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公開番号2024054211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2024016171,2021211841
出願日2024-02-06,2017-01-16
発明の名称装置およびプログラム
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類G01M 17/007 20060101AFI20240409BHJP(測定;試験)
要約【課題】車内LANやKラインに設けられた診断用コネクタに診断機以外の機器を接続することがなく、また元々設けられている電子制御機器から出力される情報に基づく車両の状態に関する情報を外部機器から利用可能とすることができる装置等を提供する。
【解決手段】信号の通信路に対して電子制御機器と診断機が接続される診断用コネクタとが接続されてなる通信システムであって、外部機器を直接または間接的に接続することにより外部機器が電子制御機器と通信可能となる通信システムが設けられた車両において、通信システムと、車室内に配置された外部機器とに接続される装置であり、外部機器に接続される外部機器側接続部と、通信システムに接続される車両側接続部とを備え、外部機器側接続部が車室内に配置され、車両側接続部が、診断用コネクタ以外の箇所であって外部機器の動作に必要な信号が得られる通信システムにおける箇所に接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
工場から出荷される車両にすでに設けられており車両の制御を行うための通信路に設けられ、車両の外観にも車室内にも現れない部分の空間に配置されている車両側コネクタに対して接続する第一コネクタと、前記車両の購入後にユーザが自動車用品店で入手可能なアフター製品の備える製品側コネクタを接続する第二コネクタを備え、前記第一コネクタを介して取得した情報を前記第二コネクタを介して前記アフター製品に対して出力する機能を備えるシステムであって、前記アフター製品は車室内に設置され、前記第二コネクタは車室内にある前記製品側コネクタに接続する構成としたことを特徴とするシステム。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記通信路に接続された車両の制御を行うECUのアップデートを検出したとき所定の処理を行う機能を備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
車両の電源投入時に前記通信路を流れるパケットをキャプチャする機能を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
【請求項4】
車両の電源投入の前後に渡って前記通信路を流れるパケットをキャプチャする機能を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
【請求項5】
車両の電源投入時にキャプチャした前記通信路を流れるパケットと、車両走行時にキャプチャした前記通信路を流れるパケットとの違いに基づいて所定の処理を行う機能を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
【請求項6】
車両の自動運転のレベルを判定する機能を備え、前記アフター製品からそのレベルに応じた報知をさせる機能を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
【請求項7】
前記アフター製品は整備工場内でアフター製品の電源がオンの場合、所定の処理を行う機能を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば装置およびプログラム等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
自動車の故障診断システムとして、例えばOBD(on-board diagnostics)システム等が従来から広く使用されている。
【0003】
OBDシステムでは、自動車に設けられたOBDII(OBDIIの「II」はローマ数字の2であり、以下「OBD2」と記載する。)コネクタに外部機器を接続させることによって、自動車の各部の情報を取得することができる。自動車の整備工場等では、外部機器として診断機をOBD2コネクタに接続することにより、自動車各部の情報を取得し、当該情報に基づいて点検および整備を行うことができる。OBD2コネクタは、単にOBDコネクタとも呼ばれ、またDLC(data link connector)とも呼ばれる。OBD2コネクタには、車内LANの信号線やKラインの信号線が接続され、信号を出力可能に構成されている。
【0004】
車内LANには、自動車の制御のために設けられた複数のECU(eletronic control unit、電子制御ユニット)が接続されている。車内LANとしては、例えばCAN(controller area network)等が利用されている。また、Kラインには、例えばP2P(peer to peer)でECUが接続されている。ECUは、車内LANやKラインに対して、車内の各部に設けたセンサから取得した情報を出力する。
【0005】
OBD2コネクタは、診断用コネクタであり、通常は整備工場等で自動車の点検や整備用に使用するものであり、ユーザの運転時には何も接続されていない。しかし、OBD2コネクタは、例えば運転席のもしくは助手席の足元またはセンターコンソールの右脇もしくは左脇のように運転席から直接には見えない位置から露出するように配置されていることが多い。これは、特に、自動車の整備士がOBD2コネクタに診断機を接続し、運転席に座って自動車のアクセルペダルやブレーキペダルを操作しながら診断機の表示部を見て自動車の状態を確認できるようにする目的によると考えられ、さらに、自動車メーカーがOBD2コネクタをユーザに常用されることを想定していないためであると考えられる。
【0006】
このような車室内からアクセス可能な配置と得られる情報の有用性とが相俟って、OBD2コネクタを点検や整備以外の用途に使用したいという要求や、OBD2コネクタから出力される情報を診断機以外の外部機器でも使用したいという要求があった。特許文献1には、OBD2コネクタに接続することにより、OBD2コネクタから出力される情報を複数の機器で利用可能とすることができる装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2015-63164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところが、例えば、自動車メーカーから、トラブル防止等を理由としてOBD2コネクタに診断機以外の外部機器を取り付けないように指示等がなされるようになってきている。また例えば、OBD2コネクタに他の外部機器が接続されている場合に、ユーザが点検、整備のためにディーラーに自動車を持ち込んだときには、ディーラーの整備士が診断機を使用するために当該他の外部機器を取り外す作業が発生して点検、整備の作業効率が低下するとともに、その工賃についてユーザとディーラーとの間で余計な交渉が発生するという問題がある。
【0009】
一方、OBD2コネクタから出力される情報はエンジンの状態、燃費、自動車の速度、ドアの開閉状態等多岐にわたり、非常に利用価値が高いため、利用しないのは大きな社会的損失である。さらに、OBD2コネクタから出力される情報は、様々な外部機器での使用が可能であるため、外部機器の取り付け、取り外しを容易とすることについて、ユーザからの要望があった。
【0010】
また、最近は、OBD2コネクタが、ゲートウェイECUを介して車内LANの信号線に接続される仕様に切り替わってきている。これにより、OBD2コネクタには、ゲートウェイECUよりも内側(車両側)のECUから送信されるデータのうち、必要最小限のデータしか流れないようになってきている。そのため、従来の仕様では使用が可能であった外部機器が、OBD2コネクタに接続しても必要な情報が得られず使用できないという問題が発生している。
(【0011】以降は省略されています)

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