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公開番号2024155584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023070423
出願日2023-04-21
発明の名称ゲーム装置
出願人株式会社バンダイナムコアミューズメント
代理人個人,個人,個人
主分類A63F 13/28 20140101AFI20241024BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】搭乗部を支持するエアばねの給排気に関する新たな制御を実現する技術を提供すること。
【解決手段】ゲーム装置10は、ユーザが搭乗する搭乗部100をエアばね部110で支持し、搭乗部100の基準面の高さをセンサ150で計測して、制御部50でゲーム進行に応じてエアばね部110への給排気を制御する。制御部50は、センサ150の計測値に基づいて、搭乗部100の上昇限度を判定し、当該上昇限度から所定の余裕分を除いた昇降制御範囲を設定するキャリブレーション処理と、ゲーム進行に応じて、昇降制御範囲内で搭乗部100の目標高を設定する目標高設定処理と、を実行し、目標高に向けてエアばね部110への給排気を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが搭乗する搭乗部と、
前記搭乗部を支持するエアばね部と、
所与の制御信号に応じて前記エアばね部への給気及び排気を行う給排気調整部と、
前記エアばね部が支持する前記搭乗部の基準面の高さを計測するセンサと、
ゲーム進行に応じて前記制御信号を生成することで前記エアばね部への給排気を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記エアばね部への給排気を制御して、前記センサの計測値に基づく前記搭乗部の上昇限度を判定し、当該上昇限度から所定の余裕分を除いた昇降制御範囲を設定するキャリブレーション処理と、
ゲーム進行に応じて、前記昇降制御範囲内で前記搭乗部の目標高を設定する目標高設定処理と、
を実行し、前記目標高に向けて前記エアばね部への給排気を制御する前記制御信号を生成する、
ゲーム装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記キャリブレーション処理において、前記センサの計測値に基づく前記搭乗部の下降限度を判定し、当該下降限度から所定の余裕分高い位置を前記昇降制御範囲の下限として設定し、
前記制御部は、前記センサの計測値に基づく現在の高さが、前記昇降制御範囲の下限より低くならないように前記制御信号を生成する、
請求項1に記載のゲーム装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記センサの計測値に基づく現在の高さが前記目標高に近づくにつれて前記エアばね部への給排気量を漸次低減させるように前記制御信号を生成する、
請求項1に記載のゲーム装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記エアばね部への給排気量のペースが異なる複数の制御パターンの中から、ゲーム進行に応じた適用制御パターンを選択し、当該適用制御パターンに基づいて前記制御信号を生成する、
請求項3に記載のゲーム装置。
【請求項5】
前記制御パターンには、時間経過に対する参照高が定められており、
前記制御部は、前記センサの計測値に基づく現在の高さが前記適用制御パターンに従うように前記制御信号を生成する、
請求項4に記載のゲーム装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記センサの計測値に基づく現在の高さと、前記目標高との差に基づいて、前記エアばね部への給排気量のペースが異なる複数の制御パターンの中から適用制御パターンを選択し、当該適用制御パターンに基づいて前記制御信号を生成する、
請求項3に記載のゲーム装置。
【請求項7】
ゲームプレイ中に前記ユーザが操作する操作部、
を更に備え、
前記制御部は、前記エアばね部への給排気を前記操作部の操作に基づいて可変に制御するように前記制御信号を生成する、
請求項6に記載のゲーム装置。
【請求項8】
前記エアばね部は、前記搭乗部を支持する位置が異なる複数のエアばねを有し、
前記給排気調整部は、給気及び排気を前記エアばね毎に個別に行い、
前記センサは、前記エアばね毎に、支持する前記搭乗部の基準面の高さを計測し、
前記目標高設定処理は、前記エアばねの支持する高さ違いによって生じる前記搭乗部の目標傾斜方向及び目標傾斜角度を、ゲーム進行に応じて設定することを含み、
