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公開番号2024058199
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165413
出願日2022-10-14
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人ネクスト
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240418BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技球を適切に処理できる遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機1は、第2始動口12aへの遊技球の入球を補助する補助姿勢及び補助しない通常姿勢に変化可能な普通作動部材12bと、取付板31の前面(遊技盤2の前面)に対し前方に離間して対向する前板32とを備えており、普通作動部材12bが、補助姿勢の時に、横方向に傾斜して遊技球を転動させる転動面154を取付板31の前面及び前板32の後面の間に露出し、通常姿勢では、転動面154を取付板31側(遊技盤2側)に退避させるように前後方向に移動する。普通作動部材12bは、通常姿勢から補助姿勢に変化する際の移動先端面となる前端面155に、当該普通作動部材12bの側端面157,158に近づくにつれて前板32から離間して該側端面157,158に連なる傾斜面171,172を有している。
【選択図】図28
特許請求の範囲【請求項1】
遊技盤の前面側に形成されて遊技球が流下可能な遊技領域と、前記遊技領域に設けられて遊技球が入球可能な入球口と、前記入球口への遊技球の入球を補助する補助姿勢及び補助しない通常姿勢に変化可能な作動部材と、前記遊技盤の前面に対し前方に離間して対向する前板とを備えた遊技機であって、
前記作動部材は、横方向に傾斜して遊技球を転動させる転動面を前記補助姿勢において前記遊技盤の前面及び前記前板の後面の間に露出し、前記通常姿勢では当該転動面を前記遊技盤側に退避させるように、前後方向に移動可能な部材であり、その転動面上に形成される球転動路の下流側に、当該球転動路側を向いて開口するよう前記入球口が設けられ、
前記作動部材における前記通常姿勢から前記補助姿勢に変化する際の移動先端面となる前端面に、当該作動部材の側端面に近づくにつれて前記前板から離間して該側端面に連なる傾斜面を有している
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記傾斜面は、前記作動部材における前記転動面の上流端側の側端面に近づくにつれて前記前板から離間して該側端面に連なっている請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記傾斜面は、前記作動部材における前記転動面の下流端側の側端面に近づくにつれて前記前板から離間して該側端面に連なっている請求項1に記載の遊技機。
【請求項4】
前記前板の後面に、後方へ向けて突出する減勢突部を有し、
前記減勢突部は、前記作動部材が前記補助姿勢の時に前記傾斜面及び前記前板の間に生じる隙間に対する上方位置に設けられている請求項1~3の何れか一項に記載の遊技機。
【請求項5】
前記作動部材を前記通常姿勢及び前記補助姿勢に変化させる駆動源と、
前記遊技領域に設けられて遊技球が通過可能なゲートと、
前記ゲートへの遊技球の通過を契機として当否判定を行う判定手段と、
前記判定手段による当否判定の結果に基づいて前記作動部材を前記通常姿勢から前記補助姿勢に変化させるように前記駆動源を制御する駆動制御手段とを備え、
前記減勢突部は、前記ゲートを通過した遊技球の移動先側に位置し、該ゲートからの遊技球を前記補助姿勢の前記作動部材の上に導く傾斜形状を有している請求項4に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機としては例えば、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機が知られている。このパチンコ遊技機は、機内部に配置されている遊技盤の前面側に遊技領域が形成されており、その遊技領域を機前方から視認できるように構成されている。遊技領域には、遊技球が入球可能な複数種類の入球口が設けられている。このため、遊技者のハンドル操作等によって遊技領域に打ち出された遊技球は、遊技領域を流下する過程で何れかの入球口に入球したり、或いは入球せず遊技領域の下端まで流下してアウト口から排出されたりする。入球口に遊技球が入球すると、その遊技球は入球検出センサ(近接センサ)により検出されて、当該センサの検出信号が制御手段(CPU)へと入力される。遊技球が入球口に入球した場合、制御手段は、検出信号の入力に基づき、その検出信号の種類(入球口の種類)に応じた賞球を遊技者に付与したり、遊技者に有利な状態を生じさせるか否かの抽選(当否判定)を行ったりする制御を行う。すなわち、パチンコ遊技機で遊技を行う場合、遊技球が入球口に入球することに応じて利益を得ることができる(例えば、特許文献1)。
【0003】
遊技盤には一般に、遊技球の入球し易さが変化する入球口(可変入球口)を有する可変入球手段を備えている。可変入球手段は、入球口を形成し、かつ入球検出センサを備える他、制御手段の制御により変位可能な作動部材が入球口近傍に対応的に設けられている。この可変入球手段は、常には作動部材によって入球口への遊技球の入球を阻止する状態となっている。そして、所定の契機の発生により制御手段が駆動源を制御することで、作動部材の姿勢が変化し、これにより入球口への遊技球の入球が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-13042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年はパチンコ遊技機の遊技性が多様化しているが、何れの遊技性においても可変入球手段(入球可否が変化する入球口)が重要な役割を果たしている。この可変入球手段については様々な構造が提案されているが、未だ万全でなく、改善の余地がある。
