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公開番号2025027820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132967
出願日2023-08-17
発明の名称遊技機
出願人株式会社北電子
代理人弁理士法人平和国際特許事務所
主分類A63F 5/04 20060101AFI20250220BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】従来にない興趣性の高い遊技機を提供する。
【解決手段】通常第1遊技状態(通常遊技状態)において、第1有利区間モード(通常モード、BBモード、RBモード)に制御されている場合よりも、第2有利区間モード(不遇モード)に制御されている場合の方が、不利になるように制御可能であり(図17に示すように、通常モード、BBモード、RBモードよりも不遇モードのほうが連モード1,2に移行しにくい)、特定第1遊技状態(連モード1~3)において、第1有利区間モード(通常モード、BBモード、RBモード)に制御されている場合よりも、第2有利区間モード(不遇モード)に制御されている場合の方が、不利にならないように制御可能である(図24に示すように、通常モード、BBモード、RBモードと不遇モードとで連モード1,2への移行しやすさが変化しない)。
【選択図】図24
特許請求の範囲【請求項1】
非有利区間及び有利区間を含む複数の遊技区間のうち、何れかの遊技区間に制御可能な遊技区間制御手段と、
前記有利区間において、第1有利区間モードと、当該第1有利区間モードよりも遊技者に不利な第2有利区間モードと、を含む複数の有利区間モードのうち、何れかの有利区間モードに制御可能な有利区間モード制御手段と、
第1遊技状態と、当該第1遊技状態よりも遊技価値を獲得できる確率が高い第2遊技状態と、を含む複数の遊技状態のうち、何れかの遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段と、
遊技の進行を制御可能な遊技進行制御手段と、
を備え、
前記第1遊技状態は、
通常第1遊技状態と、
前記通常第1遊技状態よりも前記第2遊技状態に移行し易い特定第1遊技状態と、
を含み、
前記遊技進行制御手段は、
前記通常第1遊技状態において、前記第1有利区間モードに制御されている場合よりも、前記第2有利区間モードに制御されている場合の方が、不利になるように制御可能であり、
前記特定第1遊技状態において、前記第1有利区間モードに制御されている場合よりも、前記第2有利区間モードに制御されている場合の方が、不利にならないように制御可能である
ことを特徴とする記載の遊技機。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1遊技状態において、前記第2遊技状態に移行させるかを判定可能な判定手段と、
前記判定手段により前記第2遊技状態に移行すると判定された場合、前記第2遊技状態に関する情報を記憶可能な記憶手段と、
を備え、
前記第2遊技状態は、
特定第2遊技状態と、
前記特定第2遊技状態とは異なる特別第2遊技状態と、
を含み、
前記記憶手段は、
前記特定第2遊技状態に制御された場合、特定情報を記憶可能であり、
前記特別第2遊技状態に制御された場合、特別情報を記憶可能であり、
前記遊技進行制御手段は、
前記通常第1遊技状態において、前記第1有利区間モードに制御されている場合よりも、前記第2有利区間モードに制御されている場合の方が、前記判定手段により前記第2遊技状態に移行すると判定されたときに前記記憶手段が特定情報を記憶しているときは前記特定第2遊技状態に移行しにくくなり、前記判定手段により前記第2遊技状態に移行すると判定されたときに前記記憶手段が特別情報を記憶しているときは前記特別第2遊技状態に移行しにくくなるように制御可能であり、
前記特定第1遊技状態において、前記第1有利区間モードに制御されている場合よりも、前記第2有利区間モードに制御されている場合の方が、前記判定手段により前記第2遊技状態に移行すると判定されたときに前記記憶手段が特定情報を記憶しているときは前記特定第2遊技状態に移行しにくくならず、前記判定手段により前記第2遊技状態に移行すると判定されたときに前記記憶手段が特別情報を記憶しているときは前記特別第2遊技状態に移行しにくくならないように制御可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第1遊技状態において、前記第2遊技状態に移行させるかを判定可能な判定手段を備え、
前記遊技進行制御手段は、
前記通常第1遊技状態において、前記第1有利区間モードに制御されている場合よりも、前記第2有利区間モードに制御されている場合の方が、前記判定手段により前記第2遊技状態に移行すると判定される確率が低くなるように制御可能であり、
前記特定第1遊技状態において、前記第1有利区間モードに制御されている場合よりも、前記第2有利区間モードに制御されている場合の方が、前記判定手段により前記第2遊技状態に移行すると判定される確率が低くならないように制御可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項4】
前記有利区間モード制御手段は、