前記制御部は、前記エアばね毎の前記センサの計測値と、前記目標傾斜方向及び前記目標傾斜角度とに基づいて、給気する前記エアばねと排気する前記エアばねとの両方を選択し、当該給気と当該排気とを並行して実行するように前記制御信号を生成する、
請求項1に記載のゲーム装置。
【請求項9】
前記搭乗部の所定の制限高を超える高さ方向の変位を規制する規制部、
を更に備える請求項1から8の何れか一項に記載のゲーム装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲーム装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
人気の業務用ゲーム装置の1つとして、搭乗型の体感ゲーム装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。搭乗型の体感ゲーム装置は、プレーヤであるユーザが搭乗する搭乗部が、ゲーム進行に応じて傾斜したり振動したりする。ユーザは、ゲームプレイしながらゲーム内の出来事に連動した揺れや振動を体感することで、搭乗部が固定されて動かない非体感型のゲーム装置に比べて遥かに高いゲーム体験を得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-52835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の搭乗型体感ゲーム装置で使用されるエアばねの制御は、エアばねに給気する場合には、エアばねが最大ストロークに達するまで給気用の電磁弁を全開にして給気し、排気する場合には、エアばねが最小ストロークに達するまで排気用の電磁弁を全開にして排気するといった単純な制御であった。
【0005】
ゲーム進行に応じて給気又は排気が全開で行われる結果、最大ストロークと最小ストロークとを急速に行ったり来たりする制御が頻繁に行われるため、エアばねの使用方法として過酷であった。エアばねの寿命が短くなり、改善が望まれるところであった。また、ゲーム進行に応じたエアばねへの給排気をより細かく制御した、新しい体感を与えることも望まれていた。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、搭乗部を支持するエアばねの給排気に関する新たな制御を実現する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するための第1の発明は、ユーザが搭乗する搭乗部と、前記搭乗部を支持するエアばね部と、所与の制御信号に応じて前記エアばね部への給気及び排気を行う給排気調整部と、前記エアばね部が支持する前記搭乗部の基準面の高さを計測するセンサと、ゲーム進行に応じて前記制御信号を生成することで前記エアばね部への給排気を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記エアばね部への給排気を制御して、前記センサの計測値に基づく前記搭乗部の上昇限度を判定し、当該上昇限度から所定の余裕分を除いた昇降制御範囲を設定するキャリブレーション処理と、ゲーム進行に応じて、前記昇降制御範囲内で前記搭乗部の目標高を設定する目標高設定処理と、を実行し、前記目標高に向けて前記エアばね部への給排気を制御する前記制御信号を生成する、ゲーム装置である。
【0008】
第1の発明によれば、キャリブレーション処理によって、搭乗部の上昇限度に達しない範囲で昇降制御範囲が設定される。そして、エアばねは、昇降制御範囲の中で昇降制御されることになる。よって、従来の搭乗型体感ゲーム装置のエアばねにとって、寿命を縮める要因の1つであった「最大ストローク(上昇限度)に達した瞬間の衝撃的な高膨張圧の作用」が無く、また最大ストロークと最小ストロークとを急速に行ったり来たりする頻繁な制御も無い。よって、第1の発明では、搭乗部を支持するエアばねの給排気に関する新たな制御技術を実現できる。
【0009】
第2の発明は、上記のゲーム装置において、前記制御部は、前記キャリブレーション処理において、前記センサの計測値に基づく前記搭乗部の下降限度を判定し、当該下降限度から所定の余裕分高い位置を前記昇降制御範囲の下限として設定し、前記制御部は、前記センサの計測値に基づく現在の高さが、前記昇降制御範囲の下限より低くならないように前記制御信号を生成する、ゲーム装置である。
【0010】
第2の発明によれば、エアばねは、最小ストローク(下降限度)に達した、いわゆる「底打ち」に至らないように制御される。よって、搭乗部は常に空気によって弾性支持された状態が維持され、好適な乗り心地が確保されることになる。
(【0011】以降は省略されています)

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