TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025009631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023132979,2023106281
出願日2023-08-17,2023-06-28
発明の名称冷凍物打撃装置
出願人有限会社巧機工
代理人個人,個人
主分類B02C 19/00 20060101AFI20250109BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】包装体に収容された冷凍物を、包装体から取り出すことなく打撃することの可能な冷凍物打撃装置を提供する。
【解決手段】冷凍物を打撃する冷凍物打撃装置10であって、冷凍物が置かれる支持台11と、鉛直方向で支持台11より上に配置される受け板13と、鉛直方向で受け板13より上に配置され、かつ、鉛直方向に沿って上昇及び下降可能なウェイト16と、受け板13に設けられ、かつ、下降するウェイト16から受けた打撃力を冷凍物に伝達するバターハンマ14と、受け板13に設けられ、かつ、バターハンマ14を支持台11と受け板13との間で鉛直方向における所定範囲内で移動可能に支持するハンマ支持機構28と、を有する冷凍物打撃装置10を構成した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
冷凍物を打撃する冷凍物打撃装置であって、
前記冷凍物が置かれる第1支持台と、
鉛直方向で前記第1支持台より上に配置される第2支持台と、
鉛直方向で前記第2支持台より上に配置され、かつ、鉛直方向に沿って上昇及び下降可能なウェイトと、
前記第2支持台に設けられ、かつ、下降する前記ウェイトから受けた打撃力を前記冷凍物に伝達するハンマと、
前記第2支持台に設けられ、かつ、前記ハンマを前記第1支持台と前記第2支持台との間で鉛直方向における所定範囲内で移動可能に支持するハンマ支持機構と、
を有する、冷凍物打撃装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1記載の冷凍物打撃装置において、
前記ウェイトを支持し、かつ、前記ウェイトを鉛直方向の上死点と下死点との間で上昇及び下降させる昇降機構と、
前記ウェイトに支持力を加えて前記上死点で支持し、かつ、前記ウェイトに対する支持力を解除して前記ウェイトを自重で下降させるウェイト支持機構と、
を有する、冷凍物打撃装置。
【請求項3】
請求項2記載の冷凍物打撃装置において、
前記第2支持台は、鉛直方向に貫通する穴を有し、
前記ウェイトの一部は、前記穴内で鉛直方向に移動可能である、冷凍物打撃装置。
【請求項4】
請求項3記載の冷凍物打撃装置において、
前記ウェイトが鉛直方向に対して交差する方向に移動することを阻止するガイド部材が、前記第1支持台に立てて設けられ、
前記ウェイト支持機構は、前記ガイド部材に取り付けられている、冷凍物打撃装置。
【請求項5】
請求項2記載の冷凍物打撃装置において、
前記昇降機構は、
圧縮空気が供給されて作動状態が切り替えられるアクチュエータと、
前記アクチュエータにより鉛直方向に作動される可動部材と、
を有し、
前記可動部材の鉛直方向における位置を検出して作動状態が切り替わるスイッチが設けられ、
前記アクチュエータは、前記スイッチの作動状態に応じて作動状態が切り替わる、冷凍物打撃装置。
【請求項6】
請求項2記載の冷凍物打撃装置において、
前記第2支持台を真上から見た平面視で、前記ウェイトの外周面の形状は、基準位置を中心とする円形であり、
前記ウェイトの外周面には、前記第2支持台を真上から見た平面視で、前記基準位置を中心とする環状の係合溝が設けられ、
前記ウェイト支持機構は、
前記ウェイトに係合されて支持力を加え、かつ、前記ウェイトから解放されて支持力を解除する複数の係合要素と、
前記複数の係合要素をそれぞれ作動可能に支持する複数の支持軸と、
を有し、
前記複数の支持軸は、前記第2支持台を真上から見た平面視で、前記基準位置を中心とする同一円周上にそれぞれ配置されている、冷凍物打撃装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷凍物を打撃する冷凍物打撃装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
冷凍物を打撃する冷凍物打撃装置の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている冷凍物打撃装置は、送水ポンプと、撒き水管と、ブロック凍結品を載置し得るブロック固定器と、を有する。特許文献1に記載された冷凍物打撃装置は、送水ポンプから送られる水が、撒き水管の小孔から1.5g/cm2程度以上の打撃力で噴射され、凍結ブロックを破壊して解凍する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭54-147943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、特許文献1に記載されている冷凍物打撃装置では、包装体、例えば、段ボール箱等に収容された冷凍物を打撃しようとする場合、冷凍物を打撃する前工程で、冷凍物を包装体から取り出さなければならず面倒である、という課題を認識した。