例えば、入球口の入球可否(または入球し易さ)を迅速かつ確実に切り替えできる等、遊技球を適切に処理できる構成が望まれている。
【0006】
本発明は、従来における問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、遊技球を適切に処理できる遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため本発明に係る遊技機は、遊技盤の前面側に形成されて遊技球が流下可能な遊技領域と、前記遊技領域に設けられて遊技球が入球可能な入球口と、前記入球口への遊技球の入球を補助する補助姿勢及び補助しない通常姿勢に変化可能な作動部材と、前記遊技盤の前面に対し前方に離間して対向する前板とを備えた遊技機であって、前記作動部材は、横方向に傾斜して遊技球を転動させる転動面を前記補助姿勢において前記遊技盤の前面及び前記前板の後面の間に露出し、前記通常姿勢では当該転動面を前記遊技盤側に退避させるように、前後方向に移動可能な部材であり、その転動面上に形成される球転動路の下流側に、当該球転動路側を向いて開口するよう前記入球口が設けられ、前記作動部材における前記通常姿勢から前記補助姿勢に変化する際の移動先端面となる前端面に、当該作動部材の側端面に近づくにつれて前記前板から離間して該側端面に連なる傾斜面を有していることを特徴とする。
【0008】
これによれば、前後方向に移動可能な作動部材の前端面に傾斜面を有することで、作動部材が通常姿勢から補助姿勢に変化する際、その前側に位置する遊技球が傾斜面によって横方向に誘導される。これにより、作動部材・前板の間の球噛みを抑止できる。
【発明の効果】
【0009】
前記構成を有する本発明に係る遊技機によれば、遊技球を適切に処理できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態におけるパチンコ遊技機の正面図である。
遊技盤の正面図である。なお、遊技球処理機構の前板は取り外してある。
図2Aにおける領域Xの拡大図である。
前板の正面図である。
前板の背面図である。
主制御基板及び周辺機器の電気的構成をブロックで示す説明図である。
サブ制御基板及び周辺機器の電気的構成をブロックで示す説明図である。
当否判定テーブルの説明図である。
(a)は、第1特図用の大当たり種別判定テーブルの説明図であり、(b)は、第2特図用の大当たり種別判定テーブルの説明図である。
小当たり種別判定テーブルの説明図である。
普通図柄当否判定テーブルの説明図である。
普図当たり種別判定テーブルの説明図である。
普図変動パターン選択テーブルの説明図である。
メイン側主制御処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割込処理のフローチャートである。
図柄用センサ検出処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
普図条件確認処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
特図大当たり判定処理のフローチャートである。
特別図柄関連処理のフローチャートである。
遊技状態管理処理のフローチャートである。
特別電動役物処理(1種大当たり、V当たり)のフローチャートである。
特別電動役物処理(小当たり)のフローチャートである。
サブ側主制御処理のフローチャートである。
1msタイマ割込処理のフローチャートである。
10msタイマ割込処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
(a)は、第1実施形態における普電入賞ユニット(普通作動部材が補助姿勢、侵入防止部材が入球許容位置)の正面図であり、(b)は、(a)のA-A線で切断した普通作動部材の縦断側面である。
(a)は、第1実施形態における普電入賞ユニット(普通作動部材が補助姿勢)の左側面図であり、(b)は、(a)と同一方向視において普電入賞ユニットの遊技盤に対する取付状態を示す説明図である。
(a)は、第1実施形態における普電入賞ユニット(普通作動部材が補助姿勢、侵入防止部材が入球許容位置)の平面図であり、(b)は、(a)と同一方向視において普電入賞ユニットの遊技盤に対する取付状態を示す説明図である。
(a)は、第1実施形態における普電入賞ユニット(普通作動部材が通常姿勢、侵入防止部材が入球阻止位置)を左前上方から見た斜視図であり、(b)は、普電入賞ユニット(普通作動部材が補助姿勢、侵入防止部材が入球許容位置)を左前上方から見た斜視図である。
(a)は、普通作動部材(通常姿勢)及び侵入防止部材(入球阻止位置)の右側面図であり、(b)は、普通作動部材(補助姿勢)及び侵入防止部材(入球許容位置)の右側面図であり、(c)は、入球阻止位置の侵入防止部材における開閉部の形状に関する説明図である。
第1実施形態における普電入賞ユニットのうち上カバーを上方に離間させた分解正面図であり、中カバーのアーム受け面によって侵入防止部材のアームが受け止められる前後位置において中カバー及び侵入防止部材を切断し、その断面形状を拡大して示している。
第2実施形態における普電入賞ユニットの正面図である。
(a)は、第2実施形態における普電入賞ユニット(侵入防止部が入球阻止位置)を左前上方から見た斜視図であり、(b)は、(a)の普電入賞ユニットから上カバーを取り外した状態を示している。
(a)は、第2実施形態における普電入賞ユニット(侵入防止部が入球許容位置)を左前上方から見た斜視図であり、(b)は、(a)の普電入賞ユニットから上カバーを取り外した状態を示している。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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