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公開番号2025000861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2024171888,2020084824
出願日2024-09-30,2020-05-13
発明の名称遊技機
出願人株式会社藤商事
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241224BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】電動役物の動作を確認可能な遊技機を提供する。
【解決手段】当りに関する抽選を実行する抽選手段と、電気的駆動源により駆動される複数の電動役物と、抽選手段の抽選の結果に基づき、電動役物の動作を制御可能に構成された電動役物制御手段とを備え、抽選手段による抽選で当選する確率に関する設定値を記憶可能に構成された遊技機であって、設定値を表示可能な設定表示手段と、設定値を確認可能な設定確認状態に制御する設定確認制御手段と、電動役物の動作を確認する確認動作を実行可能な役物確認動作実行手段と備え、所定の開始条件を満たす場合に前記設定確認状態を開始し、所定の終了条件を満たす場合に前記設定確認状態を終了するように構成され、役物確認動作実行手段は、設定確認状態中に、前記複数の電動役物の少なくとも一部の確認動作を、同一または略同一のタイミングで実行するように構成した。
【選択図】図114
特許請求の範囲【請求項１】
第１ＲＯＭ領域、前記第１ＲＯＭ領域とは別の第２ＲＯＭ領域とを有する主制御手段と、
前記主制御手段から送信される制御コマンドに基づいて、遊技に関する制御を実行可能な副制御手段と、
前記副制御手段により制御される表示手段と、
遊技球の入球を検出可能な検出手段と、を備え、
領域内処理を実行する領域内プログラムを前記第１ＲＯＭ領域に、領域外処理を実行する領域外プログラムを前記第２ＲＯＭ領域に記憶させた遊技機であって、
前記領域内プログラムには、遊技進行に係る遊技処理を実行するための遊技制御プログラムが記憶され、
前記領域外プログラムには、所定対象の検査に係る検査処理を実行するための検査制御プログラムが記憶され、
前記主制御手段は、
前記検査処理が実行される場合、前記制御コマンドとして第１検査コマンドを前記副制御手段に対して送信し、
前記検査処理中に前記検出手段による遊技球の入球を検出した場合、前記制御コマンドとして第２検査コマンドを前記副制御手段に対して送信するよう構成され、
前記副制御手段は、
前記第１検査コマンドに基づいて、前記検査処理に関する第１表示を前記表示手段に表示させ、
前記第２検査コマンドに基づいて、前記遊技球の入球に関する第２表示を前記表示手段に表示させるよう構成され、
前記表示手段は
前記第１表示と前記第２表示とを重複的に表示するように構成された、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示（約 5,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、遊技機は、可動部材により入賞口（たとえば、大入賞口や始動口）を閉状態と開状態とに変化可能な電動役物を備え、当りに当選した場合には、その電動役物を作動させて、遊技者に有利な特典遊技を発生可能に構成されている（たとえば下記特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１３－２２２２０号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記電動役物は、遊技進行上、重要な部材であり、電動役物が正常に動作するか否かを確認可能な検査手段を搭載することが望まれる。
【０００５】
そこで本発明の目的は、電動役物の動作を確認可能な遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
（１）第１ＲＯＭ領域、前記第１ＲＯＭ領域とは別の第２ＲＯＭ領域、および所定のＲＡＭ領域を有する主制御手段と、
前記主制御手段から送信される制御コマンドに基づいて、遊技に関する制御を実行可能な副制御手段と、
前記ＲＡＭ領域に記憶された内容をクリアするためのＲＡＭクリア手段と、を備え、
領域内処理を実行する領域内プログラムを前記第１ＲＯＭ領域に、領域外処理を実行する領域外プログラムを前記第２ＲＯＭ領域に記憶させた遊技機であって、
前記領域内プログラムには、遊技進行に係る遊技処理を実行するための遊技制御プログラムが記憶され、
前記領域外プログラムには、所定対象の検査に係る検査処理を実行するための検査制御プログラムが記憶され、
前記主制御手段は、
電源投入時の処理にて、前記ＲＡＭクリア手段の操作を判定可能な第１判定処理および第２判定処理を実行可能であり、
前記第１判定処理の結果に基づき、前記ＲＡＭ領域に記憶された内容をクリアするＲＡＭクリア処理を実行可能であり、