【0005】
本開示の目的は、包装体に収容された冷凍物を、包装体から取り出すことなく打撃することの可能な、冷凍物打撃装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、冷凍物を打撃する冷凍物打撃装置であって、前記冷凍物が置かれる第1支持台と、鉛直方向で前記第1支持台より上に配置される第2支持台と、鉛直方向で前記第2支持台より上に配置され、かつ、鉛直方向に沿って上昇及び下降可能なウェイトと、前記第2支持台に設けられ、かつ、下降する前記ウェイトから受けた打撃力を前記冷凍物に伝達するハンマと、前記第2支持台に設けられ、かつ、前記ハンマを前記第1支持台と前記第2支持台との間で鉛直方向における所定範囲内で移動可能に支持するハンマ支持機構と、を有する、冷凍物打撃装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、包装体に収容された冷凍物を、包装体から取り出すことなく打撃することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
冷凍物打撃装置の一例である冷凍バター打撃装置の正面図である。
冷凍バター打撃装置の側面図である。
冷凍バター打撃装置の平面図である。
冷凍バター打撃装置が有するウェイト、バターハンマを含む部分的な側面図である。
冷凍バター打撃装置が有するウェイト、バターハンマを含む部分的な側面図である。である。
冷凍バター打撃装置が有するウェイト支持機構の側面図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、初期状態で自動ボタンが操作された状態の模式図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、第1工程でブラケット及びウェイトが上昇する状態の模式図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、第1工程でブラケット及びウェイトが上死点にある状態の模式図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、第1工程から第2工程へ移行する状態の模式図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、第3工程でウェイトが上死点から降下する状態の模式図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、第3工程でウェイトが下死点にある状態の模式図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、第3工程から第4工程へ移行する状態の模式図である。
冷凍バター打撃装置の初期状態、第1工程及び第2工程を示す模式的な側面図である。
冷凍バター打撃装置の第3工程、終了工程3及び終了工程4を示す模式的な側面図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、終了工程1の模式図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、終了工程2の模式図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、終了工程3の模式図である。
冷凍バター打撃装置における圧縮空気の供給系統を示し、終了工程4の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(概要)
以下、冷凍物打撃装置に含まれるいくつかの実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、冷凍物打撃装置の一例として、冷凍バターが収容された包装体をハンマで打撃して、冷凍バターを破壊する冷凍バター打撃装置を取り上げて説明する。本実施形態を説明するための図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】
(冷凍バター打撃装置の構成)
図1、図2及び図3には、冷凍バター打撃装置10が示されている。冷凍バター打撃装置10は、支持台11と、複数の支柱12と、受け板13と、バターハンマ14と、複数のパイプガイド15と、ウェイト16と、ロッドレスシリンダ17と、ロッドレスシリンダブラケット(以下、「ブラケット」と略記する)18と、ブラケットアーム19と、ウェイト支持機構20と、カバー21と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

有限会社巧機工
冷凍物打撃装置
24日前
有限会社巧機工
冷凍物打撃装置
21日前
株式会社北川鉄工所
籾殻分離装置
21日前
中越パルプ工業株式会社
繊維を含む混合液の微細化処理装置
24日前
林化成株式会社
無機化合物粉末の製造方法及び粉砕処理システム
11日前
有限会社巧機工
冷凍物打撃装置
21日前
株式会社中西製作所
炊飯の前処理方法、および炊飯の前処理システム
4日前
ヴァミィヤ マニュファクチャリング カンパニー
回転式材料減容化ツール
21日前
シオノギファーマ株式会社
有機物ナノ粒子の製造方法及び有機物ナノ粒子
13日前
テクトロニクス・インコーポレイテッド
試験測定システム
21日前