前記遊技区間制御手段が前記有利区間に制御するときに、複数の有利区間モードのうち、何れかの有利区間モードに制御し、
前記遊技区間制御手段が前記有利区間の制御を終了するときに、当該有利区間において制御した有利区間モードを終了する
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項5】
前記有利区間モード制御手段は、
前記遊技区間制御手段が前記有利区間に制御しているときに所定条件が成立した場合は、当該有利区間中に制御する有利区間モードを再決定し、再決定した有利区間モードに制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
前記第2遊技状態は、
疑似ボーナスであり、
前記所定条件は、
前記疑似ボーナスに移行した回数が所定回数に達したことである
ことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機として、例えば、スロットマシンが知られており、スロットマシンにおいては、遊技者に有利な遊技状態として、小役やリプレイ役の入賞を成立可能に報知するAT(アシストタイム)と称される遊技状態を有するものがある。
この種の遊技機として、有利区間中に滞在する有利区間モード(遊技モード)として特定モードに制御するものが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-13605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、このような従来の遊技機には、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の遊技機は、非有利区間及び有利区間を含む複数の遊技区間のうち、何れかの遊技区間に制御可能な遊技区間制御手段と、前記有利区間において、第1有利区間モードと、当該第1有利区間モードよりも遊技者に不利な第2有利区間モードと、を含む複数の有利区間モードのうち、何れかの有利区間モードに制御可能な有利区間モード制御手段と、第1遊技状態と、当該第1遊技状態よりも遊技価値を獲得できる確率が高い第2遊技状態と、を含む複数の遊技状態のうち、何れかの遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段と、遊技の進行を制御可能な遊技進行制御手段と、を備え、前記第1遊技状態は、通常第1遊技状態と、前記通常第1遊技状態よりも前記第2遊技状態に移行し易い特定第1遊技状態と、を含み、前記遊技進行制御手段は、前記通常第1遊技状態において、前記第1有利区間モードに制御されている場合よりも、前記第2有利区間モードに制御されている場合の方が、不利になるように制御可能であり、前記特定第1遊技状態において、前記第1有利区間モードに制御されている場合よりも、前記第2有利区間モードに制御されている場合の方が、不利にならないように制御可能である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
メダルレス遊技機の外観を示す概略正面図である。
メダルレス遊技機の内部構成を示す概略斜視図である。
メダルレス遊技機の制御構成を示すブロック図である。
メダルレス遊技機の遊技方法を示すフローチャートである。
配当表を示す図表である。
内部抽選テーブルを示す図表である。
内部抽選の抽選状態の遷移を示す状態遷移図である。
遊技状態の遷移を示す状態遷移図である。
遊技状態についての説明図である。
主制御部における有利区間モード抽選で用いられる有利区間モード抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における非持越し状態中有利区間移行時又は疑似ボーナス終了時の天井ゲーム数抽選で用いられる天井ゲーム数抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における連モード又は特殊CZ終了時の天井ゲーム数抽選で用いられる天井ゲーム数抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における特殊CZゲーム数抽選で用いられる特殊CZゲーム数抽選テーブルを示す図表である。
主制御部におけるBカウンタ抽選で用いられるBカウンタ抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における通常遊技状態での疑似ボーナス抽選1で用いられる疑似ボーナス抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における通常遊技状態での疑似ボーナス抽選2で用いられる疑似ボーナス抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における通常遊技状態でのボーナス種別抽選で用いられるボーナス種別抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における高確状態抽選で用いられる高確状態抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における高確ゲーム数抽選で用いられる高確ゲーム数抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における高確状態抽選に当選したときの状態と、高確率状態抽選及び高確ゲーム数抽選の抽選結果に基づく処理との関係を示す説明図である。
