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公開番号
2024108289
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-13
出願番号
2023012578
出願日
2023-01-31
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社平和
代理人
個人
,
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20240805BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】 遊技性を向上する。
【解決手段】 パチンコ機1では、第2時短状態の生起中に実行された始動判定により「時短」が判定されたことに伴い、大当り遊技状態を生起させることなく、第3時短状態を生起させることが可能となっている。この際、第3時短状態に係る時短回数について、第2時短状態に係る時短回数以上となっている。これによって、第2時短状態の生起中に実行された始動判定により「時短」が判定された場合であっても、時短回数が減少することがなくなり、遊技性を向上することが可能となる。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技判定を実行する遊技判定手段と、
所定の時短回数に応じた時短状態を生起させることが可能な時短状態制御手段と、を備え、
特別遊技状態の終了に伴い、第1の時短回数に応じた時短状態と、前記第1の時短回数より多い第2の時短回数に応じた時短状態と、を生起させることが可能であり、
時短状態の生起中に実行された前記遊技判定により特定結果が判定されたことに伴い、前記特別遊技状態を生起させることなく、第3の時短回数に応じた時短状態を生起させることが可能であり、
前記第3の時短回数は、前記第2の時短回数以上であることを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、時短状態を生起させることが可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、時短状態を生起させることが可能な遊技機が知られている(特許文献1参照)。この遊技機では、大当りの終了に応じて時短状態が生起される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-130774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の遊技機では、大当りを経由してのみ、時短状態が生起される構成であるため、遊技性が低下する恐れがある。
本発明の課題は、遊技性を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、第一の発明に係る遊技機は、遊技判定を実行する遊技判定手段と、所定の時短回数に応じた時短状態を生起させることが可能な時短状態制御手段と、を備え、特別遊技状態の終了に伴い、第1の時短回数に応じた時短状態(以下、「第1の時短状態」とする)と、前記第1の時短回数より多い第2の時短回数に応じた時短状態(以下、「第2の時短状態」とする)と、を生起させることが可能であり、時短状態の生起中に実行された前記遊技判定により特定結果が判定されたことに伴い、前記特別遊技状態を生起させることなく、第3の時短回数に応じた時短状態(以下、「第3の時短状態」とする)を生起させることが可能であり、前記第3の時短回数は、前記第2の時短回数以上であることを特徴とする。
第一の発明に係る遊技機では、第1の時短状態・第2の時短状態の生起中に実行された遊技判定により特定結果が判定されたことに伴い、特別遊技状態を生起させることなく、第3の時短状態を生起させることが可能となっている。この際、第3の時短状態に係る時短回数(第3の時短回数)が、第1の時短状態より有利となる第2の時短状態に係る時短回数(第2の時短回数)以上となっている。
これによって、時短状態の生起中において、遊技判定により特定結果が判定されたことに伴い、特別遊技状態が生起されることなく、突然、時短回数を増加させることが可能となり、遊技性を向上することが可能となる。この際、第1の時短状態より有利となる第2時短状態の生起中に実行された遊技判定により特定結果が判定された場合であっても、時短回数が減少することがなくなり、遊技性を向上することが可能となる。
ここで、遊技判定としては、後述する始動判定が該当する。遊技判定手段としては、後述する主制御回路200(ステップS11-4,S11-5,S11-7)が該当する。時短回数としては、後述する第1時短回数又は第2時短回数が該当する。時短状態としては、後述する時短状態が該当する。時短状態制御手段としては、後述する主制御回路200(ステップS13-8,S43-2)が該当する。特別遊技状態としては、後述する大当り遊技状態が該当する。第1の時短回数としては、後述する第1時短回数=50[回]、又は、第2時短回数=50[回]が該当する。第2の時短回数としては、後述する第1時短回数=100[回]、又は、第2時短回数=100[回]が該当する。特定結果としては、後述する「時短」が該当する。第3の時短回数としては、後述する第1時短回数=100,200,300[回]、又は、第2時短回数=100,200,300[回]が該当する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、遊技性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
