中央部よりも塗布ピッチが小さくなるようにして設定する設定手段(制御部21)と、設定した塗布ピッチに基づいて、塗布液Tによって形成される膜厚が均一となるように、塗布装置1による各塗布箇所への塗布液Tの吐出量を制御する制御手段(制御部21)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
爪に塗布液を塗布する塗布手段と、
前記爪の幅方向の長さに係る情報である爪幅情報を取得する爪幅情報取得手段と、
前記爪幅情報に基づいて、前記塗布手段による前記塗布液の塗布箇所の間隔である塗布ピッチを、前記爪の幅方向の端部において前記爪の幅方向の中央部よりも前記塗布ピッチが小さくなるようにして設定する設定手段と、
前記塗布ピッチに基づいて、前記塗布液によって形成される膜厚が均一となるように、前記塗布手段による各塗布箇所への前記塗布液の吐出量を制御する吐出量制御手段と、
を備えることを特徴とする塗布制御装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記吐出量制御手段は、前記爪の幅方向の端部に位置する塗布箇所おいて、前記爪の幅方向の中央部に位置する塗布箇所よりも吐出量が小さくなるようにして、各塗布箇所への前記塗布液の吐出量を制御することを特徴とする請求項1に記載の塗布制御装置。
【請求項3】
前記吐出量制御手段は、前記塗布液に対して掛ける圧力の調整によって前記吐出量を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布制御装置。
【請求項4】
前記吐出量制御手段は、前記塗布液の粘度に応じて前記塗布液に対して掛ける圧力を調整することを特徴とする請求項3に記載の塗布制御装置。
【請求項5】
前記爪幅情報取得手段は、所定の箇所に固定した状態で撮像した前記爪の画像から、前記爪幅情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布制御装置。
【請求項6】
前記設定手段は、前記爪幅情報と、塗布ピッチとの関係が予め定められたテーブルを用いて、前記塗布ピッチを設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布制御装置。
【請求項7】
前記設定手段は、前記爪幅情報と、塗布ピッチとの関係が予め定められた関係式を用いて、前記塗布ピッチを設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布制御装置。
【請求項8】
前記塗布手段の移動速度を制御する移動速度制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布制御装置。
【請求項9】
前記爪における前記塗布液の塗布領域を決定する塗布領域決定手段を備え、
前記塗布手段は、前記塗布領域内にのみ前記塗布液を塗布することを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布制御装置。
【請求項10】
前記爪の立体形状に係る情報である形状情報を取得する形状情報取得手段を備え、
前記設定手段は、前記爪幅情報に加えて、前記形状情報に基づいて、前記塗布ピッチを設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗布制御装置、プログラム及び塗布制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
爪の装飾等を目的として、爪にコーティングを施すことがあるが、このような爪のコーティングを施す方法は多様であり、例えば、自ら実施する方法(以下「セルフネイル」という。)、専門の店舗において当該店舗のスタッフに依頼する方法等が考えられる。
このうち、セルフネイルについては、刷毛等を用いて自らの手で実施することも考えられるが、このような作業には手間がかかるため、装置を用いて自動的に行うことができれば好ましい。
【0003】
そこで、爪を撮像した画像に基づいて塗布手段の移動軌跡を設定することで、爪にコーティング用の塗布液を自動的に塗布することを可能とする装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-175732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような装置によれば、装置の使用者の爪に自動的にコーティング用の塗布液を塗布することができるものの、塗布手段としてのブラシで一様に塗布するものに過ぎないことから、このような装置では、塗布液が爪からはみ出し易く、かつ、塗りむら(形成される膜厚のばらつき)が生じ易かった。
【0006】
本発明の課題は、塗布液の爪からのはみ出しや塗りむらの発生を抑制し易い塗布制御装置、プログラム及び塗布制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の塗布制御装置は、爪に塗布液を塗布する塗布手段と、前記爪の幅方向の長さに係る情報である爪幅情報を取得する爪幅情報取得手段と、前記爪幅情報に基づいて、前記塗布手段による前記塗布液の塗布箇所の間隔である塗布ピッチを、前記爪の幅方向の端部において前記爪の幅方向の中央部よりも前記塗布ピッチが小さくなるようにして設定する設定手段と、前記塗布ピッチに基づいて、前記塗布液によって形成される膜厚が均一となるように、前記塗布手段による各塗布箇所への前記塗布液の吐出量を制御する吐出量制御手段と、を備える。
【0008】
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、爪の幅方向の長さに係る情報である爪幅情報を取得する取得手段、前記爪幅情報に基づいて、爪に塗布液を塗布する塗布手段による前記塗布液の塗布箇所の間隔である塗布ピッチを、前記爪の幅方向の端部において前記爪の幅方向の中央部よりも前記塗布ピッチが小さくなるようにして設定する設定手段、前記塗布ピッチに基づいて、前記塗布液によって形成される膜厚が均一となるように、前記塗布手段による各塗布箇所への前記塗布液の吐出量を制御する制御手段、として機能させる。
【0009】
また、本発明の塗布制御方法は、爪の幅方向の長さに係る情報である爪幅情報を取得し、前記爪幅情報に基づいて、爪に塗布液を塗布する塗布手段による前記塗布液の塗布箇所の間隔である塗布ピッチを、前記爪の幅方向の端部において前記爪の幅方向の中央部よりも前記塗布ピッチが小さくなるようにして設定し、前記塗布ピッチに基づいて、前記塗布液によって形成される膜厚が均一となるように、前記塗布手段による各塗布箇所への前記塗布液の吐出量を制御する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、塗布液の爪からのはみ出しや塗りむらの発生を抑制し易い塗布制御装置、プログラム及び塗布制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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