前記第２判定処理の結果に基づき、前記検査処理を実行しない検査非実行処理および前記検査処理を実行する検査実行処理のいずれかの処理を実行可能に構成された、
ことを特徴とする遊技機。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、電動役物が正常に動作するか否かを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の一実施形態に係る遊技機の外観図である。
遊技盤と演出ボタンを示す図である。
制御装置を示すブロック図である。
当選種別、遊技状態遷移の説明に供する説明図である。
液晶表示装置の画面表示の説明に供する説明図である。
先読み予告演出の説明に供する説明図である。
支援搭載型に係る遊技内容（通常、時短、確変モード）の説明に供する遊技フローである。
連荘回数に応じた確変モードの演出例を示す図である。
残り時短回数に応じた時短モードの演出例を示す図である。
主制御側メイン処理を示すフローチャートである。
主制御側タイマ割込処理を示すフローチャートである。
図９中の特別図柄管理処理を示すフローチャートである。
図１０中の特図１始動口チェック処理を示すフローチャートである。
図１０中の特別図柄変動開始処理を示すフローチャートである。
図１２中の特別電動役物作動判定用乱数判定処理を示すフローチャートである。
図１２中の遊技状態移行準備処理を示すフローチャートである。
図１２中の支援時短フラグ管理処理を示すフローチャートである。
図１０中の特別図柄変動中処理を示すフローチャートである。
図１０中の特別図柄確認時間中処理の前半部を示すフローチャートである。
図１０中の特別図柄確認時間中処理の後半部を示すフローチャートである。
図１０（第１実施形態）の変形例に係る特別図柄変動開始処理を示すフローチャートである。
図１８中の特別電動役物作動判定用乱数判定処理（判定処理形態１）を示すフローチャートである。
図１８中の特別電動役物作動判定用乱数判定処理（判定処理形態２）を示すフローチャートである。
図１８中の遊技状態移行準備処理を示すフローチャートである。
図１０中の特別電動役物管理処理を示すフローチャートである。
演出制御側メイン処理を示すフローチャートである。
演出制御側タイマ割込処理を示すフローチャートである。
図２２中のコマンド解析処理における保留加算コマンド受信処理を示すフローチャートである。
図２２中のコマンド解析処理における装飾図柄指定コマンド受信処理を示すフローチャートである。
当り乱数判定テーブル（第１実施形態）を示す図である。
当り乱数判定テーブル（第１実施形態の変形例）を示す図である。
図柄テーブル選択テーブルを示す図である。
大当り図柄テーブルを示す図である。
支援時短図柄テーブルを示す図である。
ハズレ図柄テーブルを示す図である。
通常中当り・支援時短当選変動パターン振分テーブルを示す図である。
通常中ハズレ変動パターン振分テーブルを示す図である。
確変中当り・支援時短当選変動パターン振分テーブルを示す図である。
確変中ハズレ変動パターン振分テーブルを示す図である。
図３４の確変中当り・支援時短当選変動パターン振分テーブルの変形例（変形例Ａ）を示す図である。
図３５の確変中ハズレ変動パターン振分テーブルの変形例（変形例Ａ）を示す図である。
図３４の確変中当り・支援時短当選変動パターン振分テーブルの変形例（変形例Ｂ）を示す図である。
図３５の確変中ハズレ変動パターン振分テーブルの変形例（変形例Ｂ）を示す図である。
時短中当り・支援時短当選変動パターン振分テーブルを示す図である。
時短中ハズレ変動パターン振分テーブルを示す図である。
遊技状態移行テーブルを示す図である。
支援搭載型に係る変動パターン振分指定番号表を示す図である。
装飾図柄演出を示すタイミングチャートである。
装飾図柄の停止動作パターンに注目したタイミングチャートである。
支援時短が当選した場合の時短突入報知演出の説明に供する図である。
時短突入報知演出の演出例１を示す図である。
時短突入報知演出の演出例２を示す図である
天井機能搭載型に係る遊技内容（通常、時短、確変モード）の説明に供する遊技フローの前半部である。
天井機能搭載型に係る遊技内容（前兆、天井、天国モード）の説明に供する遊技フローの後半部である。
天井機能搭載型に係る先読み予告の説明に供する説明図である。
ゲーム開始時天井発動支援非搭載型（天機Ａ）に係る特別図柄変動開始処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ａ）に係る天井機能管理処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ａ）に係るゲーム開始時天井発動管理処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ａ）に係る遊技状態移行準備処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ａ）に係る特別図柄確認時間中処理の前半部を示すフローチャートである。
同型（天機Ａ）に係る特別図柄確認時間中処理の後半部を示すフローチャートである。
