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公開番号2024058659
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023177699
出願日2023-10-13
発明の名称車両用ドア開閉操作装置
出願人阿爾発(広州)汽車配件有限公司,ALPHA(GUANGZHOU)AUTOMOTIVEPARTS CO.,LTD.
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類E05B 85/16 20140101AFI20240418BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】小型化による省スペース化が可能な車両用ドア開閉操作装置を提供する。
【解決手段】カバー揺動機構部20は、カバー部材31を閉位置と開位置との間で移動可能に支持する揺動可能なリンクユニット30と、モータ71によって回動するカム部材72を備え、カム部材72に設けられたカム突起88によってリンクユニット30のカムフォロア部58を押動してリンクユニット30を揺動させることで、カバー部材31を移動させる揺動ユニット70と、を有し、カムフォロア部58は、少なくとも一部が正面視においてカム部材72と重合している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両のドアに設けられた操作開口部を塞ぐ閉位置と前記操作開口部を開く開位置とに移動するカバー部材を有するカバー揺動機構部と、
前記ドア内に配置され、前記操作開口部からユーザによって操作されて前記ドアを開閉操作するドア開閉操作部と、
を備え、
前記カバー揺動機構部は、
前記カバー部材を前記閉位置と前記開位置との間で移動可能に支持する揺動可能なリンクユニットと、
モータによって回動するカム部材を備え、前記カム部材に設けられた突起部によって前記リンクユニットの係合部を押動して前記リンクユニットを揺動させることで、前記カバー部材を移動させる揺動ユニットと、
を有し、
前記係合部は、少なくとも一部が正面視において前記カム部材と重合している、
車両用ドア開閉操作装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記突起部が、前記カム部材の外形の内側に配置されている、
請求項1に記載の車両用ドア開閉操作装置。
【請求項3】
前記リンクユニットは、第1リンク部と、第2リンク部と、を有する平行リンク構造を備え、
前記カバー部材は、前記リンクユニットによって、姿勢を維持した状態で前記閉位置と前記開位置との間で移動される、
請求項1または2に記載の車両用ドア開閉操作装置。
【請求項4】
前記第1リンク部及び前記第2リンク部は、それぞれ一対のリンクアームを備え、
前記揺動ユニットは、一対の前記リンクアームの間に配置されている、
請求項3に記載の車両用ドア開閉操作装置。
【請求項5】
前記リンクユニットに負荷を付与するダンパーを備える、
請求項1または2に記載の車両用ドア開閉操作装置。
【請求項6】
前記リンクユニットに負荷を付与するダンパーを備える、
請求項3に記載の車両用ドア開閉操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ドア開閉操作装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動車のドアを開閉させる際にユーザが把持するハンドル部材が突没する構造のドア開閉操作装置が開示されている。このドア開閉操作装置では、回転角度によって回転中心からの距離が変位するカム部材をハンドル部材に当接させ、カム部材をモータ駆動することでハンドル部材を突没させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2003/0019261号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のドア開閉操作装置では、ハンドル部材がカム部材の外周に当接して押動される構成のため、ハンドル部材のストローク量に応じてカム部材の外形が大きくなり、装置が大型化してしまう。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化による省スペース化が可能な車両用ドア開閉操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
車両のドアに設けられた操作開口部を塞ぐ閉位置と前記操作開口部を開く開位置とに移動するカバー部材を有するカバー揺動機構部と、
前記ドア内に配置され、前記操作開口部からユーザによって操作されて前記ドアを開閉操作するドア開閉操作部と、
を備え、
前記カバー揺動機構部は、
前記カバー部材を前記閉位置と前記開位置との間で移動可能に支持する揺動可能なリンクユニットと、
モータによって回動するカム部材を備え、前記カム部材に設けられた突起部によって前記リンクユニットの係合部を押動して前記リンクユニットを揺動させることで、前記カバー部材を移動させる揺動ユニットと、
を有し、
前記係合部は、少なくとも一部が正面視において前記カム部材と重合している、車両用ドア開閉操作装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型化による省スペース化が可能な車両用ドア開閉操作装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る車両用ドア開閉操作装置の正面図である。
図2は、本実施形態に係る車両用ドア開閉操作装置の裏面図である。
図3は、図2におけるIII-III断面図である。
図4は、車両用ドア開閉操作装置の分解斜視図である。
図5は、カバー揺動機構部の正面図である。
図6は、カバー揺動機構部の裏面図である。
図7は、リンクユニットの斜視図である。
図8は、リンクユニットの正面図である。
図9は、リンクユニットの側面図である。
図10は、車両用ドア開閉操作装置のカバー揺動機構部の裏面図である。
図11は、車両用ドア開閉操作装置のカバー揺動機構部の断面図である。
図12は、カバー揺動機構部の動きを説明する閉状態における車両用ドア開閉操作装置の一部の斜視図及びリンクユニットの斜視図である。
図13は、カバー揺動機構部の動きを説明する開状態における車両用ドア開閉操作装置のカバー揺動機構部の裏面図である。
図14は、カバー揺動機構部の動きを説明する開状態における車両用ドア開閉操作装置のカバー揺動機構部の断面図である。
図15は、カバー揺動機構部の動きを説明する開状態における車両用ドア開閉操作装置の一部の斜視図及びリンクユニットの斜視図である。
図16は、カバー揺動機構部の動きを説明する全開状態における車両用ドア開閉操作装置のカバー揺動機構部の裏面図である。
図17は、カバー揺動機構部の動きを説明する全開状態における車両用ドア開閉操作装置のカバー揺動機構部の断面図である。
図18は、カバー揺動機構部の動きを説明する全開状態における車両用ドア開閉操作装置の一部の斜視図及びリンクユニットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用ドア開閉操作装置の正面図である。図2は、本実施形態に係る車両用ドア開閉操作装置の裏面図である。図3は、図2におけるIII-III断面図である。図4は、車両用ドア開閉操作装置の分解斜視図である。
【0010】
図1~図4に示すように、本実施形態に係る車両用ドア開閉操作装置1は、自動車等の車両のドア2に設けられる。この車両用ドア開閉操作装置1が設けられるドア2を構成するアウターパネル3には、操作開口部5が形成されており、この操作開口部5を介して、ドア2内のスペースが外部と連通される。
(【0011】以降は省略されています)

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