パチンコ機の全体構成を示す斜視図である。
遊技盤の正面を示し、特に説明に必要な部分を模式的に示した図である。
パチンコ機の制御系の構成を示すブロック図である。
CPU210が使用するメモリ領域のアドレスマップである。
各種抽選の当選確率を示す図である。
普通図柄抽選の当選種別を示す図である。
特別図柄抽選の当選種別を示す図である。
遊技状態の遷移を示す図である。
CPU初期化処理を示すフローチャートである。
メインループ処理を示すフローチャートである。
電源遮断時退避処理を示すフローチャートである。
タイマ割込み処理を示すフローチャートである。
設定値管理処理を示すフローチャートである。
スイッチ管理処理を示すフローチャートである。
普図始動球検出処理を示すフローチャートである。
特図1始動球検出処理を示すフローチャートである。
特図2始動球検出処理を示すフローチャートである。
特別図柄乱数取得処理を示すフローチャートである。
特別遊技管理処理を示すフローチャートである。
特図変動待ち処理を示すフローチャートである。
特図変動中処理を示すフローチャートである。
回数切り管理処理を示すフローチャートである。
特図停止中処理を示すフローチャートである。
第1大入賞口開放前処理を示すフローチャートである。
第1大入賞口開放制御処理を示すフローチャートである。
第1大入賞口閉鎖有効処理を示すフローチャートである。
第1大入賞口開放終了ウェイト処理を示すフローチャートである。
第2大入賞口開放前処理を示すフローチャートである。
第2大入賞口開放制御処理を示すフローチャートである。
第2大入賞口閉鎖有効処理を示すフローチャートである。
第2大入賞口開放終了ウェイト処理を示すフローチャートである。
特別電役開閉切替処理を示すフローチャートである。
普通遊技管理処理を示すフローチャートである。
普図変動待ち処理を示すフローチャートである。
普図変動中処理を示すフローチャートである。
普図停止中処理を示すフローチャートである。
普通電動役物開放前処理を示すフローチャートである。
普通電動役物開放制御処理を示すフローチャートである。
普通電役開閉切替処理を示すフローチャートである。
普通電動役物閉鎖有効処理を示すフローチャートである。
普通電動役物開放終了ウェイト処理を示すフローチャートである。
性能表示装置制御処理を示すフローチャートである。
ベース比率算出処理を示すフローチャートである。
サブタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
コマンド解析処理を示すフローチャートである。
保留コマンド受信処理を示すフローチャートである。
先読みコマンド受信処理を示すフローチャートである。
変動コマンド受信処理を示すフローチャートである。
停止コマンド受信処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態では、本発明に係る遊技機を、パチンコ機1に適用している。
【0009】
(パチンコ機1の全体構成)
まず、パチンコ機1の全体構成を説明する。
図1は、パチンコ機の全体構成を示す斜視図である。パチンコ機1は、外枠ユニット2と、内枠ユニット3と、前枠ユニット4と、遊技盤ユニット10と、を含んで構成されている。
外枠ユニット2、内枠ユニット3及び前枠ユニット4は、ヒンジ機構を介して、互いに固定されている。これによって、内枠ユニット3は、外枠ユニット2に対して開閉することが可能となっている。また、前枠ユニット4は、内枠ユニット3及び外枠ユニット2のそれぞれに対して開閉することが可能となっている。
外枠ユニット2は、矩形の枠体(外枠)を含んで構成されている。そして、外枠ユニット2が備える外枠は、遊技場の島設備に対して固定される。
内枠ユニット3は、矩形の枠体(内枠)を含んで構成されている。内枠ユニット3は、外枠ユニット2の内側に配置される。
【0010】
前枠ユニット4は、矩形の扉状に形成されている。前枠ユニット4は、略中央部に配設された透明板4aと、透明板4aの周囲に配設された装飾部4bと、透明板4aの下側に配設された受皿ユニット5と、受皿ユニット5の側方に配設された発射ハンドル6と、を有している。
透明板4aは、樹脂、ガラス等の透明な材料により平板状に形成されている。装飾部4bは、透明又は半透明の樹脂材料により形成され、前方に向かって膨出する形状を有している。装飾部4bの上側の各角部には、その内部に音発生装置(スピーカ)22(図3参照)が配設された音抜部4cが設けられている。各音抜部4cには、音発生装置22が出力する音声を通過させる複数の音抜孔が設けられている。
また、装飾部4bには、複数の枠ランプ20(図3参照)が配設されている。各枠ランプ20は、ダイナミック点灯制御により駆動される複数の発光素子(LED)を含んで構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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