ゲーム終了時天井発動支援非搭載型（天機Ｂ）に係る特別図柄変動開始処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ｂ）に係る特別図柄確認時間中処理の前半部を示すフローチャートである。
同型（天機Ｂ）に係る特別図柄確認時間中処理の後半部を示すフローチャートである。
同型（天機Ｂ）に係るゲーム終了時天井発動管理処理を示すフローチャートである。
ゲーム開始時天井発動支援搭載型（天機Ｃ１）に係る特別図柄変動開始処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ｃ１）に係るゲーム開始時天井発動管理処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ｃ１）に係る遊技状態移行準備処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ｃ１）に係る支援時短フラグ管理処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ｃ１）に係る特別図柄確認時間中処理の前半部を示すフローチャートである。
同型（天機Ｃ１）に係る特別図柄確認時間中処理の後半部を示すフローチャートである。
ゲーム開始時天井発動支援搭載型（天機Ｃ１）の変形例に係る特別図柄変動開始処理を示すフローチャートである。
ゲーム終了時天井発動支援搭載型（天機Ｄ１）に係る特別図柄変動開始処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ｄ１）に係る遊技状態移行準備処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ｄ１）に係る支援時短フラグ管理処理を示すフローチャートである。
同型（天機Ｄ１）に係る特別図柄確認時間中処理の前半部を示すフローチャートである。
同型（天機Ｄ１）に係る特別図柄確認時間中処理の後半部を示すフローチャートである。
同型（天機Ｄ１）に係るゲーム終了時天井発動管理処理を示すフローチャートである。
ゲーム開始時天井発動支援搭載型（天機Ｄ１）の変形例に係る特別図柄変動開始処理を示すフローチャートである。
天井用遊技状態移行テーブルを示す図である。
天井機能搭載型に係る当り・支援時短当選変動パターン振分テーブル（一般、前兆用）を示す図である。
天井機能搭載型に係る当り・支援時短当選変動パターン振分テーブル（天井、天国用）を示す図である。
天井機能搭載型に係るハズレ変動パターン振分テーブル（一般用）を示す図である。
天井機能搭載型に係るハズレ変動パターン振分テーブル（前兆、天井、天国（天国時短）用）を示す図である。
天井機能搭載型に係る変動パターン振分指定番号表を示す図である。
天井非優先発動支援搭載型に係る演出例の一例を示す図である
天井優先発動支援搭載型に係る演出例の一例を示す図である。
図７７中、図７８中の演出例の一例を示す図である。
図７７中、図７８中の演出例の一例を示す図である。
図７７中の演出シナリオ種別を示す図である。
図７８中の演出シナリオ種別を示す図である。
図７８中の他の演出シナリオ種別を示す図である。
特典付与形態の変形例の説明に供する説明図である。
通常状態中、天井時短状態中に天井機能が発動するケース（ゲーム開始時天井発動型の場合）を示す図である。
大当り時短状態中に天井機能が発動するケース（ゲーム開始時天井発動型の場合）を示す図である。
支援時短状態中に天井機能が発動するケース（ゲーム開始時天井発動型の場合）を示す図である。
通常状態中、天井時短状態中に天井機能が発動するケース（ゲーム終了時天井発動型の場合）を示す図である。
通常状態中に天井機能が発動するケース（ゲーム終了時天井発動型の場合）を示す図である。
通常状態中に天井機能が発動するケース（ゲーム開始時天井発動型の場合）を示す図である。
通常状態中に天井機能が発動するケース（ゲーム終了時天井発動型の場合）を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［第１実施形態］
以下、図面を参照しながら、本発明の第１実施形態に係る遊技機の好ましい実施形態について詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態では、本発明に係る遊技機として、弾球遊技機を例にとり説明する。
【００１０】
［第１の実施形態］
＜１．構成の概要：図１および図２＞
図１および図２を参照して、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の構成の概要を説明する。図１は本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の外観を示す正面側の斜視図を、図２は遊技盤の正面側を示した図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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