主制御部におけるロングフリーズ抽選で用いられるロングフリーズ抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における特殊CZ状態又は連モードでの疑似ボーナス抽選1で用いられる疑似ボーナス抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における特殊CZ状態又は連モードでの疑似ボーナス抽選2で用いられる疑似ボーナス抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における特殊CZ状態又は連モードでのボーナス種別抽選で用いられるボーナス種別抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における1G連抽選で用いられる1G連抽選テーブルを示す図表である。
主制御部における有利区間終了抽選1で用いられる有利区間終了抽選テーブル1を示す図表である。
主制御部における有利区間終了抽選2で用いられる有利区間終了抽選テーブル2を示す図表である。
疑似ボーナスの当選時のボーナス種別の履歴を示す演出の一例を示す説明図である。
疑似ボーナスの当選時のボーナス種別の履歴を示す演出の一例を示す説明図である。
変形例における疑似ボーナス抽選で用いられる疑似ボーナス抽選テーブルを示す図表である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明に係る遊技機の好ましい実施形態について、各図面を参照して説明する。
本実施形態の遊技機は、実物のメダル(遊技媒体)を使用せずに、電子情報で貸出を受けてデータとして記憶されたメダルを用いて遊技を行うため、遊技者が実物のメダルに触れることなく遊技ができる装置である。
このように、遊技機は、当該データ形式の疑似遊技媒体を使用して遊技を行う遊技機(実施形態ではメダルレス遊技機という)である。このような遊技機は、スマートパチスロ(登録商標)、スマスロ(登録商標)等とも称される。
以下、メダルレス遊技機として、疑似ボーナス状態を有する6号機のスロットマシンに適用した例を説明するが、これに限らず、例えば、リアルボーナスの遊技が可能なノーマルタイプ(所謂Aタイプ)のスロットマシンに適用することもできる。
なお、メダルレス遊技機で使用されるデータとしてのメダルを「遊技メダル」と称し、過去の遊技で獲得した「遊技メダル」を遊技店側(管理装置、専用ユニット)に預けたデータとしてのメダルを「持メダル」と称する。
【0008】
[メダルレス遊技機1の全体構成]
まず、メダルレス遊技機1の全体構成について説明する。
前扉1aの中央部には、後方を視認可能な表示窓6が形成されており、この表示窓6を透して、リール41に表された図柄を視認することができる。
表示窓6の下方には、前側に突出する段部が形成されており、この段部の周辺に、ベットボタン2a、MAXベットボタン2b、演出ボタン2g、計数ボタン2c、精算ボタン2d、スタートレバー3、停止ボタン5などの操作手段や、遊技メダル数表示装置7、計数ボタンランプ2e、ベット数ランプ2fなどの報知手段を設けている。なお、遊技メダル数表示装置7は、段部の上面側や前面側に設けるようにしてもよい。
表示窓6の上方には、遊技者に停止ボタン5の操作順序をナビゲートするナビランプ12を備えている。
前扉1aの上部には、表示手段や報知手段として動作する表示器8を備えている。表示器8は、例えば、1画面の液晶表示器を例示することができるが、これに限らず、複数画面の構成(例えばメイン画面とサブ画面)でもよい。なお、表示器8に代え又は加えて前扉1aの下部(下パネル)に液晶表示器を設けても良く、必ずしも表示器8を設けなくてもよい。
【0009】
表示器8の側方には、報知手段として動作する、音による演出や報知を行うスピーカ9や、各役の入賞時や表示器8で表示される演出に対応して光の演出や報知を行うランプ11を備えている。
【0010】
筐体1bの内部には、遊技を統括的に制御するCPUを実装した主制御部10を備え、また、主制御部10の制御下で遊技の演出等に関する制御を行うCPUを実装した副制御部20を備えている。
また、筐体1bの内部には、ドラムユニット4を備えている。ドラムユニット4は、水平方向に並設される3つのリール41a~41cを備え、これらリール41が、ステッピングモータ(図示省略)の駆動によりそれぞれ回転可能に構成されている。
各リール41a~41cの外周面には、所定の配列に従って複数の図柄(識別情報)が表され、リール41の停止状態において、各リール41a~41cについて、連続する所定数(例えば、3つ)の図柄が表示窓6を透して視認可能となっている。
筐体1bの内部には、主制御部10及び副制御部20を含む各装置に電力を供給するための電源装置15を設けている。
筐体1bの内部には、遊技メダル数クリアボタン14や確率設定装置16が設けられており、台間装置である専用ユニット19が、各メダルレス遊技機1に対応して遊技機の外部に隣接されている(図示省略)。
(【0011】以降は省略されています)

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